Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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Bosica 1/43 Porsche356Coup Carrera GS

2015-09-13 19:51:55 | 最近手に入れたキットのご紹介
名古屋の1/43ショップと言えばラクーンオートさんですがかなり前にボシカの作ったポルシェ356クーペのアナウンスが有ったのを覚えていらっしゃいますでしょうか?どうやら発売になっている様ですね。
詳しくはこちらをご覧頂ければ・・・と思います。
まだ注文をされていない方は今のうちに入手されておく事をお勧め致します。
僕も宝くじが当たったら10個くらい買いたいですね・・・マジで!

今回入手したキット(キットと呼べない物かもしれませんね)はそのキットとほとんど同じ物なのですが、ちょっと違います。
一味違うと言うべきか・・・(笑)
バラバラの部品なんだけどそれでもう完結しているんですよ。
そう本日お越しのお客様曰くこれは組立ててはいけないキットらしい・・・(爆)

下の画像をご覧下さい
バラバラのキットやボシカ氏自身が作ったポルシェのパーツを擦り合せしている画像ですね。
ボディはクーペでありますし、シャーシはプレスのスピードスターと同じ物である事がわかります・・・つまり今回ラクーンさんが販売されたものと同じ物という事です。(つまり以前の総メタル製のクーペのキットでは無いと言う意味です)

そして今回入手した物はこちらです
まずはボディです

付属している部品はこんな感じ・・・ほとんどの部品は揃っていますが内装やシートが無いかもしれません・・・だからこれだけでは完成する事が出来ないのです。
それでもこのキットは完結しているのです・・・

シャーシとボディを離してみますとシャーシはラクーンさんで売られている物と同じ事がわかりますね。
でも後のエンジンフードを見ますとスリットの無い物になっています・・・

そこで最初の画像を良く見て下さいね
ボシカ氏が持っているボディ左のドアの部分にサフらしき物が塗ってあります。
下の画像は拡大したもの・・・

そして今回私が入手したボディ・・・

何と同じ物・・・と言うかその画像その物のボディなんですね。
つまりこのボディはボシカ氏が試作段階でドアやボンネットエンジンフードを確認する為に使ったボディそのものなんですね。

ピラーの一部は湯が回らなかった不良品のボディを使って各開口部を削り合わせていたのでしょう・・・それを証明する様に開口部にはかなり削った痕が有りますね。
私はボシカ氏の熱狂的な信者では無いですが彼はやはり天才だと思うのです。
誰もやっていなかった事を次々とやったのですから・・・・その彼が直接手を掛けた物が目の前に有る訳ですからね。
削った痕跡の一つ一つが彼の仕事なのでしょう、そんなボディを見ながら自分の仕事を見つめ直してゆくのも良い事なのかもしれませんね~。

その様な意味でこのバラバラのキットは既に完結している訳です。
もしもボシカ氏の356クーペを組立てたいならラクーンさんで新しい物を購入して作るべきだと思うのです。


あっ!そうそうこのキットの出所に付きましては一切お応え出来ません。
別に危なげな所から入手した訳では有りませんが譲って頂いた方にご迷惑がかかるといけませんので・・・ご了承下さい。



RX-7最終組み立てVer.4

2015-09-13 17:16:17 | アンフィニRX-7
今日は朝の内は雨が降っていた様で・・・降っている所は実際には見ていないのですが・・・起床したら道路が濡れていました。
出勤する頃になるとまだ黒い雲は有りましたが雨は降りそうに見えなかったですね。
早速イチジクの収穫に出てからアトリエに直行です。

そうそう!仕事に入る前に前に・・・
皆様に一つご報告が有ります。
先日地方局のTVのニュースの時間でご紹介を頂いた事は書きましたね。

実はその後TV局の方からご連絡を頂いておりまして先日収録した物を再編集して日本放送の全国版に出しても良いでしょうか?と言われていました。
まあ特にお断りをする理由も見当たらないのでKOをしました。
ただ企画が通ればという条件がついていましたので気に留めていなかったのですが・・・昨日企画が通ったというご連絡を頂きました。

放送日時は9月15日朝5時50分からのZIPという番組の中で6時20分頃から30分頃に1分間だけ出るらしいです。
どんなご紹介になるのかはわからないですが・・・!?(笑)まあ興味をお持ちの方はご覧になって下さい。
収録は4時間くらいかかったのですが・・・(笑)

ただコレにはもう一つの企画が存在する様でして取材にいらっしゃったアナウンサーさんからも全国版の打診を頂いています。
まあこれも企画が通れば・・・と言う条件がつきますので・・・まだわかりません。
企画が通りましたらまたご報告をさせて頂きたいと思います。

今日は仕事を完了しないといけないですからね~(笑)
RX-7は残った作業がホイールボルトだけですがコレもまた油断をすればそれさえも時間切れになってしまう可能性が有ります、油断大敵という所でしょうか。

さてホイールのクリップナットを作りましょう。
外車ではこのホイールを止めている物はボルトの場合が結構有りますが国産車の場合はハブからボルトが出ていてそれにホイールを引っ掛けておいてナットで締めるのが一般的です。
RX-7もそんなやり方でホイールが止めてあります。
ホイールナットの素材は外径が0.6mm内径が0.2mmのアルミ製のパイプを使います。
切った所がこちらの画像・・・

この後1.0mmのプラ板に0.6mmの穴を開けましてその穴に切ったアルミパイプを差し込んで表裏から削ります。
これは切ったパイプの長さを合わせるのに使ういつもの方法ですね。
そしてホイールの穴を開けた部分に差し込んで接着します・・・。

そして全体を磨き直してワックスを引き完成です。

そうそう忘れていました
展示ベースの裏を見ますと如何にも2本のネジで止まっている様に見えますが片側は位置を決めているだけなので注意書きをしておかなければなりませんね。
間違って外されて作品が落ちてしまっては申し訳ないですから・・・


ギャラリーアップは明日納品が完了してからになります。