Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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タイヤの製作Ver.1

2015-03-01 17:29:09 | Bugatti Type57SC Atlantic
本日2度目の更新です。
と言うか朝更新したのは昨日の分だかこれは今日の分としても更新ですね。

今日は朝から雨少しずつでは有りますがずっと降っていました。

さて
前置きはほぼ無しで製作です。
タイトルに有ります様にタイヤの製作ですが今日はほぼタイヤの製作は出てきません。
タイヤを作る時にはボディとのバランスを見ながら大きさを決めなければならないのですが・・・すっかり忘れていました。

だから今日はタイヤを作る為にシャーシにボディを乗せて位置関係を調整しないとタイヤが作れないんですよ。
昨日簡単にシャーシの上に乗せてみましたがどうやら一筋縄では載せられない雰囲気が・・・アリアリでして。
巧く収まらない原因はフロントフェンダーの内側に有る平面の部分が余りにも低過ぎてフロントフェンダー自体が上側に持ち上がってしまっているのです。
なのでフェンダーの部分を一旦切り取ってしまいました。

せっかくフェンダーを切り取ったのですからボンネットの開口部の形状を直しておかなければなりません。
アルミで治具を作りましてカットラインを決めます。
他のボディも同じ形状にしなければなりませんから治具は必要ですね。

ボンネットの一部が残っていましたのでケガキ線を入れてからその余分な部分を削り取ってしましました。
何か少しずつ頼りなくなってしまった様な気がします。

この時点でシャーシに載せてみますがなかなか良好ですねボディ下側のラインとボディの下側のラインが揃っていまして位置関係はなかなか良い様ですね。

フロントフェンダーの前側には何も左右をつなぐ物が有りませんので強度は全く無いのです。
この間に真鍮板でフェンダーを足してやります。
この真鍮板は厚みが0.5mm程なので強度も十分ではないかと思います。
この様に完全にハンダ付けをする前にポイントで止めて様子を見て微調整をするのはもう当たり前ですね。

余分なハンダを落としましてシャーシに合わせてみます。
特に左右のフェンダー間の距離は確認しておかなければなりません。

この状態でシャーシに載せますとこんな感じですね。
この真鍮板の部分にあの特徴的なラジエターグリルを載せる様になります。

左右のフェンダーを取付けますが位置関係の調整は特にしっかりする必要が有ります。
付けてしまうともう後戻りがやり難い状況になります、ただ僕の場合はちょっと問題が有りましたのでもう一度切ってやり直しをしました。

表側はこんなにしっかりと溶けています、これくらい溶けていないとスがは入ってしまう事も有ります。
これを削るのがまた大変なんだな~。

ライトの部分の凹みはどうしようかと思いましたが・・・余り一度にメタルを盛ってしまいますとボディラインが変わってしまいますので少しずつですね。
でも最終的にはメタルで埋めないとね~

フロントフェンダーの高さが低くなったのでライトの付くエプロン部分に比べるとこんなに低くなっています。
ここは削ってラインを直します。

フェンダーのエプロンも削って整えています。
もうメタルの盛り付けによるガタガタは有りません。

ライトの凹みもやっぱり気になるのでこの時点で埋めておきました。

フェンダーの裏側もリューターで削って仕上げておきます、まだ荒い仕上げですけどね・・・

フェンダーの高さがグッと下がっていい感じになりました!?(笑)




スピナーの製作Ver.2

2015-03-01 10:47:07 | Bugatti Type57SC Atlantic
昨日はタイトなスケジュールから製作が手一杯で更新出来ませんでした、
今日はその更新から・・・

さて昨日もガーデンのブルーベリーの植え替えを3株行ないまして午前中の大半の時間を費やしてしまいました。
まあ雨が降らない時には基本的に1日に3株が目標になりますね・・・今植え替えている列も後9株ですからそれでもまだ3日間もかかる事になります。

お昼にはCafeの厨房係・・・K子さんの風邪が治らないのでね。
インフルじゃないと聞いてちょっと安心しました、インフルなら1週間程は無理ですからね~(笑)

午後からはギャラリーの展示
本来ギャラリーの展示は展示をされる方が行なわれるのですが・・・私の母親が参加している絵手紙教室の展示なので展示物は母親が持て来ましたが、脚立の上に上がって展示をしたりという事は出来ないので必然的に私の仕事になる訳です。
まあ脚立から落ちて骨でも折ってもらうとそれこそ大変ですから・・・(笑・・・いやいや笑えない)

