今日は定休日なので普通なら外で庭の仕事をしますが午前中は雨が降っていましたし風が強く寒いので中で仕事をしています。
前回1月23日にこのブログでカテゴリーを追加したGolden Arrow 1929ですがその後全く更新がないのをご心配の方もいらっしゃったかもしれません。
ブガッティT57アトランティックのシャーシ5台分の目処がつくまではちょっと寄り道を出来る様な状況ではなかったのです。
しかもこちらも当初はプロポーションモデルとしての製作でしたがやはりブルーバードをご覧になった後ですとやっぱりフルディティールで・・・と思われるのは当然の事でしょう。
そしてカテゴリーを追加した事をご覧になったお客様が自分のも・・・と相乗りされて都合2台の作品を制作する事になりました。
まずは記念撮影ですね・・・
右側の完成品が当初製作を承っていたものでメーカー完成品になります、左側はこの度キットを送って頂いた物です。
キットと完成品ですが同じ様で少し違います。
作られた時期によって少しずつ内容が違うのは1/43の世界ではもう当たり前の事なのでびっくりする事は無いですね、それよりも間違え探しが楽しかったり致します。
大きく違う部分はホイールでしょうか。
キットではアルミの挽き物がおごられていますが、メーカー完成品ではメタルの鋳物ですね。
恐らく完成品の方が先に作られたのではないかと思います。
やはりメタルの鋳物では正円が出ず苦労した跡が伺えますね・・・。
寸法的にも少し直したかったのかホイールの裏側の形状が変わっています。
精度は挽き物の方が良いので完成品も多分この挽き物ホイールに変わっていったのではないかと想像します。
これを示すのがキットのこの部分・・・
ボディ形状から抜けが悪いのでゴム型が壊れていますね。
大きめのバリが出ています。
メーカー完成品にはこのバリは無いからメーカー完成品の方が先にキャストされたのかもしれません。
まあ型が一つであるという確証は無いですからあくまでも想像ですけどね。
エンジンは加工ベースにこれを使います。
このエンジンはネイピアの航空機用の12気筒エンジンで4気筒が三列に並んだ物ですね。
以前製作したパンドラモデルのブルーバード1932年に搭載されていた物を1933年の仕様に直す為に降ろしておいたもの・・・なんて物持ちが良いのでしょう(笑)まあ寸法が正しいのか・・・ディテールが非常に良い訳ではないのですがまあベースとして使いましょう。
ただメタルのエンジンにするのかどうかは決めていません。
と言うのもこの様な場合「レジンの部品を使います」と書きますと眉をしかめる方が多いのはわかりますが細かなディティールを再現するならレジンが一番だと思うからです。
細かな表現が必要な場合はレジン、強度が必要な場合は真鍮、力強い表現が必要ならメタル・・・と言う事になりますでしょうか。
まあ予算の問題は有りますがそれを考えなくても素材の使い分けは必要かと思います。
例えばアトランティックのシャーシですがあれは真鍮を使っています厚みや強度を考えるとレジンでもダメですしホワイトメタルは薄過ぎて流れないでしょう、だから真鍮なのです。
反対にデフのケースは原型を真鍮で作りましたが同じ物を繊細に精度良く5台分作るのは大変難しい事ですね。
ですからレジンで作ろうと思っています。
ホワイトメタルでは流れないと思われるのです・・・。
何が何でもダイキャスト、何が何でもホワイトメタルで無いとダメというのは無いと思うのです、ようは適材適所という事ではないかと思いますね。
前置きが長くなりましたが今日はメーカー完成品の分解から・・・
上下を止めるビスを2本外しますとシャーシとボディがバラバラになります。
その他の接着剤ももう劣化していまして指で少し押すだけであっと言う間にバラバラです。
どうやらゴム系のボンドで組み付けてあった様ですね。
ここにはイギリス国旗が有りますがこれが唯一のデカールですね。
