●むかぁ~し、フリーライターごっこをしていた時の本。1999年8月発行。地球が滅びてなくてよかったな、7月に。
●なんとなく、読むと気分が悪くなって手にしていない本である。参加しているのにである。
なんだろうねえ、恐怖ではないんだよねえ。心持ちが不愉快と言うか、表現しづらいな。
言霊信仰か。
●私が担当した「日本怨霊紳士録」は怖くない。幽霊本として、それはそれでどうかと思うが。
●執筆する時は大量の怨霊エピソードに囲まれていていたけれども。
●以前書いたやもしれないけれども、執筆した当時はインターネットをまだ活用できなくて、噂話の収集は当時ゲーム系の出版社(攻略本を出していた会社のはず)の知人に頼んだものだった。
●「ウチの娘が夏休みの研究で発表したものです」というのも混じっていて、当時は独特なカオス感がネットにはあった。
今もカオスな点は同じだけどな。ナチスは良いこともしたとかいう言説もネットにあるし。
ネットだけでなく、実際の書籍にもあるか。
※「良いこと」を本当にしたのかについて、詳しくは『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』を参照。
●閑話休題。
●お盆に最適な本ではないかと。巻末には百物語もあるし、幽霊研究史なんて渋い章もあるんで。
●写真や図が多いので読みやすいと思う。
あ。当然、心霊写真の特集もありますぜ。
●怖いもの見たさの方にも学究派の方にも楽しめる本ではないかと。
●古本でないと入手できない欠点はありますが。
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