Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ホイールもちょっと考えなければなりません

2014-09-21 17:52:15 | Benz Tropfenwagen
ウ~ン、今日も天気が良かったですね。
天気が良いのは良いのですがこれくらい天気が続きますと畑の水が足らなくなると言う問題が出てきましてちょっと困りますね・・・一雨欲しい私です。
台風16号は25~26日にかけて本州付近に近づきそうですが・・・26日の飛行機は飛ぶんでしょうかね~飛ばなかったらどうしよう・・・。

さて制作ですTropfenwagenはボディの方が一段落しましたが仮組を進めようと思うと次の問題はホイールとタイヤですね。
クラシックカーを作る場合に誰もが困るのがこれなんです。
エヌエフさんも現在クラシックカーを更新中ですが同様の問題が有りましたね~エントリーを見てア~そうだよね~と一人頷いておりました。
私のこの問題を片付けなければ仮組は完了出来ません。
今手持ちのクラシックカー用のホイールにはBBRの汎用品が有ります、R23という物なんですが、幅はちょっと太いですが直径は良さそうでしてこれを参考にする事に致しました。

左側の上下がBBR製の汎用品です、スポークはエッチングなので少し太くて見栄えが良くないですね。
右側の上下がキットの物です下がキットのタイヤですがタイヤの内径が余りにも小さ過ぎて違うキットのタイヤみたい・・・と言うと言い過ぎでしょうか。
しかもこの小さなタイヤを填めるのはメタルのリムにエッチングのスポークを自分で組み合わせて作るホイールです。
こんな小さなタイヤを填めたら絶対にリムが曲がってしまうでしょう・・・。
まあ欲を言わなければBBR製のタイヤを使うのが良いのですが・・・幅が太くて年代の違いを感じますね。

実車のフロントサスペンションの画像が少ないのはクラシックカーの制作の場合よく有る事ですね。
こんな場合は取り敢えずキットのサスペンションを観察してみます。
インストはこんな感じです・・・

キットの部品を組んでみますと・・・
これで良いんですかね~!???

実車画像を見ているとフロントサスペンションをクリアーするボディの開口部の形状がちょっと違う事に気が付きまして・・・早速埋めております。

実車のサスペンションはこんな感じです。
サスペンション自体の大きな画像が無いので全体の画像を大きくしてみました・・・

取り敢えずフロントブレーキのドラム兼アップライトを旋盤で削ってみました。
古い車なのでドラムの外周には冷却フィンは無かったですね・・・

サスペンション用の取り付けの穴を開けておりますが・・・ウ~ンこれで良いのか!?


まだまだ迷っていますね(笑)

良い天気が続きますね~

2014-09-20 21:39:30 | Benz Tropfenwagen
今年の夏は雨ばかりでしたが、秋の雰囲気を感じはじめた途端に雨が降らず良い天気が続いている山陰です。
いつまでこの天気が続くのでしょうか・・・今日は水やりをさぼってしまいましたので明日はやらなきゃね~。

なぜ今日は水やりをさぼったのか、実は本日は友人の所に今年最後のブルーベリーを届けにゆきました。
ブルーベリーのこの所の涼しさで実が大きくならず小さなままで熟れてゆきます、ですがじっくりと熟れるので結構甘みが有りまして美味しいのです。
もう残りもほんの少しになりましたので今年もブルーベリーのシーズンが終わりそうですね。
友人の所はアトリエから20km程離れた所に有りますのでバイクのMR50を引っ張り出しました。
先日キャブを調整してから加速とかはずっと良くなりました、回転を有る程度上げないと走りませんので燃費は?ですね20kmは走っていない様な気がしますが・・・
原付なのでバイパスや高速道路は通れませんので下道を迂回しながら走っていますと米子市の日野川の土手に出てきました。
最近通った事が無かった道なのである意味新鮮ですね・・・
川の方を見ると鮎釣りをしていらっしゃいました、もう水の中は寒いんじゃないかな~と思いながら、鮎食べたいな~塩焼きか薫製が良いですね(笑)
少し進むと山陰の伯耆富士と呼ばれている大山が見えます、さすがにまだ雪は降っていませんがもうすぐ紅葉が始まりますね~。

無事に友人宅に到着し・・・
帰りには一昨日でしたか集中力を欠いた原因を作られた方のお見舞いに米子医大病院に途中下車して・・・
緊急手術をしたわりには元気でして職場の先輩らしきお嬢さんが来ていらっしゃったので父はそうそうに退散してきました、まあ元気そうな顔を見られれば少し安心です。
これで少しは安心して制作が進められそうですね。

