↑広見憩いの杜
久しぶりに抜けるような秋晴れの一日となった。
お天気に誘われ、荒子観音寺へ行く途中で「広見憩いの杜」と
荒子の里を歩いてきた。
広見憩いの杜は中川運河の分岐点にあり、露橋水処理センターの
地上部分を緑地化して市民に開放している。
上流方面は松重閘門を経て堀川と繋がっていたが、現在は閉ざされている。
この上流はささしまライブの船留めで、水運が盛んな頃は名古屋港と
笹島貨物駅を結ぶ水路だった。
小栗橋で二つの水路が合流し、名古屋港方面へ向かう。
芝生の広場や運河沿いの遊歩道が整備され憩いの場となっている。
オープンして日が浅く、桜などは幼木だが、将来はかつての花見の
名所が復活されることが期待されている。
↑荒子権現っ天満
荒子観音界隈は里と呼ぶにふさわしい懐かしい風景が残っている。
荒子権現は前田利家が居城した荒子城址に建立されている。
生垣や板塀、屋敷門など郷愁を誘う風景が残っている。
毎週木曜日に荒子観音寺で行われる円空仏彫刻教室は、
10月も休講が続いている。
有志が集まり自主稽古をやっているが、数人の参加で寂しいが
静かな環境で楽しめるのでありがたい。