Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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タイヤとブレーキドラムの製作

2017-03-13 22:31:21 | OM Superba 1927
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本日の製作はホットロッドだけではなくOMの方も作っています。
そのOMですがどうも車体とホイールタイヤなどのバランスが良くありません車高がやたらに高いので薄かったシャーシをカサ増ししたのですがそうすると今度はボディの上下寸法が少し足らないように見えるのです。
仕方がないのでボディはとりあえずそのままにしておきましてタイヤホイールを先に決めようということにいたしました。
今まで作ったクラシックカー用のタイヤをいくつか作ってみました。
サイズはキットのホイールよりも幅を少し小さく直径も少し小さくしようと思いますが、実際に当ててみて雰囲気を確かめた方が良い感じなのです。
諸元がわからないので実車から大きさを割り出してゆくことが出来ないので全体の雰囲気を優先して製作することにした次第です。

以前に作ったシリコン型を出してきてタイヤ用の樹脂を流し込んでおきました。
真空の中で流し込みますので気泡は少なくて綺麗なタイヤを作ることが出来ます。」

樹脂が硬化しますとこんな感じで型から取り出します。
これを実際に当ててみて大きさを決めてホイールはそのあとに作るという段取りですね。

タイヤが出来たらホイールは決まりますがその前にブレーキドラムを作っておかなければホイールの中を穴にするのかピンにするのか決まらないですよね。
ということで前後のブレーキドラムを作っておきました、実車は円周上にブレーキの冷却フィンのついた形状になっていますから自作のバイトを使ってフィンを削ってみました。

仮止めしてみますとこんな感じですね。
形状は十分なのですが内側はブレーキのバックプレートが見えますのでこのバックプレートを作ってみましょう。

バックプレートはドラムと一緒に回らずにアクスルと一体になっています。
ですから部品としてドラムとは別にしておくのが表現方法としては良いのではないかと思います。
この部分は全体の厚みが0.5mmほどで中央の凹みは0.3mmになります・・・つまり中央部分の厚みは0.2mmしかないのです。

バックプレートをドラムの内側に装着しますと見えそうでなかなか見えにくい・・・ちょっと微妙な感じです
上側に小さな穴がありますがここは機械式のブレーキのロッドが付く穴になります。
今は部品をまだ作っていませんが後で穴を開けるのは難しくなりそうなので先に開けておきました。

とりあえずブレーキドラムが付きましたので明日はホイールを決められるのではないかと思いますが・・・(笑)


なかなか予定通りいかないのも事実ですね。
ホットロッドの方もクリアーを塗りたいのだけど・・・どうかな!?

塗装開始Ver.1

2017-03-13 21:46:35 | Ford ModelA Hot rod
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本日の山陰は下り坂の天気の様で曇り空のしたでタマネギ畑で草を取っていましたら急に冷たい風が吹いてきました、これは雨の前ぶれの様だったので早そうに切り上げて中に入ったらポツポツと降り出してきました。
夕方まではそんなに強い降り方はしなかったのですが・・・
天気予報によりますと明日は雨で降水確率も結構高い様ですね。

さてそんな中ですが本日からホットロッドの塗装に入ります。
(途中で公開してしまいましたね・・・申し訳ありません)
ここからは自宅に戻ってからの追記です

ボディカラーはメイクアップさんとお客様の相談でこのカラーになりました
ライトグリーンですがパールが入っています、なかなか複雑なカラーですが塗ってみないとわかりません
メイクアップさんから塗料を送っていただきましたが1液性ということ以外はあまりよくわかりません・・・シンナーはラッカーシンナーでいいと聞いていますがそれも実際に塗るにはテストが必要になります。
それはシンナーとの相性やウレタンクリアーとの相性も含めてテストをしなければ使えません。
いきなりお客様の車でテストというわけにはゆきませんよね(笑)
まずはプラ板に塗ってみました。
感想はパール粒が沈みやすい事、少し粒子の粗いものが混じっていることが判明いたしました。
パール粒なのかゴミなのかよくわからないですが・・・このまま塗るのはちょっと考えものです。
ただパールが沈みやすいので最初の状態ではかなり粘度が高い状態で瓶に入れてありますがこれはパールの沈みを抑えるための処置でしょうね。

粗いパールの粒なのかゴミなのかよくわからないですが塗料をシンナーで薄めてからフィルターを使って一旦塗料を漉して異物を取り除きますとこんなに綺麗に塗ることができます。
実はこの前にそのまま塗ってみましたがブツブツと異物感がありましたので一旦塗装を中止して硬化をしてから研いで面だしをしてから塗り直しました。
塗装に近道はありませんね・・・。