Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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本日はフェラーリ312T2です(笑)

2013-07-14 16:44:35 | Ferrari312T2
今日は雲の多い天気でして、夏らしいスカットした天気とはほど遠いですね。
そんななか群馬県からお客様がいらっしゃいました。
17日まで滞在予定ですので少し早い夏休み・・・と言う事らしいです、毎日頑張っていらっしゃるのでご自分へのごご褒美ですね。
ぜひ山陰を楽しんで頂けたらと思います。

さて今日はフェラーリ312T2の順番ですので続きのフロントウイングの制作を致します。
キットではメタル製の部品が付いていますがメタルはメタル磨いてもアルミにはならないんですね・・・
メタルを磨くと少し黒光りをするのですが実車のウイングはアルミ製ですのであの軽いアルミの輝きが欲しい所なんです。
簡単なフロントウイングから挑戦致します(笑)
まず1.0mmのアルミ板を切り出しますがこの時点ではほんの僅か大きめにしておきました。

断面がウイング形状になる様に削っています、削るのは大きめの平ヤスリでガシガシと削る感じですね。

大まかに形状が整ったら荒めのペーパーに切り替えて更に削ります。
この時に一番大事なのは左右均等ですね・・・。

削って形になってもまだまだ完成では有りません、ウイングはいた一枚という感じではなくて曲がっているのです、均等に曲げるのは叩いてでは難しいですし普通にバイスの挟んでおいて曲げると曲げ角に傷が残ったり致しますから矢坊主とゴム板とバイスを使って曲げています。

完成するとこんな感じですね・・・。

左側のウイングは元キットの物、ほんの少し大きめな右側は今回制作したものです素材の色が違うのがわかりますね。

曲げ加工が完了しましたんで更に番手を上げてペーパーで磨きます。
もっと良い質感になって来ました・・・!

今度はやはりアルミ板で翼端板を作ります。
アルミ板の0.5mmを2枚貼り合わせておいてキットの翼端板を更に貼付けます。
重ねておいて同じ形状の物を作るという何時もの方法ですね。

翼端板はまだアセトンの中ですがウイングはノーズに取付てみました。
これで翼端板が付けば完璧(?)


SAアペルタも更新です

2013-07-13 22:15:41 | Rossoの休日
SAアペルタも相変わらず塗装の前準備をしております。
今日はダッシュボードを分解して塗装を剥がして塗り直しの前準備をしております。
レジンの塗膜を剥がすにはクレオスのシンナーを使い古歯ブラシで擦り落とします。

昨日塗装を落とした物は全てサフを塗りました。

サフを入れると傷が見えて来ますから細目のポリパテを入れて整えます。

ボンネットもサフを塗りましたが少し凹凸が見えて来ましたので中目のペーパーで(500番くらいかな)研いでおきます。

塗膜を剥がす前にデカ-ル製作用に必要な部分をスキャンしておいたりと忙しくしておりました、塗るだけでは無く他の準備も有りますのでなかなか悠長に作業をしている訳には行かないのが実情ですね。

今日は雨が降るはずだったのに・・・

2013-07-13 21:41:59 | Lotus Seven S2
今朝の天気予報では午前中の降水確率は40%午後は50%だったのに一粒の雨も降っていません(笑)
午後からは雨が降ると思っていましたので午前中に中庭の芝刈りをしていました。
芝刈りは雨が降ると芝が重くなりまして刈れなくなってしまうのです。
なのに、雨は降らない・・・明日は水やりが必要のようですね。

さて製作はスーパーセブンですね。
本日はフロントウインドの部分からです、ウインドフレームはキットの物も一応有るのですがボディをいじっていますので形状が合わなくなってしまっています。
そこでステンレスでエッチング板を作り直しております。
エッチング板をご覧になって『ン?』と思われた方はなかなか観察眼が鋭いかもしれませんね。
ウインド自体は余り問題は無いのですが両サイドのステーが問題なんですよ・・・そう同じ右側のステーしか無いですね。
そこはプロですからこれに一手間掛ければ立派なウインドになります。

ウインドのエッチングはリア用に2本の足が付いていましてのボディ側の穴に差し込んで固定をしてあるのです。

ステーは右用しか無いので左側に使う為にはエッチングでハーフの穴が有る部分に0.4mmの穴を貫通してしまいます。
穴を貫通した部品をボディに瞬間接着剤でとめておいてボディ側にも穴をあけてしまいます。
仮組して開口しますので穴がずれる事は無いので安心して作業が出来ます。

ウインドとステーを付けたセブンは一層格好良いですね。
まあこれでもまだ問題は有りますがウインド周りは一段落しそうですね。

セブンのエッチングはそれだけ?
と思われるかもしれませんね、ノーズコーンはCAMの物をコピーしていますのでグリルのメッシュが無いんですね。このメッシュは普通エッチングで作られるでしょう、事実CAMの物もエッチングです。
しかし、このエッチングはシャープに出来るのですが凹凸感に欠けるのも事実です。
実車のグリルメッシュは線を溶接して作ってありますので私の作品も同様に作ってみようと思います。
実車の物は外周の枠を別にすると横方向に7本、縦方向には3本の線を並べてありますので同様に・・・

ハンダ付けで組み合わせてゆきます。
外周部分はただひたすら曲げて合わせる事ですね。

枠とメッシュを合わせるとだいたいこんな感じです。

不要な部分を切りとってノーズコーンに取付けるとこんな感じです。

いかがな物でしょう?(笑)

ウ~ン、熱中症かな??

