KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

いしょくたりて

2016-06-28 22:59:24 | 日記・エッセイ・コラム
 「衣食足りて礼節を知る」ということばがある。簡単にいえば、生きるための基本となる食べること、着ることに不自由なくなったとき、心に余裕ができて思いやりの心が生まれたり、礼儀正しくもなれるということ。

普段なら当たり前だろうと、さらっと聞き流してしまうようなことばに、何か引っかかるのを感じるのは、きっと自分にその「心の余裕」がなくなりかけているからかもしれない。


最近、わけもなくイライラしたり、楽しいはずのことが楽しめなくなったり。

ニュースや新聞やネットニュースなどを覗くと、誰かが誰かと結婚した、誰かが成功を収めた、だれかが一躍有名になった、誰かが悲劇に・・・etc。

別にうれしいわけでも悔しいわけでもないけれど、そういう外部の刺激にいちいち動揺されてしまう自分がいるように思う。

こんな年になってまだどこかの若造のように誰かに助けてもらおうと思ったり、逆に誰とも話したくなくて部屋に閉じこもったり。

・・・このコラム書いてる時に、ちらとのぞいたmi○i記事で「ク○クドゥは手抜きか」という議論でもめてるなんて記事を読んでしまった。なんでこんなに怒りのハードル低いんだろうって、また愕然として。食の話題なのにとても「衣食足りて」るとは思えず、余裕のない発言、余裕のない行動が今の世を動かしているのかと思うと・・・?


食べるものにも着るものにも、今は人並みに不自由なくあると思いたいから、ぼくの場合、不調の原因はウンザリするような最近の天気のせいと思いたいのだが。
コメント
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