スペインの北西の端、ア・コルーニャのシンボルは古代ローマ時代の灯台。紀元後二世紀に建設された灯台が、現代でも使い続けられている。もちろん世界遺産。「ヘラクレスの塔」と呼ばれる↓
18世紀に改修されたとはいえ、基本構造はそのまま。内部に登る事もできる。 ただし、内部に入れるのは一回に二十人だけ。その分の人が出てくるのを待たなくてはならない。忙しいパッケージ旅行では無理だけれど、少人数で時間に余裕のある《手造の旅》なのだから、登りましょう(^.^) 上からの眺め、価値あります↓
湾をはさんだ対岸からみると、その位置がよくわかる↓
現在の姿は1791年に大規模補修されたあとのもの。 ローマ時代の姿は、下の様だったと想像されている↓
●記録によると・・・ ◎1589年にはまだローマ時代のまま、木製の階段がついていたと、攻めてきたイギリス側の私掠船船長フランシス・ドレイクの記録に書かれている。 この時点で築千五百年。 ◎1684年に内部階段をつける修復が行われた。この時にランタンも新しくされている。 ◎1788年から大がかりな改築がはじまる。石を足して補強し、最上部に21mの最上階を設置。 く