Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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今日はサフを塗っています

2014-06-19 21:36:14 | Ferrari250TR NART 1958
今日は天気予報では最高気温27℃になっていましたが・・・どれくらい有ったのかわかりませんけど暑かったですね。
毎日、外で半日程度作業をしていますと暑くてもそう気にならなくなってくるから不思議ですね~、家内はいつも建物の中にいるので外で草取りをすると頭が痛いとか言って熱中症の様な症状を起こします。
気を付けてくれないと熱中症で倒れてもらっては困りますからね。
僕はほぼ毎日外で半日は作業をしますので体が慣れてしまったんでしょうね、少々暑くても一向に熱中症の症状は出ません。
まあ油断は大敵なんで気をつけようとは思っています。
先日はタマネギ、今日はラッキョウの収穫、明日はジャガイモの収穫と収穫が続きます。
収穫は結構大変なんですが気分だけは良いですよ(笑)

さて製作ですが本日はサフを塗っています。
一昨日仮組を解いていますので今日は一度目のサフという事になります。
これでボディ表面など平滑が足らない部分はすぐにわかりますから・・・手直しをしなければなりません。

ボディもサフを塗ると研ぎの足らなかった部分や丸みが足らない・・・部分などを研いで修正しております。
いくら金属地を入念に削ってもやはり削り忘れが有るのかそれとも老眼で形状がつかみ難くなっているのか・・・わかりませんがサフを塗る事で一挙に解決しますね。

ボンネットは真鍮板の一枚板を叩いて作った物ですやはり僅かな凹凸は有りますからサフを塗っての確認は必要ですね。
板一枚なので修正幅は少なくなりますから削り過ぎは禁物ですね、パテと削りを調整しながら修正をしてゆきます。

シートも形状を直しておきます。
シートは谷になる部分に筋彫りを深く入れておきましたが余りにも角ばってしまうと革の風合いを無くしてしまいますので柔らかなカーブを描く様にしておきます。

ちなみに削る前はこんな感じです・・・筋彫りが入っているだけなのがわかりますね。

シートの後ろ側のバルクヘッドも少し凹凸が有りますのでらなしておきます、少し大きめな凹みには僅かにパテを入れておきますときれいな面に揃える事が出来ます。
パテを使うか削りだけで納めるのかその場その場の判断なのですがパテを使えばそれだけ余分にかかる時間が大きくなりますのでナルめくならパテ無しでゆきたいのですが削り過ぎると合わなくなって来る部分も有りますから難しいですね。

ライトの凹みやインテークなどの微妙な形状はこの時点で直しておきます。
ほぼボディ全面を削っています、サフの剥げ方でどこを削ったのかご理解頂けるかと思います。

2度目のサフを塗りました、これで形状がOKなら良いのですがやっぱり気になる部分は多々有ります。
せっかくなのでまた削ります。

やっぱり気になる部分が有りますからまた削っています、このエアのアウトレットの部分の形状は難しいですね・・・左右も合わせなければなりませんし・・・

サフを入れた部品ですが少しずつ色を付けています。

この部品はアシスタントシート前側の電装系の基盤ですが素材は多分ベークライト板で出来ているらしく艦底色で塗りました。

一応実物ではこんな色なんです・・・。

電装部品の一部を黄色く塗りました。
この部品は目立ちますからしっかりと黄色に塗っておかなければなりません。

シリンダーヘッドのカバーは赤く塗ります。

明日はボディカラーを塗りたいですね~。

車検に行ってきました~!!

2014-06-18 12:55:00 | 最近手に入れたキットのご紹介
昨日の悪戦苦闘!?のかい有って無事に車検合格しました。
これで少しは安心して2年間は乗れるでしょう、車検についてご存じない方もいらっしゃるかもしれませんので・・・
まずはこちらの事務所で継続車検の受付を致します、数日前に電話を使って予約をしてありましたので受付の窓口で予約番号と暗証番号を言いますと車検用の書類をくれますので受け取ってから重量税(13年を超えますので7800円!)を自動車整備振興会窓口に払いまして重量税印紙をもらいます。車検代金は軽自動車境界連合会島根事務所で支払いますが内訳は検査法廷手数料が1400円系専用第2号様式用紙代が35円です。
この他に自賠責保険が24ヶ月で26000円程、昨日アタフタしたドライブシャフトのブーツが5700円でしめて40935円程で車検は完了します。
今回は部品代が少し多めにかかりましたが普通なら35000円くらいで2年の車検が受けられる事になりますね。
書類は書き方を説明してくれますし書き方の見本を貸して頂けます鉛筆/ボールペンの指定は有りますが簡単ですよ。
下が事務所入り口ですね。

