Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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312T2エンジン製作

2016-02-10 21:16:57 | その他
だいぶ前にお客様のご注文でフェラーリ312T2を作ったのですがその後お客様がこちらに来られまして展示ベースの上にスペアエンジンを作って載せてほしいと言われていました。
エンジンだけと言うのもキットを1個潰さなければなりませんので生憎当方に在庫が無く「急がないですから」と言うお客様の言葉に甘えて!?すっかり忘れていました。
先日ストラトスのエッチングを探していてこの作品を発見しましてお客様にご連絡を取りましてやっと思い出したと言う・・・大変申し訳ありませんでした。

この作品のギャラリーを見ますと作ったのは2013年ですから・・・そろそろ何とかしなければと思いましてね~
キットを手配して始めました・・・
また忘れたら御客様にご迷惑がかかってしまいますからね・・・

キットは手配したものの
それだけでは作れないのですよ
この作品は樹脂製の部品は透明のレジンで複製してFRP製の部品の様に塗装をして使ったので同じ様にしなければなりませんから今日の最初にした作業はエンジンの組み立てでは無くレジンのキャストです。
当時作ったシリコン型を使って同じ様にね・・・

エンジンを組み立てていて(?)と思ったのはエンジンの前側に付いているロールバーの取り付け部分が邪魔なんですよね。
エンジン単体で展示する場合はこの部分はエンジンに付いていないのが普通なんですよね・・・
洋書に付いている図面を見ても形状が違うのがわかりますね・・・

フライスに掛けて余分な部分を削り取ってゆきます

更に削ります・・・

エンジンブロックを組立てております・・・

インストを見ながら部品を選別しこれだけの部品と後は透明レジンのキャストした部品が有れば完成しますね・・・

エンジンを載せる台はどの様な物が良いのかな??
エンジンスタンド?それともフェラーリの赤い木箱が良いのかな??





Lancia Stratosボディ修正Ver.7

2016-02-10 21:14:38 |  Stratos JeansChicago
今日は定休日ですが、性懲りも無く仕事をしています(笑)
今日は午前中にはバラの会の方がいらっしゃいまして当店の中庭で講習会をしていただきましたのでいつもの時間に出勤しました。
家内はバラの会の講習会、私はバラの寒肥やしの為に牛の堆肥を取りに行く準備で軽トラックの荷台にコンパネを使って枠を作っていました。
それが終わったら倉庫に有る粗大ゴミを処分場に運び処分して頂きました
まあこんな仕事は休日で無いとなかなか出来ない仕事ですよね・・・
自営業ですから比較的時間に融通が利く様に思われるかもしれませんが実際には無駄な時間の使い方は出来ませんからね~意外と自由な時間は無いのです。
そして・・・
少し前に自分の車を買ってくれませんか?と言う友人がいまして
それなら一度見せて下さいという事で本日見せて頂きました・・・
昭和59年のマツダサバンナRX-7ターボ(SA22C)ですね

画像では一見綺麗に見えますが・・・12万キロくらい走っていますし今年で31年程になりますからかなり古い車ですから間違っても新車の様な・・・と言う事は有りません。
サンルーフには錆も有りますし・・・
取合えず2月末頃に譲って頂く事にしておきました
ただいつも思うのですが車を買うというのは新車でも中古でもご縁だと思います
来てみないとわからないのです、来るまでは本当に来るのかもわからないのです。
来る日を楽しみに待ちましょう・・・(笑)

そんな事もしながら製作をいたします
今日はルーフにパテを盛りました
そうルーフだけはパテを使います、理由は昨日書きましたよね。
3台共盛っています
ルーフはリアカウルにもかかっていますのでリアカウルをボディに取り付けておいてつながったラインは一緒に盛っておきます。
1発目のパテですから綺麗に仕上げる事を考えずにラインを直す事を考えて盛ります。
誰ですかたっぷり盛っておいて一回で済ませようと考えているのは・・・
たっぷり盛れば確かに一回で済みますが気泡が入ったらやはり2回目のパテ盛りが必要になりますし、削る量が多くなって時間がかかるのも事実でしょ!?
急がば回れという言葉も有りますからね・・・

乾燥機に入れて加温してやりますと短時間で硬化し削る事が出来ます。
削る時もラインを出す事を優先に削っていますよ・・・凹んだ部分を全てなくそうとするとラインが出ずに再びパテを大きく盛らないといけなくなります。
パテを削るときには当たり前ですがリアカウルを付けたまま削りますよ・・・そうしないとルーフからリアカウルに至るラインがつながらないですからね。

パテを削ったボディは真横から見ますとつぶれていたルーフが元に戻った様に見えますね
ちなみにこれは3号車のモンテカルロ仕様です

3台共1度目のパテを削りました
良く見ますと色の濃い部分と薄い部分が有りますね
濃い部分はパテが削られていない部分です白っぽい部分は削られている所なんですね
パテの混ぜ具合が悪い訳ではないのですよ(笑)

2度目のパテを盛りました
このパテはウェーブのスベスベです目が細かいので細かな気泡が有っても馴染みが良いですね
厚付けには向きませんが薄く広い面とか細かな気泡とかには使いやすいと思います
ただし硬化剤が付属の透明の物を使わずに黄色な物を使っていますのでモリモリと同じ様な色になっています(笑)

3台共パテを盛っています
この時もカウルを付けたまま盛っています

明日は研いでルーフを仕上げられるでしょうか!?