僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

チェリーブロッサム(新百合ヶ丘)

2024年06月05日 | カレーをいただく

ハーフ&ハーブを頂く。
改札をくぐると強烈に漂う
心地よいカレー臭。
きょろきょろすれども見当たらない店の姿。
それもそのはず、
目の前の階段の下にあって
その佇まいから花屋かと間違えるほど。
お話好きなお姉さまが1人で切り盛りする
6席のみのL字カウンター店舗。
間借りカレーのような
見たこともないほどの極狭店。
ご飯が足りません!
の張り紙も気になるが
なんとかなった!とお姉さまの笑顔に促されて
遠慮しながらも大盛ライスで頂く。
なお、ハーフ&「ハーブ」
なのは誤植でもなんでもなく
欧風ビーフカレーと「ハーブカレー」の
かけ合わせだから。
このハーブカレーはマジで他では頂くことない味で
そのあたりのの雑草を(失礼)
切り刻んでペーストにしたかのような
とんでもなく薬膳な物体。
カレーの解釈もいろいろとは思うけど
ハーブ&スパイスを原始的に煮込みました。
って感じなので
ぐちゃぐちゃにして欧風カレーの味変に用いると大変よろしい。
食後には珍しいレモングラスティーを入れてくれて
時間が許す限りお姉さまと雑談を楽しむという
まさに茶の湯の一席のような光景が繰り広げられる。
ちなみにこのレモングラスという草は
千切るとレモンの香りがすることから名づけられたのだが
グラスというだけあって
南国ではほぼ雑草のごとく自生している。
ドライではなくフレッシュから加工しているのだそう。
一見さんにも心地よい時間で
この時間を楽しみに訪れる客さんも多そう。
こちらの扉をくぐる際、
願い事を心の中で唱えると叶うという
なかなかスピリチュアルな店で
店内はお礼のポラロイドで溢れている。
八重洲のビルも工事を再開して
遅れを取り戻すかのように
青空に向かいグングンと成長中。

鈴ノ木(狭山ヶ丘)

2024年06月03日 | 麺をいただく

特製ラーメン醤油大盛を頂く。

すんごく丁寧に作られたラーメン。
ワンタンに3種の大きめチャーシューと
食べている方が楽しくなってしまう。
まずスープの香りが繊細。
漆黒のスープは深呼吸して香りを永遠に楽しみたくなるが
油断するとこちらが吸い込まれそうになるほど
ブラックホールのような魔力を秘めている。

スープもうまいが麺もうまい。
手打ち麺を標榜するだけあって
自信の逸品なのであろう。
これならば汁なしのまぜそばもありかもしれない。

KENカレー(青葉台)

2024年06月02日 | カレーをいただく

カツカレー+目玉焼き
中辛・ご飯・ルー大盛を頂く。

昼はカレーで夜はお好み焼き。
店主さん曰く
昼ですくことは珍しいが
夜はいつ来てもガラガラだよー
とのこと。
ほそーいカウンターを抜けると
テーブルが6席の
こじんまりスタイル。

ショートカットでチャキチャキと威勢のいい
お姉さまが手際よくこしらえる
家庭的なカレー。
ケチャップのような
酸味の強いカレーで
甘酸っぱさとコク深さが同居する
思いのほかヘビーなカレーソース。
ちなみに半熟目玉焼きは
専用フライパンで焼いたハート形。
目玉焼き・カツ揚げ・ソース温め・付け合わせが
全て同時進行ですすみ
あまりの手際の良さに思わず見とれてしまう。

謝謝ラーメン(有楽町)

2024年06月01日 | 麺をいただく

醤油ラーメン定食を頂く。

ラーメンに餃子と白米がセットになった
背徳感あふれるお夜食。
飲んだついでに入るには丁度いいというか
飲みに行くのにちょうど良すぎる
いわゆる町中華的な店。

シンプルな醤油ラーメンに
シンプルな餃子。
瓶ビールと一緒でもよし
空腹を一瞬で満たせる
ジャンクな夜食としてもよし
欲の赴くままに飲みの締めによって
一斉の記憶に残さないもよし!
な1軒。