そして書類を書いて印紙を貼って最初の受付に戻って書類を確認してもらい受付印を押してもらうといよいよラインです!!
ラインは見学用の入り口から入って見学してから検査を受ける事も出来ますが今まで何度も来ていますので見学はパスです。
いきなりラインに並びます。
したがラインの建物です~。

減税や買い替え促進策のおかげで現在継続車検を受ける車が少ない事・・・このラインは数年前に2本のラインの物が新築されたのですが1本でも十分と言う感じですね。待っている車は私の1台だけで待たずに検査です。
最初は室内の確認、車体番号やエンジンルームの確認など・・・これは目視なのでエンジンフードを開けておきましょう。
次は排気ガス検査です。
車から降りて排気ガスの検査用のプローブ(?だったかな)を排気管の穴の中に差し込んでおきますと自動で計ってくれます。
触媒が古くなったりエンジンが古くなるとオイル上がりとかで廃棄が汚くなる事が有りましてその時はプローブを抜いてエンジンを吹かして回転を上げてからアイドリング状態で計るとパス出来ます。
裏技ですが検査官の方に教えて頂きました、今回はマフラー/触媒を交換していましたので問題無しです。
次は上に有る信号機に従って前に進むとサイドスリップテストでテストの板の上をゆっくりと前進します。
次はスピードメーターのテスト1速に入れて少しドラムを回したら3速に入れて40kmになったらパッシッングをしますと車速が間違いなければ合格になります。
次は乗ったままリフトに上げて下回りのチェックですね、これも目視でハンマーで叩きながら緩みをチェックされます。
ドライブシャフトのブーツは交換していましたが少しグリスが洩ってしまいまして汚れていたのですが何も言われませんでした、まあ一応は吹いておきましたから大丈夫とは思いますが・・・。
これで車検は終了です、事務所に書類を出して1分待てば車検の新しいステッカーと車検証が交付されましてステッカーを貼り直し車検完了ですね。
簡単でしょ!
しかも安い!!

昨日入手したキットはそう珍しいキットではないのですが・・・
ヤフオクで一発落札でフォードGT40スパイダーを購入しました。
なぜか安かったんです・・・これで5500円と送料なんです。
買うしか無いじゃないですか~ヤフオクを見る度に買ってくれ~とアピールしていましたよ(笑)


ボディはこんな感じ・・・
ルーフの部分は変形防止にステーが付いたままになっています、以前買った物はこの補強のステーが無くてピラーが少し曲がっていました。
最初からそうだったのかわかりませんが・・・

よく見ると原型に有ったライトの凹みを潰した跡が有ります、この車はルマン仕様なので夕方まではライトにカバーをして走りますからライト無しにしちゃったんでしょうね。
出来ればライトを残して欲しかったですね・・・
ライトカバーの上からデカールを貼れば良いのですから・・・。
余談ですが屋根付きの方はライトは付きますが下側のドライビングランプはモールドだけで凹みは有りませんから自分で掘る事になります。

このキットは最後くらいのキットらしくボディの下側の湯口も処理をしてないですね。
確かもう一個の物はここを最低限でカットしてありましたよ。
めんどくさくなっちゃったかな~!?

私は2個目だと思います・・・なぜか?
このキットは屋根の有るクーペボディだけを持っていまして中身の部品をそのまま使えるので購入しました。
もう一個持っているスパイダーもピラーが少し歪んでいましたのでこの車のボディを使えば両方がいかせるという事ですね

良かったです!これでまたボディが生かせます!
有り難うございますTさん。




とっても忙しいですな~!

2014-06-17 22:00:12 | Ferrari250TR NART 1958
1台目の250TRは完成しましたがまだ後4台有ります。
どんどん作らないといけませんね~!
明日は水曜日なので定休日なのですが自営業に定休日は無いですね~、明日はバイクの運送や畑仕事にと大変役に立ってくれている軽トラックが6月25日で車検が切れてしまいます。
なのでこの休日に継続車検の為のユーザー車検を受けてこようと思っています。
何もしないで車検場に持ち込む程の勇気はないので足回りを水で洗いまして良く見るとフロントの左ドライブシャフトの外側のブーツが切れているじゃ有りませんか~!
車検は明日なのに・・・ドライブシャフトを外してブーツを入れ替える必要が有ると言う事で・・・部品はすぐに無いですし車検の予約は明日になっていますから時間も無い訳です。
仕方ないのでいつもの車の師匠に相談すると最近はドライブシャフトを外さずに取り替えが出来るセットが有ると言う、早速部品を手配し交換しました。
グリーンのブーツがそれですね!有り難いこれで車検に間に合います。