2013-07-12 21:51:54 | Rossoの休日
午前中にこの所伸びてしまった雑草を刈ってしまいまして午後から製作をする予定でしたが午後からどうも頭痛が・・・!?
昨年の8月初め頃に熱中症を経験しているのでピンと来たのですがこれは熱中症の初期段階じゃなかったかな??
少々不安なんですが・・・。

本日はスーパーセブン・・・と思っていたのですが段取りが少々狂ってしまいまして替わりにSAアペルタの製作をご紹介しておきましょう。
SAアペルタはそろそろ塗装行程に入りますがその前に準備をしておかなければなりません。
一番難しいのはボディカラーのホワイトでして少し黄色が入ったクラシカルなホワイトになりますのでホワイトを塗る部品を全て分解しております。
今回制作するモデルはオリジナルペイントを施してある車両ですので少々複雑な塗装になります。

コクピットの中にもボディカラーで塗られている部分が有ります。
恐らく実車でカーボン製の部品は全て外装のカラーに塗られていますのでセンターコンソールの部分もクレオスのシンナーに付けて塗膜を剥がします。

まだ分解していなかったダッシュボードを分解致します。
このBBR製の1/18モデルではダッシュボードも3つの大きな部品から構成されていまして塗り分け時にもマスキングが不要な様に配慮されています。

ここで困った事が起きました。
ドアの内装はミニカーの物を使い細かな部品だけをBBR製から移す予定でしたが、内装の塗り分けの関係からアームレストごとBBR製を使いミニカーの内装のアームレストは削り取ってしまう事にいたしました。
ミニカーのアームレストを削り取ると穴が開いてしまいますがこれは当たり前ですね(笑)

BBR製のアームレストを削って合わせてみました・・・。

塗装が必要な部品の元々の塗料を剥離しました。
この辺りは完成品がベースの場合避けて通る事が出来ませんね。
キットならしなくて良い行程なんですが・・・。

まずボディカラーを塗る為の部品を中心に下準備致しました。
明日はセブンを作りながらサフを塗りましょう。


暑い日が続きますね・・・まだまだ当分続きそうですね

2013-07-11 21:20:38 | Maybach Zeppelin
今日も屋外の温度計は33度付近でしたね、正しいのかそうでないのかわかりませんけど暑い事だけは事実でした。
しかし、これくらい暑い日が続きますと体の方も随分慣れて来ていまして汗は出ますが、そとでの作業が出来ない程では無いですね。

この夏頃からミネルバ43の右ハンドルをベースにした作品を3台製作する事にしています。
今回はたまたま同じ仕様をまとめる事でエンジン付きでも比較的ご依頼頂きやすい価格にする事が出来ました。
数がまとまったのは広くPRをして共同製作を募った訳では無く偶然の事だったのですが・・・。
その資料が来ました。
フェラーリ250TRポンツーンフェンダーと言えば今や国内では見る事が出来ない車になってしまいましたので製作にあたっての立体資料としてCMCの1/18のモデルを購入致しました。
国内で見る事が叶う物ならこんな回り道はしないんですけど・・・図面や写真では間違う事も有りますからね、念には念を入れると言う事です。まあこれ自体も100%では無いので最後は自分の判断なんですけどね。

今日も変わらずホイールを削っています。
余り変わり映えのしない画像で申し訳有りません。
本日は外径を6.0mmにしています。

自作の丸く削る事が出来るバイトを刃物台に固定して斜めに削る事が出来る様に10度の角度で刃物を動かせる様に調整して削っています。

突っ切りバイトで切り取っております。

昨日作った物は左側、本日作った3種類目が右側になります。
右側の方が感じが出ていると思うんですが・・・(笑)

キャップやディスクの部分と組み合わせてみます・・・。

なかなか感じが良いと思いますので4つ共切り出しました。

ディスクに最後の加工をしています。
ディスクにはエアバルブが覗く穴が開いていますのでその穴を開けておきます。
と言っても完全に貫通させる訳ではなく貫通しない程度に穴をあけてその底の部分にエアバルブを接着出来る様にしておきます。
余談ですがこの穴が開いている事でこのホイールはひょっとしたらワイヤーホイールに付けられたカバーではないかと思った訳です。
ホイール自体からエアバルブが出ているのならこの穴は無くても良い訳ですから・・・。

エッチングパーツや挽きもの部品を完全に組み立ててみました。
なかなか良い感じじゃないですか?

実車画像と比べてもなかなか良い雰囲気じゃないですか??

少し前に盛ったパテを削ります。
筋彫りもこの時点で少しずつ修正しておきます。

やっとホイールの製作が山を越えましたね。
明日はロータスセブンですね。