去年の今頃に、同じタイトルで記事書いたのですが、土曜日の「schola」第2シーズンの最終回にこの曲を取り上げてたことと、前回から1年たつので、その間に思ったことも含めてひとつ。
マイケル・ジャクソンやエリック・クラプトンのカバーバージョンを聴いたり、さらにYouTubeで調べていくと、あの小室哲哉氏が教授をゲストに迎えて演奏していた映像が出てきた。再生YMOのちょっとあとの頃だからか、ヴォコーダボイスが高めだったのと、ショルダーキーボードを弾く40代の教授が印象的だが、音は完全に小室サウンドで、今聴くと妙だ・・・。元YMO(当時)と元TMNがこんなところでコラボしてたとは知らなかった。
伴奏がギターのリフに聞こえる、ということや、F→D♭→E♭→Cmというコード進行が、ギターで弾いたときに指の形を平行移動させるだけで簡単に演奏できるところがロックっぽいのでは、という話に、なるほどと感じた。キース・リチャードのリフを参考にキーボードで作ったという。F→D♭の指移動は、キーボードではかなり難しいと教授も語ってましたが、ぼくもキーボードでやってみたが結構難しいと感じた(慣れるとそうでもないけど)。
番組に参加したアマチュアバンドの皆さんの演奏や、動画サイトでみつけたコピーバンドによる演奏、そしてリミックス・・・いろんなバージョンのこの曲を、おそらく一番たくさん聴いたけど、やっぱりオリジナル(YMO)が好きだなぁ、と改めて思う。それもライブバージョンが。多分、ヴォコーダボイスが好きなのがその理由だけど。余談だけど、YMOの最初のワールドツアー(1979)のとき、アメリカでの演奏で、シーケンサーのデータが全部消し飛び(蒸発)、急きょ全部生演奏に差し替えたそうだが、コンピュータのパートがなくてもテクノに聴こえたのは、ミュージシャンの演奏力が半端なかったからに尽きる、と思っている。
バンドでやりたいなぁ、この曲。