ドライブシャフトのブーツを交換して若干腰を痛めてしまった様で少々痛いですが製作をしないと今日の更新に穴が空いてしまいますからね。
昨日アセトン風呂に浸かって頂いた250TRは今日には完全にバラバラになりました。

今回、No.5のシャーシを先行して作る事にしたのは実は考証に間違いが有ったからなのです。
この車は1958年のルマンでクラッシュ炎上したので1959年のルマンまでにボディの乗せ替えをしている筈なのでコクピット前側のフレッシュエアの取り込み口は無いはずなのです。
なのに間違えて筋彫りを彫ってしまっているのでした。
なので仮組を解いた時にそれを修正しなければならないのでした、忘れないうちにやっておかなければと言う事ですね。
ついでにウインドフレームの取り付け位置も修正しておきます。

ついでにシャーシの要らない穴も埋めておきましょう。
この穴は排気管のメタル部品をシャーシに取り付ける為の物です、排気管はもう少しマシな部品を作ったのでこの穴は不要なんですね。

盛ったら削る・・・これは一連の動作ですね(笑)
盛ったり削ったら、実に忙しい事ですね。

燃料タンクのキャップが付く部分もメタルの鋳造が荒れていましたのでリューターのビットを指で回しながら修正しておきました。
少ししか削らない場合は指の方が良い場合も有ります。

サフを入れてみた方が良い部品はこの様にサフの準備をしております、さすがに部品点数が多いので乾燥機の中は混み合っていますね。

ボンネットのチリを合わせる為にハンダを盛った部分が少しヒケていまして改めてメタルを盛って修正しております。

ボディのサフ前の修正も完了しましたね。
明日か明後日にはサフを塗る事が出来そうですね。

本日、No.1シャーシ完成致しました。

2014-06-16 19:04:24 | Ferrari250TR NART 1958
今日も良い天気でしたね、外は少し暑いくらいでした。
先日水没した倉庫の罹災証明を提出しに市役所までMR50で行ってきましたが走っていると風を受けて丁度良い気温です。
ヘルメットの中は少し暑いくらいですが・・・
街中までの一人での移動手段としてはバイクは丁度良いですね~、市役所の隣に有る商工会議所の誰かさんに見られていたのはちょっと想定外でしたが。
AR50が直ったらフルフェイスのヘルメットを買おうと思っていましたがちょっと前倒しして買わないといけないかな~年甲斐も無くなんて言われたくないっすからね~。

さて制作です。
もう残る部品が少なくなってきましたね。
本日はライトカバーから取付けます・・・削り合わせの画像は撮影を忘れていました(笑)
バキュームパーツの形状はまずまずですね~僕は少し小さめに削るのが好きですね。
まあ、そう焦る必要は無いのですが。

ルマンを走ったフェラーリ250TRにはワイパーが付いていたってご存知ですか?
私は知りませんでした、ずっと前にも330TRIを作りましたがあの車はアクリルのウインドウの中央部にウェザーストリップを入れてガラスのウインドを填めてありましたからワイパーが付いています。
この250TRのウインドウはアクリル板ですからワイパーで擦れば傷が付いて見えなくなってしまいます。
ですからワイパーが付いているのは驚き以外の何者でもないのです。
でも実車に付いているのですから付けておきました。

皆さんご存知の通りこの作品はエンジン付きなのでエンジンを見せたいと言う希望は有りますよね。
数日前に栃木からご依頼を頂いたお客様から「フロントフードの展示の仕方を考えて下さい」とリクエストを頂いていたのを思い出しました。
最近のF-1ならカウル用のスタンドが有ったりしますがそれを使うのは余りにも現代的過ぎて車の時代に合いません。
木製のスタンドとも思ったのですが当時スタンドに保管するという考えがあまり無かった様で当時の写真をいくつか見つける事が出来ましたが木の箱の上に無造作に置かれていたりピットの壁に立てかけられている感じでした。
私の作品はジオラマでは有りませんのでピットの壁を作る事は出来ません。
床にベタに置く事は無かった様ですね、私も経験が有りますが床にベタに置いておくと整備に集中していてついつい踏んじゃうんですね。
多分そんな事を防止する為に床にベタに置く事は無かった様です。
画像がどこに有ったのか忘れてしまいましたが、フロントフェンダーに立てかけられている画像が有りました。
時代的にこれが一番自然な形の様に感じましたので床に穴を二つ開けました。

