東山一万歩コースを歩き、植物園へ行ってきた。
森の中では盛んにヒグラシが鳴き、季節の終わりを告げている。
植物園の大温室は、現存する日本最古の公共温室で、
国の重要文化財に指定されている。
長らく保存修理工事が行われていたが、今春から公開されている。
前庭や池など周辺も整備されて、水晶宮と呼ばれる温室を引き立てている。
温室の各部屋は中央ヤシ室や多肉植物室、花卉室など
テーマごとに展開されている。
今は夏から秋への季節の変わり目で、咲いている花は少なかった。
広い園内は人もまばらで、静かに散策が楽しめた。
コロナ対策で土日祝日の入園は、予約制で入場制限をしている。
紅葉の頃には、いつもの賑わいが戻ってくるのだろうか。