季節に合わせて衣替えをするライチョウさんは、秋の装い。草の陰でじっとしていると何処にいるのか全くわからないほどです。
この頃の♂と♀は、とてもよく似た羽の色をしているので見分けがつきにくくなります。
夏羽、秋羽、冬羽と一年に3回冠羽をして、11月中旬頃までには白い羽衣となって冬の準備が整います。
今も換羽中なので、背中の羽が複雑な模様になっています。周りの風景に溶け込む保護色が改めてすごいと思いました。
ライチョウさんが、「クウ クウ・・・」と鳴いています。誰かを呼んでいるようです。
石の陰になっていた一羽が現れました。親子だと思いますが、体はもう大人と変わらないくらい大きいです。
もう安全だからお食事しましょ、と話してたのでしょうか。ウラジロタデの葉を啄み始めました ^^
右の若い子は目の上に細い赤色の肉冠が見えるのでオスのようです。
お母さんも、石の上にいると絶対敵に見つからないですね。
時々風に乗って、地獄谷からガスが上がって来ます。
有毒ガスの影響でハイマツが枯れ、周辺では紅葉したように赤くなっています。
今年は地獄谷への道が通行止めとなっていますが、ライチョウさんたちに影響がなければよいと思いました。
大日岳とミクリガ池
立山とミドリガ池
タテヤマアザミ
オヤマリンドウ
ハンゴンソウ
イワオトギリソウの紅葉が始まっていました。
チングルマの種とイワイチョウの黄葉
立山の風景は、日ごとに色付いて来ているようです。
ホシガラスとライチョウに出会えたので、午後から1時間ほど弥陀ヶ原も見て来ました。
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