KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

ゆくバンド(?)、くるバンド

2009-01-09 23:22:21 | 音楽

 「今朝もまた衝撃的なニュースがとびこんできました・・・・」

というNキャスターの声で目が覚めた。内容は、「CHAGE&ASKA、解散」。

 結成30年目の節目になる今年、しかも今月末に解散、というスポーツ新聞の記事をそのまま放送したのを見たのだが、時間が経つにつれ、さきの解散報道を否定する事務所サイドの発表もあり、今となっては今後のファン向け発表を待つ状態に落ち着いている。

 最初にこのニュースに接したとき、驚きよりも「今さら解散!?」。なぜわざわざ報道をするのかが分からなかった。というのは、これまでにも彼らの活動休止、およびソロ活動は何度もあり、最近の活動としては一昨年のアコースティックコンサート(BSで放送していた)くらいしかぼくはわからない。報道もウソだとは現時点ではいいがたいが、昨年、無期限活動休止を宣言したサザンの盛況ぶりを「もし」見習ったとすれば、ぼくとしてはガッカリするかもしれないだろう。

 せっかくなので、CHAGE&ASKA(以下チャゲアス)の音楽にまつわる個人史を少し。

 彼らの音楽に出会ったのは高校に入ってすぐの頃だった。この頃は「シンガーソングライター」が非常にもてはやされていた。つまり、歌手自身が自ら作詞・作曲・演奏をこなし、当時の歌番組やバラエティ番組、あるいはトレンディドラマの主題歌などで頻繁に流れていた。この当時はそんな音楽をニュー・ミュージックと呼んでいた(Jポップという言葉はもう少し後にできたのではと思う)。

 チャゲアスに関しては言わずと知れた大ヒットシングル「SAY YES」や、「YAH YAH YAH」、アルバムでは「SUPER BEST II」「TREE」「GUYS」「RED HILL」あたりが飛ぶように売れていた。またこの頃は某TV局との関係も強かったようで、ライブコンサート(「LIVE UFO'93」かな?)の模様を堂々2時間放送するなど、今となってはとても考えられないような人気ぶりだったと記憶している。

 何かに駆られるように当時のニューミュージックを片っ端から聴いていたぼくが彼らの音楽に接しないはずはなかった。また同級生で飛鳥(ASKA)を気取っていた男がいて、髪型から仕草から真似てみたり、カラオケで熱唱したり・・・そんなことから、自然と音楽も聴くようになっていく。今も、10年前のベストアルバム「ROLL OVER 20TH」を聞きながら書いている。

 余談。「・・・しないわけがない」といういわゆる「二重否定」の書き方をブログでしょっちゅうするが、ひょっとすると、チャゲアスの歌詞(例:傷のない別れなどあるわきゃない)に影響されたのかな?

 解散するグループといえば、紅白で最高視聴率を獲得(?)した「羞恥心」も普通のオバカさんに戻ると言うし、「ポニョ」の大橋のぞみと藤岡藤巻(←元まりちゃんズ)も解散した。と思いきや、復活するバンドも続出。15年ぶりに「ユニコーン」が再結成し、さらに「負けないこと、投げ出さないこと~♪」で、当時どうみても一発屋としか思えなかった「大事MANブラザーズバンド」も復活を発表。いったいどうなるんだろうか?

コメント
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