ここにフードの前側のピンを差し込んで半固定する事にしました。
立てかけて見るとこんな感じです。

これでシリアル番号1/5の完成ですね。
通しでの制作番号は0322になります。


続いて1959年のルマンを走ったS/N0666MM
つまりNo.17の制作準備を致します。
樹脂部品を外しましてアセトン風呂に入って頂きました。

引き続きましてNo.5シャーシを制作します。

なお作品のギャラリーへの発表はご依頼者の方に画像をお送りしてご承認を頂いてからとなりますのでよろしくお願い致します。
尚、今回の納品はご依頼者様のご希望で少し先にはなりますがアトリエ見学を兼ねて当地にお越し下さる予定となっております。
私もお会い出来るのが楽しみです。



残りの作業が少なくなってきました!

2014-06-15 18:57:32 | Ferrari250TR NART 1958
今日は少し風が有る物の穏やかな良い天気でしたね~!
昨日の予告通りに午前中から町内の防災訓練の一環として島根原子力発電所の見学に行っていきました。
特に再稼働への説明会という訳では有りません、あくまでも町内会が自分たちが住む町が30km圏内になるのでどの様な物なのか自分たちの目で確かめる為に見学を申し込み実現した物です。
島根原子力発電所は現在3基の原子炉が有りまして1号2号は福島第一原子力発電所の事故の為に停止したままの状態になっています、3号機は事故当時建設中だったので93%完成した状態でそのままになっています。
福島の教訓を生かす為に海面から15mもの防波堤を築いたり、原子炉内の異常時の圧力を逃がすベントフィルターの設置や排気塔?の耐震補強や電源を失った場合の電源車などなどの準備がされておりました。
決して稼働に反対ではないですし、賛成でもないのですが原発の異常時の対策の説明を聞きながら先に広がる広くて青い日本海を見ると人間の存在が小さく見えてきましたね。
どんなに十分と思える準備をしても自然の大きさから言えば微々たる物です。
ただ切に願うのは人間が想定する範囲内の自然現象であって欲しいという事でしょうか・・・。
「想定外」と言う言葉を聞き過ぎましたね~。

さて3時過ぎにアトリエに帰りまして早速仕事を始めます。
時間が短いのでテキパキと進めたい所ですね。

今日はメーターからです。
メーターはまだ何も手付かずですが僕の予定ではメーターパネルの裏に一枚透明な板を接着してその裏側からデカールを貼ってメーターを表現しようと考えています。
その時に問題になるのはメーターデカールのズレですね、裏から貼るのでどうしても位置関係を決めるのが難しいのです。
アニメセルを適当に切ってメーターパネルにマスキングテープで固定します。
この時にメーターパネルの穴からよく見える様にマスキングテープを細切りにして貼っています、大きな物をベタッと貼っては見えなくなりますからね~。

裏からデカールを貼りました、当然ながらデカールの表面側(印刷が読める方)をアニメセルに向けて貼りますから糊は木工ボンドを薄めた物をデカールの表面側に追加して貼ります。

メーターはメッキのリングに囲まれていますので、メーターリングを接着しました。
少し感じが良くなった様な気がします。

メーターの下側に4つのスイッチを追加しました。
この時代はスイッチと言えばノブを引っ張るタイプの古い物ですが今から見ると味の有るスイッチですね。

メーターパネルだけ見ると非常に素っ気ない物ですがボディの所定の場所に付くと何とも良い感じに見えませんか?
これだけ印象が変わる部品も珍しいかも・・・

次はウインドのスクリーンを取り付けます・・・と言っても内側に付く小さいスクリーンの物ですね。
ここは二重になっているのです・・・ただスクリーン自体の素材がコチラはガラスの様に見えますね・・・

ミラーも付けました。
ドライバーが後ろ側の情報を得るとしたらこのミラー以外には有りませんので少し大きめの立派な物ですね・・・。
鏡はステンレスの板を磨いて作っています。
この時点でフルサイズのスクリーンの方も接着しました。

いよいよ残りの部品が少なくなって来ました。
フロントのゼッケンサークルの中にフェラーリのエンブレムを取り付けております。
なるべくきちんと馬の形がわかる物にしたいですね~。

残りはライトカバーとフロントスクリーンの両サイドのステーくらいでしょうか・・・??
もう完成間際ですね・・・明日は完成かな??