6月も半ばを過ぎて、蒸し暑い日が続いている。
夜は窓を開け放って寝ているので、
ウシガエルの重低音が、部屋まで響いてくる。
車の騒音ほどではないが、かなり耳障りだ。
雄ガエルのラブコールは、繁殖期が終わる
8月まで続きそうだ。
食用のためアメリカから来た外来種であるが、
繁殖力が強く、全国各地に縄張りを広げている。
↑ Wikipediaより
小魚や昆虫、在来カエル、小さな蛇など、
動くものなら何でも食べてしまう。
20センチほどもある迫力に、天敵である蛇も
尻尾を巻いて、逃げてしまいそうだ。
飛騨にいた頃は、カエルや卵塊を食べるイモリや蛇、
それを襲うクマタカやトビの姿をよく目にした。
↑ ミドリガメ
↑ ブルーギル
食物連鎖は、自然界をバランスよく保っているが、
天敵のいない都会の池は、アメリカザリガニやブルーギル、
ミドリガメなど、外来種が、我が物顔でのさばっている。
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いずれも、人間の都合で海外から連れて来られて、
今になって邪魔者扱いではかわいそうですね。
果樹の受粉用西洋ミツバチが、在来種を減らして問題になったり、
北米から来たウシガエルも、食べる人が
いなくなって、生態系に影響を与えています。
功罪はともかく、この世界でも、
グローバル化が進んで行くようです。
近くの池でも お腹の底に響くような低音が聞こえてくるので
散歩中の人に尋ねると食用ガエルでしょうとのこと。
これもウシガエルのことでしょうか?
外来種は植物でもなんでも悪者扱いですが
なにか良い点もあるのでしょうか?