Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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今日は定休日でしたので・・・

2013-07-10 20:27:06 | Maybach Zeppelin
今日も夏らしい暑い一日でしたね。
こんな日はアトリエにこもって一日中仕事をしているのがどんなに楽か・・・(笑)
しかしですね、そうはいかないのが私の所なんですよ、今日は朝からコチラに行って来ました。
遊びじゃないんですよ~!
どんな物か研究の為に行って来たんです。
新しい造成地にバラ園を作るのは以前にどこかに書きましたが、バラ園だけだと5月の中旬から6月初め頃までで花が終わってしまうのです。
それでは少しシーズンが短いので同じ場所にハーブ園も作っておけば7月終わりくらいまでは花が楽しめるはず・・・と言う事で見学に行って来た訳です。
それにハーブの中には料理やケーキなどに使える物も多く有りますし花も楽しめると言う事は楽しみも倍増する訳でして・・・。
そんな休日でしたが、本来なら今日は芝刈りの日でして明日か明後日には芝を刈らなければなりません。
次の手を打つ事も考えながら今までの仕事を継続すると言うのはかなかな大変な事です、まだまだ頑張らなくてはいけませんね~。

そんな休日の中で少しの時間が有れば製作に回す事になります、今日テストしていたのはホイルのセンターハブのカバーを試作していました。
まずは途中になっていたセンターキャップの切り出しを全て完了しました、厚みは0.9mmに設定しております。

そして問題のハブカバーですが一番太い部分を5.2mmにして形状を整えてみました。
ホイール側はフレアーしていて少し広がっている部分まで再現出来ましたが全体的にもう少しテーパーが足らなかったですね・・・少し印象が違う様な・・・。

ホイールに乗っけてみると・・・う~ん・・・・。

実車はこんな感じなのでやはりテーパーが足らないですね・・・
フレアーしている部分ももう少し大きな方がいい感じですね。

キャップまで乗せてみると・・・

明日もう一度作り直した方が良いですね、次はもっと良い物を作る自信が有ります(笑)


本日もマイバッハのホイールを作っています

2013-07-09 22:06:39 | Maybach Zeppelin
今日も暑い一日でしたね。
どこやらでは39度にもなったとか・・・39度って体温より高く風邪をひいた時の体温くらい有りますよね。
39度の熱と言うと関節は痛く結構苦しい物ですよね。
それが気温だなんて信じられません。
さぞかし暑かったでしょうね・・・・

さて製作ですが本日も昨日に続いてマイバッハのホイールを作っています。
昨日はリムの部分を作っていましたが本日はセンターディスクの部分から作ってゆきます。

外形は9.5mmで肩の部分は丸く丸めてあります。
センターの部分の厚みは1.0mm程でしてセンターにはシャフトの為に1.5mmの穴をあけております。

リムと合わせてみるとこんな感じです。
このセンターの更に2つの部品が重なる事になりますからなかなか複雑な物です。
センターディスクの中央にはハブのカバーと思われる物が付きその上にキャップが付くのです。
何故こんな複雑な形状になっているのか考えてみましたがこのホイールは本当はワイヤーホイールで全体にキャップが付いているのではないかと・・・想像ですが・・・。
ですからハブのカバーが意外と大きくキャップはホイール面よりもかなり出っ張っている様子なのです。
まあそれは良いとしてキャップの部分にはセンターにエンブレムが付いていますしボディカラーとブラックで円周上の塗り分けが有ったりかなり複雑なのです。
そこでセンター部分の塗り分けとエンブレムはエッチングで作っておいて挽きものと合わせて再現しようとエッチングを準備致しました。
ホイールの左側の円周状の飾りの入った丸い物がホイールキャップの部品ですね、そしてその上のもう一つ上側の物がセンターのエンブレムになります。

ハブのカバーは後にしてキャップの部分の挽きものを作っています。
キャップのエッチングが入る部分を4.0mmのエンドミルでさらっています。

エッチングの外形は4.5mm有りますのでエンドミルの4.0mmよりも0.5mmほど広げなければなりませんので切削用のバイトで旋盤の回転を反転させて削っております。
余り進められた方法ではないのですが・・・。

エッチングを入れてみるとこんな感じになります。
この時点ではまだ修正をしなければならないかもしれませんので突っ切りで切り出すのはこの後になります。

だいたい目処がつきましたので突っ切りバイトを使って厚さ0.8mmに切り出しました。
突っ切りで少し切り目を入れてからその切り目を入れた部分の角にペーパーを当てて角を丸めておく事を忘れていはいけません、あくまでもキャップですから角がピッチリと出ていたのでは趣が無いですからね。

エッチングを重ねて見て具合を確認します・・・

このホイールですがなかなか形状が複雑で部品を作るのに時間がかかりますね。
寸法で追っていっても作って見ると雰囲気が違っていて何個も作り直しをしましたね、ご紹介している物は何度も作った内で一番雰囲気の良い物です。
まだハブカバーの部分を作らなければならないので最終的にこれで良いという物になるのかはわかりません。
木曜日もう一日かかりそうですね。

山陰も梅雨が明けました!

2013-07-08 19:41:20 | Maybach Zeppelin
今朝出勤した時に暑いな~と思いましたが午前中に梅雨明け宣言が出た様でしてどおりで空が青く暑い日が射していたはずですね。
先日散髪をしたのですが麦わら帽子をかぶっていても頭がジリジリと暑いのは気のせいでしょうか??
午前中の仕事はこの暑い中新しい造成地の耕耘作業でした午前中の時間を費やしても暑いのでなかなか効率が良くなくてやっと1/4を終わった程度でしたがもうヘロヘロになってしまいました。
それでもトマトを食べると熱中症予防に良い様ですよ、途中の休憩では自分で育てたトマトを頂きながら作業をするとダメージが少なく感じるのはこれも気のせいでしょうか?
下の画像は造成地を耕している画像ですが光が強くなってコントラストがはっきりとしていますね、これで何も画像処理をしていないのです。

さてマイバッハは全開盛ったパテを削って整形致しました、スリットの部分はかなり繊細なので当たらない様に注意が必要でしたね。

ボディの細かな部分を加工してゆきます、塗装もかなり近くなりました・・・(笑)
まずはフロントフェンダーの側面に付いているエンジンルームの換気用のダクトの飾りを付ける穴をあけておきます。
元々はメタルボディのモールドとして表現されていましたがボディ加工の時に邪魔になりますので削り取ってしまった物です。
塗装後には洋白線で作った物を取付ける予定です。
まずは一直線になる様に極細サインペンでマーキングを入れておきます。

次のマーキングに沿って穴を開けます。
今回は0.4mmの洋白線を使う予定なので0.4mmの穴にしておきます。

ドアは前側が前開きで後ろ側は後ろ開きになりますつまりヒンジは中央についていると言う事になりますね。
珍しい開き方ですね。
ドアのハンドルは前側と後ろ側についている訳ですが資料画像をよく見るとドアハンドルが付く部分がハンドル部分だけ長丸に凹んでいます、つまりドアハンドルがボディ面から突出しない様にという気遣いなのですね。
この部分を凹める為にリューターを使いますが大きさや位置関係が狂わない様にエッチングのテンプレートを浸かってケガキ線を入れておきます。

リューターで掘りました。
ハンドルはどの時点で作るのが良いのでしょうか?
多分今作ると凹みが塗料で少し埋ってしまいますよね・・・。

ボディの方は筋彫りを直したり前回パテを盛ったけど十分じゃない部分に再びパテを盛っておきます。

ボディにパテを盛ってしまうと硬化するまでボディを触れない事になってしまいます。
なので今日はドアハンドルを作らずにホイールを作る事にいたしましょう。
キットのホイールはメタル部品にメッキを掛けた物ですし削っても綺麗になりそうにないので作り直しを考えておりました。
まずはリムを作ります。
タイヤは内径が10.5mmですのでホイールは11.2mm程にしておきます。
マイバッハのホイールは少々変わった形状をしておりますのでリムの部分とセンターディスク/ハブキャップ/ホイールキャップ4分割で作ろうと考えております。
まずはリムの部分です。
外形を11.2mmに削って内径は8.0mmの穴をあけております。

