旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

ボロメオの巨像にのぼってからストレーザへ

2018-04-11 18:18:18 | イタリア
ミラノを横目に北上しマジョーレ湖畔を走る。湖面標高は二百メートルほど。アローナという小さな町に聖カルロ・ボロメオの巨像がある↓台座だけで11メートルある。日本の江戸時代初めに建てられた↓

★内部にのぼりました!こちらからごらんください

アローナはカルロ・ボロメオの出身地でボロメオ一族の重要な城があったのだが、ナポレオンによって破壊され、その石は湖畔に軍隊の通れる道を建設するのに使われたのだそうだ。この道、もうすぐストレーザ↓


かつてオリエント急行の乗客もここで一泊させられたというリゾートタウン。せっかくだから歴史ある優雅なホテルを選んだ↓




部屋はもちろんレイク・ビューを


今晩は雨もつよくなってきたし、ホテルのダイニングで夕食にしよう
みんなで好き好きにいろんなメニューを楽しもう(^.^)

アミューズにこれだけの一皿が登場↓

手前のはトマトでした

vigezzo谷からのハムとマッシュルームのコンフィ


ホウレンソウと洋ナシとアシアゴ・チーズ

※Vigezzoもアシアゴもスイスと接するイタリアの地方名

スカモルツァ(燻製チーズ)のリゾットをプロセッコ(シャンパン)で調理してピスタチオを散らす


野菜スープ 


ニョッキとムール貝


メインコース、セコンドにはお肉。アカチコリとゴルゴンゾーラのソースで
これはとてもたべきれないので予め半分の量にしてとりわけてもらいました


雨の降る日は外のレストランにはいかずにダイニングでゆっくり過ごしたい(^.^)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クレモナの紋章、洗礼堂と鐘楼にのぼる

2018-04-11 12:12:12 | イタリア
クレモナの紋章は少し変わっている↓右側のボールをつかんでいる手は何?

注意して見ていると、街のいろんな場所に玉を持った人物が居る↓大聖堂の横壁にも

調べてみると、この人物はジョヴァンニ・バルデジオという11世紀クレモナの施政者だった人物。

手に持っているのは、三キロの金の玉。これは神聖ローマ皇帝ハインリッヒ四世がクレモナ市に税金として納めるのを求めていたもの。
バルテジオは皇帝に直談判。騎馬試合?をして皇帝を落馬させ、税金を免除させたと伝えられている。
**
洗礼堂に入る↓

洗礼堂の中にある像は、バルテジオの横に同じように玉を持つ女性がいる↓

バルテジオが手に入れた金の玉はこの年ベルタという町の女性の結婚持参金になったというから、彼女にちがいない。
洗礼堂は12世紀、日本でいえば平安時代の姿をよくとどめている。内部を見上げる↓シンプルな八角形



***
ヨーロッパで一番高いレンガ造りの塔にも登ろう↓はじめはけっこう広い階段↓

さっきのバルテジオがみえる↓




洗礼堂の頂上に天使ガブリエル↓

螺旋階段になってきた↓

着いた!とおもったら、さらに上がある↓




ここがほんとの頂上!502段、おつかれさま(^.^)


八角形の洗礼堂↓


市庁舎↓




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする