Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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Model Art 111 1/43 Ferrari375MM CarreraPanamericana 1954

2015-03-07 22:30:24 | その他
本日予定通りModel Art 111 1/43 Ferrari375MM CarreraPanamericana 1954が入荷しました。
仮予約を頂いた方の為に中身の画像をご紹介致しましょう。
箱の外観は既に某ショップで入荷していますのでご覧になったとは思いますが・・・

スペシャルパッケージと言うのはどこでしょう?と思われたかもしれませんね。
ここが違うのです、5.0+5Eになっていますね。
つまりこのキットは本来なら別売りのエンジンキットを同梱してあるモデルになります。
恐らく私の所で最初に入ったこの6個のキットと後何個かしか存在しません、と声を大きくして言っても中身には違いがないのですけどね(笑)

はいはい、早く中身を見せろと・・・
まずボディです。
事情が有ってこのボディの画像だけはModel Art 111さんのHPから頂いて来ました。

メタルパーツはこんな感じですね。
ボンネットは本来なら真鍮の叩き出しにしたい所では有りますが、ちょっと複雑な形状なので量産は難しいでしょうから普通の方はメタル製でご勘弁を頂きたいですね。
無論私が作る時には真鍮板で叩きますが・・・
原型を作られたマイケルクレイグ氏はこのパーツの袋でまた新しい試みをしたのがわかりますか?
私はこの袋を見た時に『ウ~ン』と唸ってしまいましたが・・・
それはブレーキドラムの表現ですね。
繊細な冷却フィンや少し複雑な形状もメタル部品で表現してあります、前回のエスプリ43でも同様の表現は有りましたが一層細かく感じるのは私だけでしょうか?
これなら作りやすく誰でも十分な表現が出来ますね。

エッチングパーツはコチラです
コチラも新しい表現がてんこ盛りですねステアリングのグリップにはリベットが付いています、普通は省略されてしまうでしょう。
グリルが組み立て式なのはエスプリ43の375からの伝統でしょうか?これももう珍しい事ではなくなりましたが自分で作ろうと思いますと大変ですよね・・・皆さんは自分で作れますか?
でもこれを組み立てるだけなら何とかなるでしょう。

バキュームパーツは3つウインドが有る様ですがまだ詳しく見ていないのでわからないのですが、少しづつ形状がちがう様な気がします。(エッチングに何種類かのウインドフレームが有りますから多分形状が違うのでしょう・・・)
使う場合は間違えない様に注意が必要ですね。

少し惜しいな~と思いますのはこのホイールでしょうか・・・
エッチングのスポークを持つこのホイールは今の1/43キットとしてはスタンダードなのですが、ここはスポークが線で張ってある物が欲しいですね・・・でも価格を考えると仕方が無い事も有りますね。
ここは作られる方が創意工夫をしていただきたいですね。

デカールはまずまずのレベルの出来です。

そしてこれからが+5Eたる所以の部分ですね
エンジンは375ユニットを正確に再現しています。
375ユニットではキャブレターは3基付いていますのでインダクションボックスの下側はきちんと3基のキャブレターを再現してあります。

このパーツもエンジン付きの為のパーツですね。
ボディにボンネットを載せた場合に下に落ちないようにボディ側に付ける開口部のフランジの部品とパイピングの為のコード類ですね。

コチラはエンジンのカムカバーの上に付くフェラーリの文字ですね
かなり小さいので予備を含めて4つ付いております。

コチラはエンジン専用のインストです。
良い伝統は受け継がれている様でシャーシのエンジンルームの部分が実車の様にシースルーになっていますね。

コチラは車体用のインストです。
このエッチング製のグリルを見ますとやる気が出ますね・・・(笑)
元はZモデルさんが流行らせたと思うのだけど・・・今は当たり前になりましたがヨーロッパの方々にも認められたという事でしょうか・・・。

エンジンのキットに同梱されているエンジンの参考画像です
「これを見て上手く作ってね~」と言われている様な気がします。

コチラはカレラパナメリカーナの実車画像です、カラー写真は今の姿なので当時とは少し違うかもしれませんが・・・どうなんでしょうね?

最後になりました。
エンジン付きのキットは後でやり直したらしくこの部品の袋にセロテープが貼ってあります。
多分普通の梱包をしてからエンジンキットを後で入れたのだろうと思います。

本当は海外発送の為に梱包が大きくならない様にと言う事でお願い致しました、ただエンジンは不要と言う方も有るかもしれませんので同梱パッケージは6個だけです。

お値段は37600円(375MMパナメリカーナ車体キットとエンジンキットで消費税を含みます)

明日は今までに仮予約されていた方で最初の6人の方にメールでご連絡をいたします。
もちろん仮の予約ですからこの画像をご覧になってキャンセルされても結構です。

今回の入荷は予約分で無くなってしまうと思われますが、後日追加分はほんの僅か余分があります興味のある方はコチラのE-mail ME!!からご連絡を・・・でもほんの僅かなので期待しないで下さいね。
(後日入荷分はエンジンキットと車体のキットは別梱包になります、車体キット28300円 エンジンキット9300円です)

もしも残ったら老後に完成品を作って販売致しましょう・・・それくらい楽しみなキットです。

製品用タイヤシリコン型の製作

2015-03-07 18:37:31 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日は20%の確率だったのに雨が降っています、そう強く降る訳では無いですが、午前中に洗ったビニールトンネル用のビニールが乾かない・・・(笑)
午前中は畑においてあった薪の玉切りをしておきました、これも早く割らないと乾いてきますので待った無しの作業ですね。

午後からはCafeの方が忙しくて手伝い要請が来ましたので3時前までCafeの手伝いです、フライパンを振ったりグラタンを作ったり・・・最後のとどめは皿洗いですね。
今年は手伝いが多いせいかそれとも歳をとって体の油分が抜けてきたのか手荒れが酷いですね。
夜はハンドクリームをたっぷりつけてケアはしておくのですが昼間はブレーキクリーナーとかシンナーとかで油分は飛んじゃいますし・・・ボディに油分が残ると良くないですからねケアは出来ないんですよね~。

時間は無かったけど少しは進めておかなければ・・・なりませんね~。
特にシリコンは硬化に時間がかかりますから・・・今日の内に作っておかなければなりませんよ。
と言う事でタイヤの製品を作る為のシリコン型を作ります。
まずは作った2次原型を脱脂します。
これはシリコン型で抜いていますから当然シリコンはたっぷりと付いていますから・・・
そしてプラ板に瞬間接着剤で立ててゆきましょう。

そして・・・
この画像は先ほどの画像を変わりがない?
いやいや良く見て下さいよ、艶消しになっていますよね。
フラットクリアーを塗ってあるのです。
これをしておかないと艶の有るタイヤが出来てしまいましてアトランティックにそぐわないものになってしまいます。
いつぞやはこれを忘れてしまい艶のあるタイヤを作ってしまいました・・・(笑)

そして壁を作ってシリコンを流しました。
明日はタイヤの樹脂を流せますかね?