名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

堀川沿いの風景

2021年09月17日 | 歩く


天王崎橋と洲崎橋の中間に小さな社があった。
楠と銀杏の古木も伐採され、塀も取り払われていた。


↑文久2年再建の文字が読める
本殿と門が残っていたが、いずれ取り壊されることだろう。
ご神体はどこかへ遷座されたと思うが、詳細は分からない。



その並びに2棟の古いマンションがあり、1棟が解体のためか
防音シートが取り付けられている。

いずれも材木問屋と製材所の跡地に建てられたマンションで、これを
契機に両岸にはマンションやホテルが次々に建てられた。
築50年近くになると、内外とも老朽化が進んでいる。



この辺りの護岸工事も始まるが、建物が護岸いっぱいに
建っているので工事が難しそう。





少し下流の日置橋は、江戸時代の堀川7橋の一つで、
昭和13年改築のままでレトロな感じ。



江戸時代は両岸数百メートルにわたって桜が植えられ、
茶店や料理屋が軒を連ね花見船も出たと言う。



護岸工事が終わり、往時の面影を残すため桜を植える
穴も作られている。



橋を東へ渡ると、中区松原で花卉卸市場がある。
市場の大部分は名古屋港へ移転したが、便利な都心の
市場を利用する業者は多い。
コメント (6)
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