Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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少々疲れたので雑用を片付けました

2015-09-17 23:16:44 | その他
昨日は朝5時に起床して京都まで芝刈り機を引き取りに行って来ました。
どこかに書いたかもしれませんが芝刈りをしていてエンジンを焼き付かせてしまったのでヤフオクで中古の芝刈り機を購入したのですがどこの運送屋さんも運んでくれず・・・バイクや車は専用の業者がいるのですがこの手の機械はガソリンが入っている(抜いているのですが)とか色々と難癖をつけて送ってくれないのです。
運送やさんはあげくの果てに3万円なら送りますとか・・・人の足元を見てふっかけて来ます(笑)
まあそれに3万円を払うならレンタカーを借りてかないと旅行がてら京都に行ったというのが実際のお話ですね。
ただ芝刈り機を取りに行っただけではこのミッションは成立しません。
芝刈りが完了したらミッション完了となるのです。

買って来たのが中古の芝刈り機なのでそのまますぐに使えると思ってはいけません。
そのまま使ってまた壊れたら・・・自分の責任ですからね(笑)
1台(3万円の方)はオイルをチェックして様子を見ながら刈ってみましたが・・・2~3分するとエンジンが止まってしまいます。
そしてもう一台(2万円の方)は少し切れが良く無い事、そして排気に少し白い煙が混じる事を別とすればほとんど何の問題も無く芝刈りが出来ます。
実はヤフオクで買ったのは1台だけだったのですが、先方に行ってみるともう一台の別の芝刈り機がありましてエンジンを掛けてみたら排気が少し白くエンジンオイルが上がっているか下がっているか・・・の症状が出ていましてジャンクで良いけどもう一台いりませんか?と言われて買ってしまいました。
まあ出品者の方からすれば芝刈り機を買う人は少ないでしょうし引き取り限定と言う事ですともっと範囲が限られてしまう・・・運送屋も運んでくれない・・・と言う事も有ったのかもしれません。
いろいろ考えられますが・・・そう言う事で2台共お持ち帰りになってしまいました。
持って帰ってみますとそのジャンクの方が調子が良いと言う皮肉な結果になってしまいました・・・まあこんな事は良くある事ですね(笑)

仕方が無いからまずそのジャンクの方の問題点を直す事にいたしました。
切れが悪いのは多分刃物が研いで無いと思いひっくり返してみました。3つのボルトの中央の部分に注目です。ボルトの方に穴が凹んでいますよね・・・この向きに付いていました。

しかし変なんですよ・・・
この刃物はこの位置から左回りに回るのです(刃物の左側が摩耗して弓なりに減っていますね)が刃物の右側が研いで角が付けてある様に見えるのです。

拡大してみますと・・・
刃物の曲げもこの形状では切った芝を跳ね上げる事が出来ない様に見えるのですが・・・。

外してみますとこんな形状になっています、このままの向きで取り付けられていまして・・・これで左回りに回るのですからちょっと違いますよね。

刃物を裏返してみますとこの様な感じになります。
これで左側に回りますから刃を付けた方が芝に当たって右側の跳ね上げで刈った芝が袋にはいります。
そこで問題になるのが最初の写真の中央部分の凹みです。
中央の穴に嵌まって位置決めをしている様に見えるのですが・・・反対でも取り付けは可能ですが・・・

パーツリストやサービスマニュアルは元より取り説さえ持っていませんからネットで検索しますと海外のショップの部品表が出て来ます。

刃物の部分を拡大してみますと・・・
上側がエンジン側ですからやはり刃物の取り付け方が裏表逆だったんですね。
新品の時からそうなのかそれとも途中で刃物を取り替えた時に逆になってしまったのか・・・どちらかわかりません。
ただ芝を刈る部分がかなり減っていますからかなり長い時間このまま使われたのでしょうね~。

この後試運転をしましたら切れは良いし芝を刈ったゴミも跳ね上げが良くなったらしく良い感じに使える様になりました。

そして当初買っていた464と言う古い型式の物(3万円の方ね)も何とかしなければ・・・。

まずはガソリンタンクにガソリンを入れる時にゴミが気になったのでこのゴミがキャブに詰ってしまいエンジン停止に至ってしまうと見当を付けてガソリンタックの掃除をしました。
ゴミが混じったガソリンを抜くのですが移動用のタンクにガソリンを戻す時に気をつけないといけないのは芝刈り機のタンクのゴミを入れない事ですね。
ポンプの出口にストッキングを当てておいて戻します。

ストッキングにもこれだけゴミが付きました。
ガソリンタンクはポリ製なのでタンク自体からゴミが出る事は考えられませんのでガソリンの給油時に混ざった物と思われます。

タンクに残ったガソリンを紙コップに出してみました。
やっぱりこんなにゴミが出て来ます。
赤い塗料辺もありますね・・・何ででしょう??まあ良いか!

ついでにキャブを分解します
フロートのドレンを抜いてみますと・・・ガソリンは出て来ません。
と言う事はガス欠か?

フロート室の中央のボルトを外してみますが・・・フロート室は空ですね。
この後オーバーフローも症状が出ましたのでフロート/フロートバルブ等を交換の為に手配決定ですね。

ガソリンホースの中のゴミをブローしようとしてホースを抜いてみたらこんな部分にストレーナーがあります・・・と言う事はキャブにはゴミが行かないですね。
キャブのメインジェットの確認も必要か・・・

この後何度かテストをしますがやはり同じ症状が出ます、そして始動不能に・・・
プラグを見ると黒くすすけています。
そして外したままコードを付けてクランキングしますがスパークしません・・・点火コイルかカットスイッチか始動の為のマイクロスイッチの不良か??この辺りの部品は全く換えられていないので交換の必要がありますね。
今日は部品が無いので時間切れですね。
部品を手配して交換してみましょう。


アトリエに入ってから何をしようか・・・
そうだ!これも急ぎだったね~
Oゲージの古い鉄道模型を直してほしいって言われていました、ケースも作ったのでこんな時に直さなければなりませんね~
まずはヤフオクで落とした部品取りの分解
この部品取りは依頼された物よりも新しいタイプでボディ自体は鉄製、依頼品は真鍮なんだな~
だから部品だけ使用します。

取り敢えず使うのはこれだけ・・・デッキの部分/足回りのパーツ/パンタグラフ/ナンバープレートくらいかな・・・

使用する部品に剥離剤を塗って古い塗料を剥がします。
スッキリときれいになりました。

これが依頼品のボディです。
子供が作ったらしくハンダは流れていない、ダマになって付いていると言った方が正しいですね。
随分昔の製作でしょう・・・

ボディは全部やり直すので一旦全て分解してハンダを削って取ります。
バラバラでしょ!?(笑)

明日は取合えず組み立てをしておかないと忘れそうですね~。

次は展示ベースの仕上げ~!
チョロQ用のケースをご依頼頂いていましたので展示ベースを塗装していましたが塗装が乾きましたのでプレートを入れて展示ベースの完成です。

カバーを取り付けますとこんな感じになりました。
早ければ明日御依頼者様に発送します、K林様お待たせ致しました。