今日も朝から発送しています(笑)
お一人でこれだけご注文を頂く方も・・・皆さんやはり困っていらっしゃったんですね~。
御陰さまで(レッド)残り7個になってしまいました・・・近日中に追加しないといけませんね。
本当に話が決まるのかわかりませんが海外からもBF経由でお問い合わせを頂いています。
新しいベルトが届いたら今度こそ厨房のK子さんに手伝ってパッキングしてもらいましょう、最近Cafeの方が忙しくてなかなか手伝ってもらえないんですよね~。
さて少し難易度の高い部品を旋盤で挽いています
これはマルシンのポルシェ911カレラ2.7RSのエンジンの冷却ファンのプーリなんですね~
このプーリーはちょっと複雑な形状でして円周の部分から斜めに奥に凹んでいますが途中で平面になってチュ応の穴の周りは補強の為に少し厚くなっているのです。
こんな形状を一体どうやって削るのか・・・
どの刃物を使うのか・・・全く知りません。
ただ材料を持って眺めていますと刃物の動きが徐々に頭に浮かんできます。
まず最初は端面を綺麗に削って直径を合わせて削ります。
そして中央にビス止め用の穴をあけてからいよいよ難しい刃物の動きをさせますよ。
普通の三角のチップを使い斜めにチャックしておいて刃物を横に動かして斜めに円周に近い部分を削ります。
そして中央側に刃物を移動しますと平面の部分が削れます・・・この方法が正しいのかわかりませんが何とかこれで削れています。
作ったプーリーは言わなくてもわかるでしょう右側ですよ
左側は元キットの物です一見小さい様に見えますが新しく作った物は少しカメラに近いので大きく見えますがどちらも12mmの外径を持っています。
元キットの物は外周に近い部分の斜めの部分の幅が狭いですが実車のプーリーはこんなに斜めの部分と平面の部分がきちんと見えないのです・・・よく目を凝らせば見える程度!?
次にベルトが通るプーリーの裏側の部分を削ります
使うバイトはねじ切り用に左右が斜めになっているバイトを使っています。
次にプーリーの面に8つの穴を開けます
この画像はご依頼者の方に送ってもらった物ですが元部品の穴はもっと小さくて目立たない感じですが実車では意外と大きめの穴が開けてありますね
この画像では外周の部分の斜めの部分が全く見えないのですが私の探した画像では若干斜めの部分が見える物も有りますどちらが正しいのかはわかりませんが・・・作った部品は元キットと実車の写真の丁度中間くらいになっていますかね~。
穴は元キットの部品では0.8mm程度ですが大きめという事で1.0mmの穴をあけています
なかなか良い感じではないかと思いますが如何でしょう??
こんな感じで割り出し円テーブルで穴をあけています
元キットでは穴が貫通していないのですが理由は裏のベルトの当たる部分にありました。
ベルトの当たる部分の直径が小さくて貫通させるとベルトの辺り面に穴が開いてしまうのです。
作り直しに伴いましてベルトの当たる面の直径を大きめにしてから穴の位置はシャフトに近い位置へ変更しています。
こうする事で穴が開く事が回避出来ます。
やっと5台分のプーリーが出来ました
しかしまだ問題は有りますこの裏側の加工が残っているのですしかも旋盤のチャックに固定する為に掴む部分が無いのです・・・これは明日また考えましょう(笑)
割り出し円テーブルを固定したので一緒に一昨日作ったメカ二カルポンプのプーリーのボルト穴をあけておきましょう
穴は奥の部分に3本ですので割り出し円テーブルを使わないと巧く出来ません。
ここで部品を見ていて気になる事が有りました
実車ではプーリーの溝の側面が斜めに削られている事が多いのですがこれはこのプーリーの角が有りますと回った時にベルトが角に引っ掛かってプーリーの溝を乗り越えてしまう事が有るのです。
つまり外れてしまう訳ですね
しかも模型に使われているベルトの精度はわからないのです・・・しかし精度がそんなに高いはずもないので角が有れば容易に溝を乗り越えてしまう事も考えられますね。せっかく作り直すのですからそんな事が無い様に溝の壁の部分を斜めに削っておく事にいたしました
模型を作ると言う事では有りますがただ形状だけを真似すれば良いと言う事では無く実車の知識に基づいて形状を決めてゆきたいですね・・・その方が圧倒的に面白いと思うのです。
これだけ気を配って作っても上手くいくかは他の部品の問題も有りますのでわからないのですけどね・・・
しかしそのままではプーリーをチャックする事が出来ませんのでアダプターを真鍮と先日買ったM1.4のビスを使って作ってみました。
どの様に使うのかと言いますと真鍮のアダプターをチャックしておきましてプーリーを差し込んでから真鍮のワッシャーとビスを使ってプーリーを固定致します。
この様に左右が斜めに削られたバイトを左右に動かして斜めに削っています
最後に軽く角にペーパーをかけてカエリを取って置きましょう。
はい!
プーリーの方は完成ですね、後は中央部分のワッシャーと六角ボルトを何とか作れば大丈夫ですね。
明日は終わるかな?? ・・・リ・ハ・ビ・リ!
