名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

受動喫煙対策・時代遅れの日本

2017年07月16日 | 雑感


中区栄1丁目の洲崎神社で提灯祭りが行われていた。
夕方から提灯に火が灯され、茅の輪くぐりも行われる。



露店も数店出ていたが、参拝客も少なく
店の人も手持ち無沙汰の様子。


↑無病息災の茅の輪くぐり
子供の頃は楽しみの一つで、連れ立って
出かけたことを思い出す。


↑中日新聞日曜版より
話は変わるが、広小路通は路上禁煙地域に指定されているのに、
相変わらずくわえ煙草やポイ捨てが目立つ。

特に地下鉄の出口やバス停では、我慢してきた
喫煙者が、お構いなしに吸いはじめる。



吸殻で街を汚すのも許せないが、主流煙より副流煙の
方が有害物質が多いと言われるのが気になる。



中日新聞の日曜版に「世界の受動喫煙対策」
の特集が載っていた。

世界では、働く人や子供を守る観点から、
屋内全面禁煙が進んでいる。

喫煙大国の中国や韓国でも、オリンピックなどの
イベントを機に、屋内禁煙を進めている。

日本の健康増進法は、罰則のない努力義務にとどまり、
WHOから対策強化が求められている。

厚労省提案の建物内や居酒屋などの原則禁煙は、
与党の喫煙支持議員の反対で頓挫した。

記事によると、反対理由は①自分が喫煙者で国会内が禁煙に
なると困る。②タバコ産業から献金を受けている。

こんな次元の低い発想で審議が行われるようでは、
オリンピック開催国として恥ずかしい。

自民党タバコ議連のメンバーの名前を、次の
選挙まで覚えておく必要がある。

小池知事は屋内分煙では不十分と、
全面禁煙条例化を公約に当選した。



今の勢いで都条例制定は間違いないと思うが、国政もまともな
議論で国民の健康を守ってもらいたい。
(中日新聞日曜版より転載)
コメント (4)
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