Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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部品の塗装Ver.1

2015-11-27 22:12:25 | Osca Dromos Zagato
昨夜から本日午前中にかけて結構荒れ模様でしたね。
北海道のどこかでは積雪が62cmだったかな・・・!?
まあ北海道と比べますと山陰はかなり南の方に有りますから比較の対象にはなりませんが、それでもかなり冷え込みました。

朝から親戚に薪ストーブの薪を引き取りに行く事にしていましたので朝一番に出掛けようと思っていましたら義父が冬用タイヤに交換したいのでアトリエに来ると言う連絡が有りましたので薪を引き取りに行くまでに本日1台目のタイヤ交換です。
終わってから出掛けました・・・
親戚とは義父の兄弟の家でしてそこはアトリエから車で30分程山奥に入った所なんですがもう正午前だというのにこんな感じで薄らと雪景色でした。
アトリエのまわりではほとんど雪の姿は無かったのですがここは完全に冬の景色ですね~。

軽トラックに1台分の80束の薪を買わせて頂きました。
下の画像で軽トラックの荷台の向こう側に見える物で80束の薪ですね。
そしてその後少し遅い昼食を食べてから私の母がタイヤを替えて~とやって来ました。
これで本日2台目のタイヤ交換・・・インパクトレンチは使わずハンドパワーのみでタイヤ交換です、結構疲れます。


少しでも前に進めないとDromosが間に合いませんので・・・
サフを塗った部品にカラーを塗り始めています。
この時点でもダメな部品も有りますのではねられてしまいます・・・直せる範囲なら良いんですがなかなか自分の都合通りにはゆかないのです。
シートのクッションはセンター部分の少し明るいグレーで塗っています、この後マスキングをして少し濃いグレーで塗るつもりです。
ダッシュボードはフラットブラックですね、メーターの周りはフラットブラックでダッシュボード本体は濃いグレーにしています。
質感の違いを表現したいですね~。

シートのショルダーの部分はレッドの布で出来ていますのでここは最初にピンクを塗っておいてからクレオスのレッドを塗りました。

シートとダッシュボードのマスキングをします。
ダッシュボードは少々複雑な形状なので面倒なんですけどね、やらないと前に進めません(笑)

実車のダッシュボードは一見ブラックか?と思える様な感じなんですがメータークラスターの部分がブラックのアルカンタラで張ってあるのに比べると明らかにグレーの感じが強いのです。
ですからこの部分はブラックに近いグレーで塗っています。

シートはセンターを明るいグレーで塗っておいてマスキングしてから少し暗いグレーで塗っています。
この部分も実車では質感が違いましたので塗り分けによる表現といたしました。
まあ1色でも気にならない方もいらっしゃるかもしれませんが・・・気持ちの問題ですね。
僕は塗っておいた方が良いと感じました。

シートのショルダーのマスキングを始めました
ショルダーの部分は台形をひっくり返した形で角が丸い感じだったので先に4角をマスキング致しました。
ここは3.5mmのポンチでマスキングテープを打ち抜いておきまして四隅に貼ります。
もちろん下側の角はRが小さいので2.0mmですね。

次は真ん中の部分です。
これも長方形に切って貼っておきます、左右の丸いマスキングテープが少しずれている部分がるので明日塗る前に確認しておかなければなりませんね。

次は左右の部分です。
更に小さくマスキングテープを切りまして左右の辺になる部分に貼っています。
小さいと貼り難いですね~(笑)


マスキングが完成したのでここでダークグレーを・・・とゆきたい所なんですが、この部品の前側にはシルバーの部分が有りますので先にシルバーを塗っておきます。シルバーが乾いたらシルバーに残す部分にマスキングをしておいてやっとダークグレーですね・・・。

サフェーサーの塗装

2015-11-26 18:08:12 | Osca Dromos Zagato
今日のメインの作業はこちらです。
キャストした部品にサフェーサーを塗りたいのですがその前にラインの乱れた部分にはペーパーを当てて整形しておきましょう。
まずは今回大きく変更をした部分であるコクピット後部の部品ですね。
多少シリコン型のズレが有って段が付いている部分も有りましたのでそこを中心に整形してあります。