ナカグリバイトでセンターディスクの部分が接着される部分を削っております。

突っ切りバイトでホイールの幅3.5mm程に切り出します。

今度は裏側をナカグリバイトで1.5mm掘り下げますリムの内側中央に1.0mmのフランジが残っている事になりますが、ここに後で他に切り出したセンターディスクを接着する事にしています。

いくつか作ったのですが今日はここで時間となりましたのでこの続きは明日もう一日製作をしようとお思います。


今日も欲が出た・・・(笑)

2013-07-07 18:47:31 | Ferrari312T2
今日の山陰は午後から夕立の様な雨が雷と共に降りまして一時期前が見えない程でしたね梅雨と言えばシトシトと降る雨が一般的だと思っていましたがこれじゃあ夏の夕立の様な雨でした。
ひょっとしてこれで梅雨明けになるんでしょうか??
関東方面は既に梅雨明けらしいですが・・・山陰は?
天気予報を見ると明日から晴れが並んでいる様ですね・・・。

先日欲を出したら失敗した話を書いたばかりなのですが・・・今日も欲を出してしまいました。
でもまあ今日はソコソコですかね、少なくとも失敗は無かった様な・・・(笑)
本日はボディのサイド側のパネルを仮組致します。
このパネルは上側のエッチング板の下側に少し重なって取り付けられていますがクリアランスがまちまちな部分が有るので削り合わせて調整をする必要が有りました。
大きな合わせはパネル自体がメタルなので少し力技を使って曲げ直しをしなければならないのですが最終的には削りも必要になります。

上側の面もこの時点で合う様に削っておきます高さはエッチング板の部分に合わせる事に致します。

今度はコクピットのカウルを取り付けてみましたが右の後ろ側の隙間が少々大きな様でしてここに真鍮線を入れてハンダ付けします。

削り合わせております。

何とかカウルも収まりました・・・が

メーターパネルの前側にロールバーが有りますがこの中間どころの高さから斜め前下側に補強が通っていますのでこれを洋白線の0.7mmを使って再現してみますとどうもカウルに当たってしまい前側が僅かに浮いてしまいました。

内側をリューターで削って調整を致します、そんなに難しい事では無いですけど突き破ってしまわない様に気をつけて行ないます。

今度は後ろ側のロールバーを調整致します、当初は後ろに斜めになっている物と思い込んでいましたがボディカウルの所定の部分からロールバーが覗く為には真上に向かってロールバーが出ていないと良くない事がわかりました。
斜めのバーを外して付け直しを致しました。

斜めの補強をこの通り付け直しました、もちろん斜めの補強は長さが長くなりますから作り直しをしております。

前側の斜めの補強も入れておきました、この通りかウルを被せてもどこかに当たるという事も無く綺麗に収まりました。

アッパーカウルのNACAダクトはエンジンの吸気用の物でしてコクピット内へ貫通してる訳では有りません普通のダクトの様に貫通しているのは間違いですね。コクピットサイドの壁が2重になっていて間を吸気が通る訳ですね。よってこのダクトは貫通せずに多少深く掘り込んで表現する事にいたします。

ミラーを取付けましたがこの年式ではカバーが付いていまして多少空力に配慮した形になっています。

ノーズカバーの下側にはエッチングのパーツが付いていましてノーズを固定する様になっている訳です。
取付け方法は接着でも良いかもしれませんが今回はハンダ付けで接合します。

タイヤを取付けてバランスを見てみます・・・いかがでしょうか?

タイヤはキット標準の物です、自作タイヤはまだ完成していませんので仮に取り入付けてみました・・・次はウイングですね。
ウイングはアルミ製を作ろうと思いますのでちょっと手強いかもしれませんよ(笑)

PC復活!

