KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

鉄道模型コンテスト2017レポ~SideB-1

2017-08-12 00:43:28 | Railway&RailwayModels
 テープをひっくり返して(今の高校生に意味解るかな・・・?)、今回からはSide-Bとして、高校生のコンテストと同時開催していました、T-TRAKジオラマコンテストのレポでございます。

8/4の搬入日時点の投稿で、100作品弱の出展と書きましたが、最終的には84作品が、ごらんの2つの島に展開されました。


そしてコンテストということで、こちらも審査員によるジャッジが行われ、2日目(8/6)には表彰式も行われました。
今回は、そこで受賞された作品をご紹介(Facebookではすでに紹介済みですが・・・)。

ホルベイン賞

海底を思わせる地表に奇妙な機械生命体・・・と思ってました。が、作者に伺うと、’50年代のディズニー映画「海底二万哩」に登場する「ノーチラス号」と、巨大イカとの戦闘の横を、海底トンネルで鉄道が駆け抜ける、という作品。スリリングかつファンタスティックな印象を持った。でも「海底二万哩」ときいて自分が思いつくのは「ふ○ぎの海の○ディア」だからなぁ・・・。
ちなみに、ホルベインは、絵具・画溶液メーカーでございます。

SMALL WORLD賞

その賞の名にふさわしい作品と思った。ヨーロッパ風の城下町、今は有名な観光スポットなのだろうか。

広場の中央にトラムが休んで店を広げており、午後のひと時をここで過ごしつつ、わきを通る鉄道を眺める・・・。現代のようでもあり、馬が町を駆けているようすから、少し時代をさかのぼった情景にも見える。
この作品は、近く東京にオープン予定という、「SMALL WORLD」に展示されることになっています。

ウッドランド賞

深くなりつつある秋の、落ち着いた風景。
植物の表現にはもちろんウッドランド(WOODLAND SCINICS)の製品を活用しているという。

第3位

言わずと知れた「銀河鉄道999」の、旅立ちのシーンを表現。
T-TRAKという、新たな世界への旅立ちという思いもこの作品に込めたのだとか。

こちらも遠近法を具現化した表現を用いている。999を正面から見ると、その迫力と思いが伝わってくるようだ。

第2位

降りしきる雪の日の早朝、音はない、ただしんしんと降り積もる雪と、ぼんやり建物から漏れ出る光が雪に反射する。その静寂を破るように、1番電車が駆け抜けていく・・・。

ちなみに、受賞した作品のうち、本作だけがダブル(モジュール2枚分)でした。

第1位


山道に続く踏切を渡ると、目の前に見える棚田を横目に見て、頂上目指して歩き出す若者たち。
棚田では田植えの準備が進んでいる。
初夏の風もめずらしく涼しく、こいのぼりも元気に泳ぐ・・・。


最初に見たときから、これはスゴイ、と思った作品。第1位の受賞も文句ナシだと感じましたね。
一番気になっていた、鯉のぼりは、メーカーのカタログを参考に、ロープの張り方も実物に忠実に再現したのだとか。そのせいか、こいのぼりが本物同様、風に吹かれてたときちょっと動いたようで、本物みたいだったよと教えてくれたギャラリーさんがいましたが、ぼくは見ていません・・・。

作者である「たいやきやいた」さんのブログ「とある保存鉄道の記憶~あの情景をもう一度。。。」に、本作の製作記が紹介されており、(すみませんまだ全部読み切れてませんが・・・。)その精密さ、細やかさの秘密を知って二度びっくり。


次回は、受賞は叶わなかったものの、ぼくが個人的に「おおっ!」と唸った作品を紹介できれば・・・都合で次の更新まで時間空くかもしれませんが。
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2 コメント

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コメントありがとうございます (KouChan)
2017-08-12 23:20:40
たいやきやいたさん コメントありがとうございます。

このブログも2005年にスタートしかれこれ12年。日々起こったことやモジュールの紹介、旅の記録、反省文などなど、雑多に書き続けています・・・といいながら、我ながらよく続くよなぁ、って改めて自分のスゴさ(!?)におどろいたり。

今後ともどうかごひいきに。では。
返信する
掲載、ありがとうございました! (たいやきやいた)
2017-08-12 13:14:16
こんにちは。
たいやきやいたです。

この度は小生の作品を掲載していただきまして
ありがとうございました!

本ブログ、まだ数日分しか拝見しておりませんが、
カテゴリーが多岐にわたっていてバックナンバーを見るだけでも充分楽しめそうですね!

また折を見てコメントできれば。。。
と思っております。

今後とも宜しくお願いいたします。
返信する

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