Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

RX-7最終組み立てVer.2

2015-09-11 21:52:26 | アンフィニRX-7
東北の方は大変な豪雨らしいのですが山陰は今日一日は大変天気が良かったです。
この天気に感謝しつつも今回の豪雨で大変な被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。


さてこんなに良い天気なんですが今日はイチジクの収穫は少なかったですね、この数日気温が上がらなかった事から多分成長が止まったのかもしれません。
気温が元に戻れば多分収量も安定してくるのではないかと思っています。

さて外作業はそこそこにして置いて製作を始めなければなりませんね~。
本日の製作はホイールの制作からです。
ご依頼者様に聞いた所ではホイールは5本スポークのOZホイールですが限定のゴールドカラーだったそうですのでゴールドに塗りました。このゴールドですが実車の写真があればイメージを膨らませる事が出来るのですが当時の画像は一枚もないらしいので完全に私のイメージ?かな??
OZの文字は赤ではなくてブラックだったらしいのでそれもそのまま再現ですね。
タイヤを嵌めてみました・・・気持ちトレッドパターンがいかつい感じなのですがせっかくの軟質樹脂で出来たパターン付きのタイヤなので生かしてみます。

変わらない画像ですが・・・
エアバルブを取り付けました。
このエアバルブの位置ですが文字の有るスポークを右にして水平にした時に真下についている様です。
こんなホイールの場合はスポークがリムにつながる部分にはストレスが集中しますのでここにエアバルブが付く事はありません。
スポークとスポークの中間辺りに付けられる事が多いですね。

次はディスクブレーキですね。
ミニカーとしてのディスクブレーキは一応付けられていますがディスクはエッチングで作られたただの板でして見た感じが全くディスクに見えません。
キャリパーも付いていますので一旦キャリパーの裏側に付いている2本のピンをカッターで切ってキャリパーを外します。

回しながらサンドペーパーを当ててディスクの傷を付けておきます。
こうする事でディスクブレーキのディスクに見える様になります(笑)
中央にビスを通してナットで締めてリューターに取り付けているのは太すぎてリューターのチャックに掴めないからですね。

左側が傷を付けたディスクブレーキのディスクです中央と右はそのまま・・・いかにも金属の板という感じでディスクには見えないですね~。

4本ともディスクの傷を付けてキャリパーを接着して元に戻した所です。
最初のとは全く違う事がわかりますか?

そしてこのディスクの取り付けですがミニカーはホイールのハブの部分とサイズが合わないのでスペーサーを作る必要があります
細い丸棒は洋白しかないのでちょいと削ってみました
内径は3.0mm外径は4.0mmですね。

幅は2.5mmでカットしてスペーサーの完成ですね。

ミニカーとしてのディスクブレーキの裏側の余分な所をカットしてディスクとそのバックプレートだけを生かして使います。
内側に先程のスペーサーを差し込んで固定します。

さて昨日取り付けたウインドウですが・・・どうしても気になる部分が有りました。
最初はミニカーの塗り替えなので仕方がないかな~と思っていましたが他の部分が良くなって来ると徐々に気になって来ましてまた外してしまいました・・・
ウインドはこんな感じなんですがどこがダメなのかわかりますか?
ウインドウの周りが黒く塗ってあるのですが、この塗装は実車ではウインドウの内側から塗ってあるのです。
このミニカーは外側から塗ってありまして(しかも艶消しで)ウインドウの印象をかなり悪い物にしています。

内側からマスキングをしておいて外に合わせて内側の塗ってしまおうと言う段取りですね(笑)
一度に塗るのは大変なのですが何分割かにして塗ればそう難しい物ではありません。

内側を塗ったら外側の塗料を落とします。
模型用のシンナーを布に付けて擦りますと少しずつ溶けて落とせます。
しかし間違えてエナメル用のシンナーで擦らないで下さいね、エナメルシンナーは意外な事に透明のプラを侵してしまいます。

ウインドウを再び取り付けました。
写真ではよくわからないですが実物はなかなか良い感じですよ。