名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

伊吹山へ

2021年09月06日 | 歩く


お天気に誘われて伊吹山へ行ってきた。



名神高速を走りドライブウェイで山頂近くまで行けるので
お手軽ハイキングが楽しめる。

高層ビルが建つ前は、名古屋の街なかからも眺望できる馴染みの山であった。
伊吹おろしは冬の名物で、多くの歌でもうたわれている。



神話に登場する日本武尊の頃から伝説や歴史のある山で、山頂や山麓に
は多くの遺跡が残っている。





山岳修験者が修行する信仰の山としても名高い。



江戸時代前期の円空や後期の播隆もここで修業したと言われる。
円空は全国を行脚し12万体の仏像を彫り、笠ヶ岳を開山している。


↑琵琶湖遠望
播隆は笠ヶ岳を再興し、槍ヶ岳開山、穂高登拝を成し遂げている。





山頂付近はガスが流れ込み時々視界を遮られた。


↑三角点
山頂辺りまで野生動物が出没するようで、防護柵や扉が設置されている。





晴れていれば御嶽から乗鞍、槍・穂高、白山まで眺望が出来るのだが
残念ながらお預けとなった。





心地よい冷気に触れ、一足早く秋を満喫できたのは収穫だった。

コメント (2)
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