そんな感じで製作にすすみましょう。
今日はTropfenwagenのライトの膨らみを作ります。
ひょっとしたらこの作業が一番難しいかもしれません人間の顔も目の印象で随分様子が変わって来ますからね。
まずは図面より高さをはじき出しておきましてその高さをボディにマーキングをします。
左右が同じ高さになるう様にトースカンの先に細書きの油性マジックを取り付けておきましてマーキングします。
台は本来なら定盤を使うべきですが自宅に置きっぱなしなのでガラスの上で代用ですね。

ライトケースの下側になる部分に線を入れていますね。

その上側に小穴を開けまして少しずつ広げてゆきます、まだ片側ですが両側の穴をあけてバランスを見ながら広げるのが良いのではないかと思います。
もちろん基準になる線は大事ですからねそれも加味しながらですよ。

徐々に大きく広げます。
ただボディがかなり薄い部分が有りまして簡単に穴が広がってしまいます・・・(笑)

外径が4.5mmの真鍮パイプを埋めてライトケースを作るのですが結構大きくえぐらないとライト自体が外側を向いてしまいますね~。
とうとうこんなになってしまいました・・・・大丈夫?

ライトケースはこんな感じになります、ちょっと浮いた感じですが・・・
この時点でどうのこうのと判断をするのは早過ぎますね。
最後まで作ってダメならまた作り直す・・・この繰り返しですよ。

メタルを盛って隙間を埋めてみました。
まだまだファニーな顔つきですね。
ライトが付いていないので穴だけになっているからちょっと変に見えるんでしょうね。
使ったメタルはこのキットの物で使わない予定のドラムブレーキを使いました・・・つまりこの時点ですでにドラムブレーキは部品が無いという事ですね、ただし寸法はすでに計測していますので真鍮の丸棒から削り出す予定です。

片側の余分なメタルを削って整形してみました・・・。
なかなか良い感じですね~。

ここまでボディを加工して気が付きましたが・・・
ドイツ人が車を作るとどうして同じ様な顔になってしまうんでしょうか?
この車何かに似ていませんか?
そうドイツの歴史的な三輪車!?メッサーシュミットにそっくりじゃないですか??
広い意味で言うとライトがポコッと飛び出しているデザインはポルシェ911なんかも同じ様に見えたりしませんか?
まあ911の場合はかなり幅は広いですが・・・印象は似ている様な気がするのは私だけでしょうか。

天気が良いので1/1も進めていますよ

2014-09-20 13:27:44 | その他
まあ1/1は仕事じゃないので程々にと言う事なんですが、涼しくて天気もよくて・・・と言う事になりますとついついバイクの部品に手が伸びてしまいます。

と言うのも現在バイクは塗装がメインの作業になります、バイクの部品は少し大きいので塗装ブースには入れる事が出来ませんので天気の良い日に外での塗装になりますつまり天気が良い時にはこれを進めておきたい訳です。

先日タンクにパテを打ちましたがそれを320番の耐水ペーパーで水研ぎしてみましたやはり1回目のパテでは十分に凹凸がとれなかった様で2度目のパテを削りますとパテが残る部分が有りますね。
この残った部分が凹んでいたという事なんです。

リアカウルのサイドにも何かが擦れていた様な凹みが何ヶ所か有りますのでここにもパテを打っておきました、このカウルとサイドカバーはP.P製ですのでサフにも軟化剤を入れて塗っていますので硬化してもカチカチにはなりません。
その上にパテを盛って良いのか少し考えましたがマグナムのサイドカバーにもポリパテがは入っていましたので多少の曲がりにも耐えられると判断して持ってみました。
手前のチェーンカバーもP.P製ですがこの部品にもいくつか凹みが有りましたのでこれも同様に処理しました。

パテが硬化したら320番で研ぎまして再び軟化剤入りのサフを塗りまして硬化しました。
なかなか奇麗に出来ましたがブースを使っていないので少しだけゴミが付いてしまいましたが細かなペーパーで軽く擦って落とせば何も問題無く使えそうですね。
軟化剤を入れていますが普通に硬化して・・・多少柔らかい感じはしますが普通にペーパーが掛かります。

サイドカバーもこんな感じです。
荒いペーパーをかけた所は少し毛羽立ちが有りますがサフの段階で320番程度のペーパーをかけてやれば奇麗に下地が整えられます。



次のお休みにはKawasakiのグリーンが塗れるかも!
そうしたら黒のカッティングシートを使ってKawasakiの文字を切り出してタンクに貼れるかな~そしたらクリアーを塗って完成ですね。
そうそう、友人にもらったタンクコートも既に実施済なんでガソリンの漏れも大丈夫でしょう~!!

完璧だ~!

メタルの板をつくりましょう

2014-09-19 18:51:19 | Benz Tropfenwagen
この頃ご無沙汰しているTropfenwagenですが今日はビンセントブラックシャドウが仮組を解ける状態になりましたのでその間にこちらを進めておきましょう。
ちなみに・・・明日はレインボウを進める予定なんですが・・・。
そしてニューカーを始めます・・・お楽しみに~!