このデカールですがキットの物も黄ばんでいますから作り直しが必要になりますね。
前回1月23日にこのブログでカテゴリーを追加したGolden Arrow 1929ですがその後全く更新がないのをご心配の方もいらっしゃったかもしれません。
ブガッティT57アトランティックのシャーシ5台分の目処がつくまではちょっと寄り道を出来る様な状況ではなかったのです。
しかもこちらも当初はプロポーションモデルとしての製作でしたがやはりブルーバードをご覧になった後ですとやっぱりフルディティールで・・・と思われるのは当然の事でしょう。
そしてカテゴリーを追加した事をご覧になったお客様が自分のも・・・と相乗りされて都合2台の作品を制作する事になりました。
まずは記念撮影ですね・・・
右側の完成品が当初製作を承っていたものでメーカー完成品になります、左側はこの度キットを送って頂いた物です。
キットと完成品ですが同じ様で少し違います。
作られた時期によって少しずつ内容が違うのは1/43の世界ではもう当たり前の事なのでびっくりする事は無いですね、それよりも間違え探しが楽しかったり致します。
大きく違う部分はホイールでしょうか。
キットではアルミの挽き物がおごられていますが、メーカー完成品ではメタルの鋳物ですね。
恐らく完成品の方が先に作られたのではないかと思います。
やはりメタルの鋳物では正円が出ず苦労した跡が伺えますね・・・。
寸法的にも少し直したかったのかホイールの裏側の形状が変わっています。
精度は挽き物の方が良いので完成品も多分この挽き物ホイールに変わっていったのではないかと想像します。
これを示すのがキットのこの部分・・・
ボディ形状から抜けが悪いのでゴム型が壊れていますね。
大きめのバリが出ています。
メーカー完成品にはこのバリは無いからメーカー完成品の方が先にキャストされたのかもしれません。
まあ型が一つであるという確証は無いですからあくまでも想像ですけどね。
エンジンは加工ベースにこれを使います。
このエンジンはネイピアの航空機用の12気筒エンジンで4気筒が三列に並んだ物ですね。
以前製作したパンドラモデルのブルーバード1932年に搭載されていた物を1933年の仕様に直す為に降ろしておいたもの・・・なんて物持ちが良いのでしょう(笑)まあ寸法が正しいのか・・・ディテールが非常に良い訳ではないのですがまあベースとして使いましょう。
ただメタルのエンジンにするのかどうかは決めていません。
と言うのもこの様な場合「レジンの部品を使います」と書きますと眉をしかめる方が多いのはわかりますが細かなディティールを再現するならレジンが一番だと思うからです。
細かな表現が必要な場合はレジン、強度が必要な場合は真鍮、力強い表現が必要ならメタル・・・と言う事になりますでしょうか。
まあ予算の問題は有りますがそれを考えなくても素材の使い分けは必要かと思います。
例えばアトランティックのシャーシですがあれは真鍮を使っています厚みや強度を考えるとレジンでもダメですしホワイトメタルは薄過ぎて流れないでしょう、だから真鍮なのです。
反対にデフのケースは原型を真鍮で作りましたが同じ物を繊細に精度良く5台分作るのは大変難しい事ですね。
ですからレジンで作ろうと思っています。
ホワイトメタルでは流れないと思われるのです・・・。
何が何でもダイキャスト、何が何でもホワイトメタルで無いとダメというのは無いと思うのです、ようは適材適所という事ではないかと思いますね。
前置きが長くなりましたが今日はメーカー完成品の分解から・・・
上下を止めるビスを2本外しますとシャーシとボディがバラバラになります。
その他の接着剤ももう劣化していまして指で少し押すだけであっと言う間にバラバラです。
どうやらゴム系のボンドで組み付けてあった様ですね。
ここにはイギリス国旗が有りますがこれが唯一のデカールですね。
このデカールですがキットの物も黄ばんでいますから作り直しが必要になりますね。