こんな間近で、じっくり聖体行列を見物できるなんて(^^)
***フロミスタを出て、巡礼路をカリヨンに向かった。たくさんの巡礼たちの後ろ姿を追い越してゆく↓
カリヨン・デ・ロス・コンデスには、こちらもロマネスクの教会がある。予定にはなかったがちょっと寄っていきましょ(^^)
教会を↓後からみると、ずいぶん改築されているのがわかる↓ロマネスク部分が後から付け加えた部分に埋没しているのだ↓
さっき見たフロミスタの教会も、かつてはこんなだったのか。横の入口では、ロマネスク様式の騎馬像が、ゴシックの飛び梁の下につぶされてしまっている↓
フロミスタの教会でも同じような事はあったにちがいない。よくぞ、復元したものだと思う。
****レオンの街に到着。バスを降りて旧市街に入るとすぐ、「ローマ時代の城壁はここ」と示した石がはめられていた↓
↓イシドロ教会を横から見たところ。中央部分がもともとのロマネスク様式。右にゴシック、左にルネサンス。長い時間に増築されてきた↓
いちばんの見どころは、ここがレオン王国の首都だった時代の地下の墓所。見ごたえのある・色のよく残った壁画も多いが、残念ながら撮影禁止です。
外側にある「聖なる門」の装飾↓
***昼食は旧市街のピッツェリアにした。日陰の気持ち良い風に吹かれて路上にテーブルを出してもらう↓
着ていたシャツの背中になぜか「新宿」の文字。話しかける。別に意味はないそうな。 お母さんは? 親戚の病院にいっているのだそうな。
テーブルナプキンで鶴を折ってあげると、興味津々↓この子たちが日本により興味を持ってくれるといいなぁ。
****マヨール広場はマーケットが終わったあとでちらかっていた その一角で風変わりな格好をした男たちが酒盛りをしている。ピンク色のシャツを着たヤツが主役。明日結婚するだそうな↓
路地の向こうに、レオンの大聖堂が見えてきた↓
ここにはスペインでいちばんと言われるゴシックのステンドグラスが輝いている↓フランスのシャルトルからの技術、あるいは人そのものもやってきて制作された、古くは13世紀からのもの↓
地元のガイドさんが挨拶した恰幅のいい男性を紹介してくれる。「この人、レオンの市長さんなの。とってもいいひとなのよ(^^)」見ず知らずの日本人とも楽しげに握手↓
↓こちらはガウディが建築した銀行のビル↓これから博物館の様に解放される予定だそうな↓
*****17時、パラドールにチェックイン。部屋に荷物を置いてひとやすみしたら、今日午後六時からだという「聖体行列」を見に行こう。パラドールから十五分ほどでローマ時代の城壁が見えて↓
おお、こんな絶好の場所で聖体行列を見られるなんて、実にタイミングがよい↓