Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ボディの検討

2017-03-25 22:27:00 | Ferrari 288 GTO
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この所次に制作を始めたいFerrari288GTOの制作手順を検討していました。
お客様のご希望は
お一人の方がプロトタイプを1台、そして最終生産のニキラウダ氏に送られた物を2台セットでご希望になっています。
お二人目の方は通常のタイプを1台の都合3台を作る予定なのです。
3台ともフルディティールでメタルのボディを使ったものをご希望になっています

最初の打ち合わせではボシカのキットをベースにフルディティールをということでしたがボシかのキットはドアの中央で上下分割されていますのでドアを開け閉めするのにちょっと問題が出てきます。
他にメタルのボディを持つキットと言いますとフェニックスのキットが有ります、このキットは原型をAMRのルフ氏が行ったキットでしてそれなりに期待できます。
またボシかのキット自体にはインナーパーツは何も付属していませんからすべて自作する必要がありますがそれでは余りにもコストがかかりすぎます。
なのでインナーパーツはMRボシかのキットを使い内部を作り込むことにいたしました。

下の画像は左からフェニックス、メイクアップアイドロン・ボシカの順になっています。
アイドロンはメタルでは有りませんが形状の比較として登場してもらっています。
ただし以前に塗り直そうとして分解しレジンの肌だけですと形状の理解が難しいのでその辺りに有った塗料を塗ってみたものです。
まずフェニックスですが全長がかなり長いですね。
1割とは言いませんがそれに近いくらい長いのです。
次に長いのはメイクアップですね、ボシカとメイクアップはあまり大きさの違いはありませんボシカの方がほんの僅かに短いくらいでしょうか・・・。

アイドロンとボシカを比べますとボディサイドの膨らみと言いますか下側の絞りが効いているのがメイクアップでボシカは少しのっぺりとした感じですね。

ボシカのボディを真横から見た所ですがボディの上下はすでに削り合わせていますのできちんと合っていますが、ボディ中央のキャラクターラインの部分で上下を分割しているのがいちばんの問題ですね。
この部分は絶対に継ぎ目が見えてしまうということなのです。

私が一番気になるのはルーフの形状ですね。
ルーフの前側が少し下がっているのです、他の部分はまだカバーができるのですがこのルーフの部分はちょっとカバーが難しいですね。
ピラーを切って伸ばせばそれなりに修正は可能になりますがウインドウもその周りのモールも寸法が変わってしまいますから使えなくなってしまいます。

やはりボディはアイドロンが一番良いように見ますね。
これは私がメイクアップの仕事をしているからという事ではなく客観的にそう思う訳でして・・・

どこから見ても破綻のないスタイルですね。
なんと格好がいいのでしょう・・・・。


各モデルのホイールベースを確認して見ましょう
まずはボシカとメイクアップです
比べて見ますとホイールベースはほとんど同じですね。
ボシカの方はフロントとリアのオーバーハングの部分には何も部品がついていないので印象がわかりにくいかもしれませんが・・・

次はボシカとフェニックスです
フェニックスが大きいと思いましたが・・・ホイールベースはこれもまた同じですね。

どうやらボディの大きさの違いはホイールハウスから前側とリアのホイールアーチの後ろ側の寸法、つまりオーバーハングの部分が長かったりいたします。


いちばん良いのはアイドロンをベースにメタルのボディを作る事ですね。
そんな事が出来るのでしょうか?

ベースキット分解

2017-03-25 21:33:18 | Ferrari F355
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本日の山陰は天気は良かったけど少し寒い一日となりました。
空は十分晴れ間がありましていい感じだったのですがお昼になっても気温は上がらず9度くらいと思います。
外で作業をするにはちょっと寒かったですね。
少し前にスナップエンドウの苗を植えたのですが根がつく前に霜が降りてしまいまして、1/3くらい枯れてしまいました。
すでにツルが登る棚を準備してしまっていたのでこのままではもったいないと思い近所のスーパーでスナップエンドウの苗を買ってきて植えました。
ついでに霜が降りても影響が少なくなるように藁を使い覆いをしておきました。
これで十分かどうかはわかりませんが・・・しないよりもしたほうがいいだろうと思いましてね。
他にもジャガイモと生姜を植える畑をおこして苦土石灰をまきました。
植えるまでにもう一度起こすことになると思いますが・・・早めに作業を進めておかなければなりませんね。


さて本日の仕事ですが
少し前にブログでも書いたような気がしますが、Ferrari F355の制作準備を行いました。
このモデルは実車をお持ちのお客様が自分の車と同じようにしてほしいというご注文です、以前に1/18モデルを作らせていただきましたが今回は1/43モデルになります。
ベースキットはメイクアップのアイドロンの完成品となります。
すでに随分前にベースキットはお送りいただいていますのでいつでも制作にかかれる状態だったのですが、なかなか順番が回ってこなかったのです
大変お待たせいたしました、すぐに完成とはゆきませんが本日から着手いたします。

分解を始めますが必要のある部分を分解いたします。
ホイールを交換するために床板を止めている4本のタッピングビスを外しまして前後のタイヤ・ホイールを分解いたしました。
タイヤ・ホイールはそのままのサイズで使いますから傷がつかないように十分注意がひつようですね。

内装も外します。
内装は私の記憶ではフラットブラックと思いますのでこのタンカラーの部分はすべて取り外さなければならないのです。
そうでないと塗装ができないですからね。

床板も外しました
後ろの方は少し傷がついてしましたが塗装の時に修正してから使いますから多分大丈夫でしょう。

外した部品は結構な量になりますね。
見れば見るほど部品点数が増えてゆくような気がします・・・。

ウインドウも外しました
本当なら外したくなかったのですが内装の一部がボディ側についていますのでこの部分も塗り直しが必要になってきます。
外さずに塗るというのはちょっと無理っぽいですね・・・

リアのチャレンジグリルを作らなければならないのでテールレンズなども外しました。
これで分解はなんとか完了ですね。