Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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今日は雨!何だか久しぶりの様な気がしますね

2014-04-28 17:22:39 | Ferrari250TR NART 1958
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今日はお昼頃から雨がお昼頃からパラパラ降ってきました、そう強い雨では無いですが午後からずっと降っていますので畑の作物や芝生の根まで雨が浸透したんじゃないでしょうか・・・久しぶりの雨をもらって植物が喜んでいる様な気がします。

昨日5月14日から静岡で行なわれる静岡ホビーショーの業者招待券が届きました。
お客様や友人と16日の夜に飲み会にも誘われていますのでどうしても行きたかったのですがその前後に忙しい事案が有りまして迷っておりました。
この招待券で決心がついた・・・訳ではないのですが、GWも忙しく仕事をしているのですから少し位は楽しみが有っても良いか・・・と考えてホテルを予約しました。
と言う事で5月16~17日までは更新をお休み致します、まだ先の事ですが覚えておいて下さいね(笑)
最近GWのせいか定期巡回するブログやHPの更新が少ないですね~それとも静岡ホビーショーに向けて制作が忙しいので更新が出来ないのでしょうか???(笑)
皆さん頑張って下さいね、静岡で皆さんの作品を拝見させて頂くのが楽しみです(笑)

さて、制作をしましょうかね~
昨日作った電装系の部品ですがやっと数が揃いました。
これだけ有れば5台分は何とかなりそうです。

電装を確認する為に実車の画像を眺めていましたら、どうも違和感が・・・
普通の250TRにはメーターパネルの中央よりにスイッチがいくつか付いているパネルが有りますが、250TRの試作車である0666MMにはこのパネルが無いのです。
今回のキットでもこの通りメーターパネルの中央側にはスイッチがいくつか配置される様にボディの厚い部分が有りますね・・・

ところが実車は・・・
白いセンターラインが有る部分がボディの中央なのですが無いですね・・・。
スイッチは他の場所に有るのでしょうか??

実車に無い物は削ってしまいましょう~(笑)
削るの簡単、元に戻すのは大変なんですが・・・この実車画像を信じれば多分無いはず・・・

ウインドフレームを合わせます・・・
とその前に上の写真をよくよく見て下さい、まだ普通の250TRと違った部分が有りますね。
ウインドフレームの前側の中央部・・・何か有りませんか?
ドライバーの足元に風を入れる為のインテークが開いているのがわかりますでしょうか?
他の250TRには無い様なのです、キットのボディにもスジ彫りは有りません・・・。
しかしこのインテークをスジ彫りで表現する為にはウインドフレームを少し後にずらす必要が有ります。
またミネルバのボディには下の様にフレームの取り付け位置にスジ彫りが施されておりまして・・・全く余計な事をしてくれますね。
メタルキットを作るくらいの方ならこんなスジ彫りが無くても仮組してから組立てるでしょうからこんなスジ彫りは要らないんじゃないかな~。
おまけにこの部分は左側がボディが極端に薄いのでメタルを盛るのは難しい部分なのです。
低温ハンダなら盛れるかもしれませんが事後収縮をすると修正痕が出てきますから低温ハンダは盛れないでしょう・・・。
ここは後でパテで修正の方が無難ですね。

インテークをスジ彫りしてウインドフレームを接着してみました。
この状態でバキュームパーツを削りあわせてみるとまたまた問題が発覚します。
このウインドフレームのエッチング板は中央部分が後側に少し下がる様な形状の物なんですね。
これはボディの膨らみとかを考慮して決められた形状なのでしょうが少しオーバーな変形をしていますね。
どう削りあわせてもウインドバキュームは合わないのです。

仕方が無いので接着ではなくピンを使ってウインドフレームをボディに取付けます。
しかも少し力をかけて中央部分を真っすぐにしたいですね・・・
ウインドフレームのボディ接着面に0.3mmの穴を開けておきます。
細い部分に小さな穴を開けるのですが少しズレてもフレームがちぎれてしまいます・・・なかなか神経質な作業ですよ。
これも5台分穴を開けるかと思うとなかなか緊張しますね。

穴を開けたウインドフレームの裏側にはカエリが出ていますのでこう言う部分も丁寧にペーパーで削っておきましょう。
そのまま使うと必ずフレームがボディ面から浮いてしまいます。

ピンを接着と併用する事でキットのフレームを真っすぐにして使う事が出来ます・・・。
これならウインドも奇麗に収まるはずです。

ウインドガラス(本当はガラスじゃないですけどね)をフレームの部分に置いただけですが、まずまずピッタリですね。


この作業をあと4台分繰り返します・・・時間はかなりかかりますね~。