2013-07-06 21:03:58 | Ferrari312T2
今日も湿度が高く雨も降って梅雨らしい天気でした。
明日は曇り、明後日からは当分の間晴れが続くらしいのでこの辺りで降り貯めておいて欲しいですね。
来週は梅雨明けするかもしれませんね・・・。

昨日ぐずっていたマウスは本日PCを立ち上げると何事も無かったかの様に復活していました。
私のPCはMacでしてマウスは純正のコードレスの光学式ですが少し振動を受けると電池の接触が良くないのかカーソルが動かなくなってしまいます。
やはりコード付きの方が確実で良いのかな!?
まあそれでも完全復活してくれたので当分はこれでいきましょう。

さて昨日更新出来なかったフェラーリ312T2ですが、今日もその続きでフェラーリを作っておりました。
大体良い所まで制作が進みましたよ。

タメオのフルディティールのキットと言えばやはりそのエッチングの多さがポイントでもありネックになったりも致します。
今日はシフトレバーの取り付け部分から制作を始めます。
この実にフェラーリらしいシフトゲートはレースカーでも一般公道を走るフェラーリのマシンではほとんど全ての様に付いております。
この部分の表現をタメオは全てエッチングで表現しておりまして実にシャープな表現がなされています。

次はモノコック前部のフットスペースの上側のパネルですが、ここもエッチングで表現されていまして実にシャープです。
一方問題も有りましてエッチングの折り紙細工でここまで作って来ましたが少しずつの誤差が積み重なって来ますのでこのモノコックの上側の板を取リ付ける時には少々の修正が必要になりました。
少しずつですが削ったり曲げを直したりしております。

次はフロントサスペンションのロアアームですがエッチングの物を曲げる様になっています。
曲げる部分はハーフになっていて厚みが半分しか有りませんので何度も曲げたり調整をしていると折れてしまう可能性が有りますのでほんの僅かなハンダを流して補強をしておきたいと思います。

ロアアームはこんな感じで付きます。
後ろ側はT型前側は1本の差し込みですが後ろ側のTの後部だけの差し込みで決める事が出来ますのでTの前側は少し短く削ってやった方が楽に組み立てが出来ますね。
こんな風に塗装後に再組み立てをしやすい様に考えながら仮組をしてゆきます、ただ単に寸法を決めて組み立てれば良いという物では有りません。

メーターとステアリングシャフトを取り付けます。
メーターやメーターリングは他の部分と干渉しないであろうという判断で仮組をオミットしておきました。
勿論最終組み立てではメーターのワイヤーリングなども追加しておく予定ですからこの辺りももう少しゴチャットした感じになるはずですね。

次はフロントサスペンションのアッパーアームです。
このアッパーアームは少し特殊な形状をしておりますのでメタル製になっております、一応指定の場所に穴を開けて取り付けておりますが経験上アップライトの取り付け穴の位置が合わないはず・・・過去何度か作りましたがこの部分はいつも合わないんですよ。

左右とも同じですけどアッパーアームが少し長いですね。

こんな場合はアッパーアームの少し根元の部分に0.5mmの穴を開けてから本来の穴の部分をカットして削ります。

ディスクブレーキを取り付けました・・・ちょっとピンとが合ってないですが・・・御勘弁ください(笑)

次はナックルとステアリングギアボックスの間のタイロッドを取り付けます。
キットには何も指示は無いですがここは長さを調整出来る様になっているはずなので鉄道模型用の0.5mmユニオンを入れておきましょう。
見えないかもしれまいけど気持ちです。

タイロッドを取り付けました・・・案の定余り見えませんが・・・気持ちは納得ですね(笑)

今度はオイルクーラーを組み立てて取り付けます。
取り付け位置はエッチングのシャーシに穴が空いておりますので簡単に移動する事は出来ませんが、位置はかねがね良い様ですね。

多分デフかミッションのオイルクーラーですがこれもまたエッチングのはこ組になっていまして精度は有りますが接着では保ちそうでないのでハンダ付けをしています。

キットに付属している真鍮の挽き物のステアリングをこれもまたハンダで組上げてシートを削って所定の位置に・・・。

モノコックの上側のパネルを取り付けました、ここはシャーシときちんと合っています。
しかしサイドのパネルはメタル製ですのでまだまだ削り合わせは必要でしょう。

点検口の蓋も一部プレスで組上げてありますがここはキットの通りになりますからキットが凄い所です(笑)

少しずつ仮組が完成に近づいて来ましたね。