KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

これが選挙の結果だ

2016-06-24 22:53:41 | 日記・エッセイ・コラム
 前回、参議院選挙にからめた話題をつらつら書いていたのだが、実は何気に、遠く離れたイギリスでのEU離脱に関する国民投票の行方が、気になっていたKouChanでして。

EU残留か、離脱か。国民に迫られた二者択一。両者が非常に拮抗していて、どちらが優勢かが最後までわからない。そのさなか、EU残留を主導していた議員が反対派に殺害される、という痛ましい事件もありつつ迎えた選挙の日、きのうのこと。

そしてきょうの午後、ついにEU離脱の決定を下したイギリス。最後の最後で残留が優勢との情報が多かった中でのこの決定。驚いたのは他のEU加盟国をはじめ、アジア各国にアメリカ、そしてわが日本も。主に経済面の影響が大きく、円高株安、そして、イギリスに販売拠点を置き、EUへ輸出をする企業にも。イギリス国内に工場を持つ、日本の某車両メーカーも、EU向け新幹線の輸出に影響が出始めようとしているという。

 地域分布でみると、残留が多かったのはロンドン市内、ウェールズ、そしてスコットランドだったという。とくにスコットランドでは何年か前、イギリスから独立するか否かで国民投票を行ったこともあって、ふたたび分離独立という動きも出始めているとかいないとか。

しかし、どんなに周辺国が騒ごうが、出された結果に対し受け止めなければならないのが、民主主義の上で行われる選挙であるわけで。残留を推進してきた首相は責任を取って辞任することとなった。それだけではなく、これをきっかけに他のEU加盟国も次々離脱しだすのではないか、そして事と次第によっては、平和どころか不安と混乱が続くかもしれない・・・という可能性をも想像させられるものだと、思っている。

そう考えると、どこかで見た有名人が候補として掲示板のポスターを埋め尽くし、人気で議席を稼ごうとしているどこかの国の国政選挙が、幾分気楽に思えてならないのだが・・・?
コメント
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