Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ボディの原型の製作Ver.3

2015-03-08 22:29:26 | Ferrari308GT Rainbow
タイヤの製作の時間をぬってレインボウを制作致しましょう。

このボディは元々ダイキャストミニカーですからボディが薄いのです。
もちろんこのままキャストをしたらかなり薄い物になりますから強度がかなり心配な事になります。
また事後変形も怖いですからね少し厚みを増しておきましょう。

今日の最初の仕事は昨日最後に盛ったパテを削っておきます。
最終的にはサフを塗ってみないとよくわからないでしょうから今はここまでにして置きましょう。

今度は裏側の補強をいたします。
一般的にレジンの場合はこの裏側がレジンで詰っていますね。
これは薄いと変形の恐れが有るからですね。
まあ他にも問題が有って縮みとかも有りますけど,まあ完璧な物はこの世の中に存在しないのですから・・・。

まずエンジンルームとコクピットの部分の仕切りを作ります。
本来はこの仕切りはもう少し前にあるはずなんですが構造上・・・と言うかキャストの都合上ここよりも前に有りますと抜きの問題が有りますのでここで分割しておきます。

次はリアシャフトの通る部分をプラ板で作ります。
またマフラーのサイレンサーの部分が入る凹みを考えておく必要がありますね。
そしてホイーウハウス(つまりタイヤが入る部分ね)とエンジンルームの区切りもプラ板で作っておきます。
この囲まれた部分にポリパテを詰めておきます。

前側にも壁を作りますけどコクピットとフロントのラゲージスペースと区分けがなかなか難しいですね。
ウインドウが少し前過ぎるのかな??
でも実車と同じ位置関係だしね・・・
上からの画像を見ますとダッシュボードは結構後ろ側有るんですね~。


さてさて次はこのフロント周りを作らなくてはいけないですね~。

タイヤをキャスティング致しました

2015-03-08 21:41:59 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日は天気が良かったですね~,ひょっとしたら今年に入って一番の天気だったかもしれませんね・・・少なくとも私の住んでいる安来では。
風は少し冷たかったですが午前中は外で畑を耕耘機でおこしておりました。
いよいよジャガイモやエンドウ豆などを植えなければなりませんからね~,ここからは超忙しいのです。
ブルーベリーの植え替えも後2/3残っていますし,苗を作る為に種も撒かなければなりませんし・・・間に合いますかね~。

昨日シリコンを流して型を作りました、一晩置いておきましたら完全に硬化した様ですね。

タイヤの原料になる樹脂を流しました,この樹脂は調整剤と言う液体を混ぜて完全硬化した後でもカチカチにならない様になるのです。そしてタイヤのゴムの色は専用の染料で染めております。
このお陰でタイヤがグレーになったりホワイトになったりする事が出来るのです。
その樹脂を型の上に流しました・・・
この状態ではまだタイヤの部分には樹脂が流れていません。

先程の状態で真空注型装置にかけて真空にしてやりますとタイヤの部分の空気が抜けて真空になります。
次に大気開放して空気を入れてやりますと空気に押されて真空のタイヤの部分に樹脂が流れ込むのです。
ただこの場合は硬化の反応が遅い場合にはこの方法が使えますがボディの素材になるレジンでは硬化反応が早いので混ぜて真空にすると途中で硬化が始まってしまう場合も有りますのでこの場合は真空にしてから中で混合する事も出来ます。
また余りいつまでも真空状態を続けておりますと方の中で樹脂が湧いて泡が発生致します,余りしつこく真空にしない方が良い場合も有ります・・・なかなか難しい物ですね。


この結果が出るのは明日の事になります,この樹脂完全硬化までは結構な時間がかかるのです。
今日現在の所では・・・ちょっと泡が多い様な気がします。
硬化剤が古かったのかな~・・・。
まあ明日取り出してみるのが楽しみですね。