名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

秋晴れの白鳥公園

2021年10月15日 | 歩く



今日も朝から青空が広がり、気持ちのいい秋晴れの一日。
お天気に誘われ白鳥公園へ行ってきた。


↑熱田記念橋を渡ると熱田神宮に出る

堀川沿いにある白鳥公園は、かつて堀川を開削した福島正則が名古屋城築城の
ための資材置き場・船置場となる堀を作ったのが始まりと言われる。


↑太夫堀水中貯木場跡、正面の白い建物は国際会議場
その後、木材を木曽や飛騨で伐採し筏に組んで木曽川を下り
集められた木材の貯木場となった。


↑堀川と貯木場を繋ぐ水門跡
白鳥貯木場は、尾張藩直轄の貯木場で、日本の木材取引の発祥の地とも言われている。
木材の一大集積地であった白鳥貯木場は、昭和40年代より周辺の木材業者とも西部木材港へ移っていった。
その跡地は、公園や国際会議場、マンション、大学などが利用している。

公園の北端に名古屋国際会議場があり、南端には池泉回遊式の白鳥庭園がある。
公園の中央部に、白鳥貯木場の名残りの太夫堀や水門などを見ることができる。



白鳥庭園は築山を御嶽山に、源流からの流れを木曽川、池を伊勢湾に見立て、
水の流れをテーマにした日本庭園。



木曽川源流のモミジはまだ緑が濃い。



木曽川中流は寝覚ノ床に似ている?


↑築山を下ると竹林が


伊勢湾に見立てた池は、潮の満ち干や落ち寄せる波の様子を演出する。



数寄屋建築の清羽亭は白鳥が舞い降りる姿をイメージして作られた。



公園から少し下ると宮の渡し跡がある。



東海道五拾三次の熱田は「宮」とも呼ばれ、桑名までの「七里の渡し」の
船着場として栄えた。



今は堀川クルーズの船着場があり、熱田神宮の初詣に利用される。
堀川の下流は川幅も広く、水も澄んでいた。

コメント (6)
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