お一人でこれだけご注文を頂く方も・・・皆さんやはり困っていらっしゃったんですね~。
御陰さまで(レッド)残り7個になってしまいました・・・近日中に追加しないといけませんね。
本当に話が決まるのかわかりませんが海外からもBF経由でお問い合わせを頂いています。
新しいベルトが届いたら今度こそ厨房のK子さんに手伝ってパッキングしてもらいましょう、最近Cafeの方が忙しくてなかなか手伝ってもらえないんですよね~。
さて少し難易度の高い部品を旋盤で挽いています
これはマルシンのポルシェ911カレラ2.7RSのエンジンの冷却ファンのプーリなんですね~
このプーリーはちょっと複雑な形状でして円周の部分から斜めに奥に凹んでいますが途中で平面になってチュ応の穴の周りは補強の為に少し厚くなっているのです。
こんな形状を一体どうやって削るのか・・・
どの刃物を使うのか・・・全く知りません。
ただ材料を持って眺めていますと刃物の動きが徐々に頭に浮かんできます。
まず最初は端面を綺麗に削って直径を合わせて削ります。
そして中央にビス止め用の穴をあけてからいよいよ難しい刃物の動きをさせますよ。
普通の三角のチップを使い斜めにチャックしておいて刃物を横に動かして斜めに円周に近い部分を削ります。
そして中央側に刃物を移動しますと平面の部分が削れます・・・この方法が正しいのかわかりませんが何とかこれで削れています。
作ったプーリーは言わなくてもわかるでしょう右側ですよ
左側は元キットの物です一見小さい様に見えますが新しく作った物は少しカメラに近いので大きく見えますがどちらも12mmの外径を持っています。
元キットの物は外周に近い部分の斜めの部分の幅が狭いですが実車のプーリーはこんなに斜めの部分と平面の部分がきちんと見えないのです・・・よく目を凝らせば見える程度!?
次にベルトが通るプーリーの裏側の部分を削ります
使うバイトはねじ切り用に左右が斜めになっているバイトを使っています。
次にプーリーの面に8つの穴を開けます
この画像はご依頼者の方に送ってもらった物ですが元部品の穴はもっと小さくて目立たない感じですが実車では意外と大きめの穴が開けてありますね
この画像では外周の部分の斜めの部分が全く見えないのですが私の探した画像では若干斜めの部分が見える物も有りますどちらが正しいのかはわかりませんが・・・作った部品は元キットと実車の写真の丁度中間くらいになっていますかね~。
穴は元キットの部品では0.8mm程度ですが大きめという事で1.0mmの穴をあけています
なかなか良い感じではないかと思いますが如何でしょう??
こんな感じで割り出し円テーブルで穴をあけています
元キットでは穴が貫通していないのですが理由は裏のベルトの当たる部分にありました。
ベルトの当たる部分の直径が小さくて貫通させるとベルトの辺り面に穴が開いてしまうのです。
作り直しに伴いましてベルトの当たる面の直径を大きめにしてから穴の位置はシャフトに近い位置へ変更しています。
こうする事で穴が開く事が回避出来ます。
やっと5台分のプーリーが出来ました
しかしまだ問題は有りますこの裏側の加工が残っているのですしかも旋盤のチャックに固定する為に掴む部分が無いのです・・・これは明日また考えましょう(笑)
割り出し円テーブルを固定したので一緒に一昨日作ったメカ二カルポンプのプーリーのボルト穴をあけておきましょう
穴は奥の部分に3本ですので割り出し円テーブルを使わないと巧く出来ません。
ここで部品を見ていて気になる事が有りました
実車ではプーリーの溝の側面が斜めに削られている事が多いのですがこれはこのプーリーの角が有りますと回った時にベルトが角に引っ掛かってプーリーの溝を乗り越えてしまう事が有るのです。
つまり外れてしまう訳ですね
しかも模型に使われているベルトの精度はわからないのです・・・しかし精度がそんなに高いはずもないので角が有れば容易に溝を乗り越えてしまう事も考えられますね。せっかく作り直すのですからそんな事が無い様に溝の壁の部分を斜めに削っておく事にいたしました
模型を作ると言う事では有りますがただ形状だけを真似すれば良いと言う事では無く実車の知識に基づいて形状を決めてゆきたいですね・・・その方が圧倒的に面白いと思うのです。
これだけ気を配って作っても上手くいくかは他の部品の問題も有りますのでわからないのですけどね・・・
しかしそのままではプーリーをチャックする事が出来ませんのでアダプターを真鍮と先日買ったM1.4のビスを使って作ってみました。
どの様に使うのかと言いますと真鍮のアダプターをチャックしておきましてプーリーを差し込んでから真鍮のワッシャーとビスを使ってプーリーを固定致します。
この様に左右が斜めに削られたバイトを左右に動かして斜めに削っています
最後に軽く角にペーパーをかけてカエリを取って置きましょう。
はい!
プーリーの方は完成ですね、後は中央部分のワッシャーと六角ボルトを何とか作れば大丈夫ですね。
明日は終わるかな?? ・・・リ・ハ・ビ・リ!