・・・・て!?終わりそうな雰囲気ですがこれで終わりじゃなっすよ


さて気を取り直して
Tropfenwagenはボディの形状を整えた所で止まっていましたね、ここからするべき方向は2つ有ります。
ライト関係の部分を作る、もう一つはシャーシの制作ですね。
ライトは付ければそこで一段落してしまいますシャーシはその後のタイヤやアクスルの取り付けへと先が長い作業が続きます、今日はシャーシの制作を進めておきましょう。
この車のシャーシはキットのままでは分割線の場所が良くないのでバラバラに切ってしまいましたね。
またシャーシの厚みが薄いので新しくメタルの板からシャーシを作っておかないといけませんね~。
今日はそのいたの在庫が切れていましたのでそのいたの制作からご紹介を致しましょう。
メタルの板・・・と聞かれて「どこかで買って来てるんでしょう~」と思われるかもしれませんが実はメタルの板なんて何処にも売っていないんです。
普通メタルは棒かペレット状のもを売っています。
私の場合はメタルキットを作った時に部品を真鍮で作り直しますがその時に出た端材をとっておいて溶かして板にします。
ステンレス製のルツボに端材のメタルを入れてガスコンロにかけます。
溶けたメタルを彫金用の型に流し込み冷やしますと板の完成ですね。
画像の右側の物が型ですね、左側のは製品の板です。

型を開けるとこんな調子で板がゴロンと出てきます。
まだ熱いのでうっかり触ってはいけません。
軍手などしておくと少しは安全ですよ、革手袋でも良いかな~!

在庫の端材を寄せ集めたらこんなに板が出来ました、これで当分作らなくて良さそうですね・・・
最近メタルキットばっかりだったから結構溜まっていましたね・・・

次はロールを使って自分が欲しい板厚まで薄くします。
ロールを掛ける事で表面が奇麗になりますし金属自身も硬くなりますね、何だか密度が上がる様な感じがします。

上側の山になっているのは鋳造しただけの板ですが下の2枚はロールを掛けたもの
中央の板は元の長さの2倍くらいになっていますから板厚は半分くらいですね。
下側はまだそこまででは無いです、厚みは1.6mm程でしょうか、今回はしっかりした感じにしたいのでこの1.6mmでゆきましょう。

私の作品の場合はシャーシとボディは前後2ヶ所程のビスで固定されるのですが今回はボディの改修で後側のビスが止まらない状態になっています。
ボディ側の留めが無くなっているのです、仕方が無いので真鍮の丸棒を旋盤で削り出してボディにハンダ付けしようかと思います。

ボディ側のハンダ付けをする部分はボディが斜めになっていますので真鍮の棒も斜めに削ります。
まあこれはそんなに難しい作業じゃない

ハンダ付けで取り付けました。
しっかりとボディを溶かしておりますのできちんと接合出来ていると思います、コレくらい溶かさないと後でポロッと取れてしまう事が有りますからね~塗装が終わってからではもうどうしようも無いですからね、今のうちにきちんとやっておきましょう。

ボディの表側まで溶けていますね、これくらいは気にしちゃいけませんよ(笑)

メタルの板を切って削っています・・・まあこれはそんなに難しく無いでしょう。

シャーシの前と後をボディに合わせて削りますと共にビス穴を開けて皿ビスが下から飛び出さない様に加工します。

シャーシの裏に刻印を打っておきます・・・名無しのゴンベイじゃあちょっと寂しいでしょ!?
上側は元キットのシャーシですがメルセデスになっていますね、この車はまだメルセデスとベンツの合併前なので正確にはBenzが正解らしいです。
刻印が終わるとこれで元キットのシャーシは不要になりますね。

いよいよ分解です

2014-09-19 18:40:01 | Vincent Black Shadow
今日も涼しく穏やかな天気でしたね、こんな日は外の仕事がはかどりますね。
この所一気に秋になった様な気がします、今でないと出来ない事をしておきましょう。
大変忙しいですね・・・

さて今日は比較的あっさりと制作に移りましょう。
今日は仮組の終わったビンセントブラックシャドウを分解します。
仮組はもちろん分解を考えて使う接着剤を変えてありますので比較的楽に分解出来ますがそれでも一部は瞬間接着剤が流れ込んでいて少し考えなければなりません。
今回もリアホイールのアクスルに瞬間接着剤が流れ込んでいましたのでこの部品のセンターをドリルでもんで分解致しましたアクスルシャフトは作り直しですね。
ここはアクスルシャフトを抜かないとタイヤが外れないのです、タイヤが外れないとそのままアセトンに付ける訳にはゆきません。
タイヤが溶けてしまうんです。

タイヤをのぞいて部品は全てアセトンの中に浸けておきます、明日には完全に分解出来るのではないかと思います。
分解したら塗装する物とメッキの為に外注に出す物と分けて処理をします。