どなたの作品かわかりませんが実に緻密なタッチですね・・・


実際に製作に入ったのは午後のティータイムを過ぎてからだったと思う??
夕方からは知人のお宅で飲み会に誘われていたから・・・いつもいつもお断りする訳にもいかないし・・・。
お酒を飲む事は嫌いじゃないしね・・・(笑)
自宅にたどりついたのは今日になってからだったので更新は不可能でした。

でもまあ更新出来るだけの製作は進んでいましたので今日になって昨日分をと言う事ですね。
夜には今日分の更新も行なう予定です。

製作の方は一昨日に続いてスピナーの製作を行なっています。
旋盤とフライスを駆使して作ったスピナーですが画像の様にまだ余分な角の様な部分が有ります、これを削らなければならない、本当はフライスの使い方次第でこの角は無くす事が出来るけどちょっと考える所が有りこの部分はヤスリで削る事にしてみたいのです。

削るのはそんなに難しい事では無いですね、むしろ難しいのは形状を揃えて削る事ですね。
削ればそれなりにブガッティT57のスピナーに見えて来るから不思議!?ですね。

そして時間をかければ当然全て削る事は出来ます。
下は全て削り終わったスピナーですね。

削ったスピナーは全てバフがけを致します。
これはメッキで仕上げずシャープに素材の色で仕上げたいからでして、大きな物は無理ですがスピナーの様な小さな物は出来るだけシャープにと言う事なんです。まあ素材の色とかのイメージも有りますから私の考え一つですが・・・

先ほどの画像ではスピナーが光っていまして良く見えなかったかもしれませんが・・・
全てのスピナーはバフをかける事が出来ました、これですと傷も無く奇麗になった事が確認でしますね。
ただ反対側に有る半数は見えないか・・・

バフをかけますとスピナーを作る最後の工程にと進む事になります、そう最後の工程はこの部品をカットしていつでも使える様にするのです。
この時点でのカットは取付けピンの長さが長い方が良いという判断で糸鋸に寄る切断を選択致しました。
旋盤を使い突っ切りバイトで切れば楽に奇麗にカット出来ますがそれでも最低限0.6mm程取付けピンが短くなってしまうのです。
これで全てのスピナーをカットしましたが、カットしてしまいますと数はたったのこれだけ?と思ってしまいますね。

次はタイヤを作る準備になります。
その前に仮のタイヤを付けてシャーシ単体での雰囲気を確認しないとタイヤのサイズを決める事が出来ません・・・
CMC製のミニカーから採寸しますと直径は41mmで1/43換算しますと17.22mm、ウィングローブ氏の図面では1/43換算で17mm程になります。
手持ちの市販のタイヤの中で17mmの物が有りましたのでそれをフロントホイールに填めてシャーシに取り付けてみました。

意外と良い雰囲気に気を良くしてリアも・・・

ここでハタと気が付きました
タイヤの大きさを決めるのに重要な事が有りました、そうなのですボディとのマッチングを確認しておかなければいけません。
そこでボディを切る事になりました、今までボディの後半部分は整形をしておりましたがボディ前半部分は変形を恐れて手を付けずにいたのですがここに来てそうも言っていられなくなりました。
このボディは元々フルディティール用ではないのでボンネットなどはボディと一体整形の物
つまりここから先ではどうしてもこの部分をカットしなければならないのです・・・

余分なボンネットを全て削除してシャーシの上に乗せてみますと・・・ありゃ~こりゃあダメですね。

後側のホイールアーチはタイヤを装着してから調整を出来る様に削らずに残してありましたのでタイヤがかなり大きく見えますがそう悪くない・・・
問題はフロントですね。

ウイングローブ氏の図面や実車画像、CMC製のミニカーとくらべますとフロントフェンダーの内側の部分が異常に斜めになっている様でその部分の修正が必要の様ですね。
またFフェンダーの取付け角度が若干前上がりなのも気になります・・・
多少修正してここまではなりましたが、まだバランスが良くないですね・・・フロント側も荒療治が必要の様ですね。

これをおおまかにでも何とかしておかないとタイヤの製作に進めない・・・様な気がします。


まだまだ先は長いですね。