そしてシフトレバーのブーツです。
これはかなり小さな部品ですねこんな物も少し手間をかけてペーパーを当てておいてやりますといっそう良くなると思われます。

次はアシスタントシートの前側のクッション!?ですねた分エアバッグでは無いと思いますが・・・
助手席に座った方の安全を守る物で有ると思います・・・
ただのデザイン上の物かもしれませんが・・・よくわかりません(笑)

シートの座面もこの通りです・・・一部形状的に気泡が残りやすいのですが・・・2個だけパテ修正をしています。
ほんの小さな気泡なんですが・・・100%無しというのはなかなか難しいのですよ。

そしてこちらはせっかく作ったのだけどどこかに問題が有って使わなかった部品達です。
まあ一応最後まで持ってはいますが制作完了しますとゴミとして処分する事になります。

このサフの前の準備が結構時間がかかるんですね、削って仕上げて持ち手を付けて・・・やっと塗装です。

ウォーターポンプの取付け

2015-11-26 17:47:31 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日は実に山陰の冬らしい天気でした、こんな天気になりますと正直ホッとします。
朝から晴れたり曇ったりを繰り返していましたがお昼頃から雨が降ってきました、それも冷たい雨・・・実に山陰らしい。
北海道の方では何やら氷点下20度を記録したらしいですし、札幌だったかな結構な降雪が有って「ささら電車!?」が登場したそうな・・・
駆け足で冬が来た様に感じますね、そう言えば昨日のTVのニュースで中国地方を代表する国立公園大山では初冠雪だったらしいですね・・・どこを見ても冬一色の山陰です。
今も外は冬らしい気温でしたよ。
中は薪ストーブで暖かいんですけどね・・・

さてこの頃またもやキットを買っています。
一体何を?と思われるかもしれませんが個々のキットはまたその内に機会を見てブログでご紹介をすると思いますが・・・今日はほんの少し得をしたお話です。
売りに出ていたAMR系のメタルキットで1個10000円以下の物を5つ購入したんですが・・・

まあキット自体はお手つきだったり余り人気のない物!?ばかりでそう珍しい物は有りません。
送って頂いたので伝票が付いていました・・・5個のキットが書かれています。右側に写っているのが伝票の一番下に有るAMR FERRARI本体のみ組立て済と有る物なんですが・・・価格は5184円となっていますね~
しかも5個で39960円って1個あたり1万円しないキットなんです。

袋を裏返してみてちょっとびっくり!
なんとボシカのホイールが入っています。
恐らくこのキットを作ろうとした方がボシカのホイールで仮組されたんですね。
それがそのまま入れた有ったのでしょう・・・お店の人も気が付かずにそのまま・・・発送しちゃったんじゃないかと。
元々このフェラーリデイトナはワイヤーホイールでは無くフェラーリ伝統の!?星形のスポークを持っているアルミホイールが純正なのでワイヤーホイールに交換されたという事なんでしょうね~。
このホイールだけでも3000円ほどしますからこのキット・・・本体は2184円のキット?と言う事になるかと・・・。
純正のホイールは同じキットを所有していますので複製すれば同じ物が簡単に作れる訳でして・・・(笑)何の問題も無いのです。
これだから中古品は楽しいのです・・・(爆)


さて今日の更新はアトランティックからですね、あまりたいした事をしていないのですが進んでいますので忘れないうちに・・・
少し前に作ったウォーターポンプの部品を加工してエンジンに取付けましょう。
まずはポンプから出て来てラジエターに向かうパイプを曲げてゆきますエンジンに当たらない様にしかもシャーシにも当たらない様に・・・と言いますと結構難しくて何度か曲げを修正しながら加工してゆきます。

何とか全ての部品を加工し終えました・・・
シャーシに積み込んでからボディをかぶせますとまたラジエターに当たってしまいます。
カットしてから削り合わせてやっと何とか収まりました・・・簡単そうな作業なんですけど結構時間がかかったり致します。

レジンパーツのキャスティング

2015-11-24 23:09:27 | Osca Dromos Zagato
今朝は昨夜からの雨が残っていました、昼間も降ったり止んだりの繰り返しで大降りになる事はなかったのですが終止不安定な天気でした。
今日は少し前に告知していましたが通勤の車の車検に出掛けて来ました。
この車は中古で走行距離の少ない物を買ってからず~っとユーザー車検を私が通しています、只今約94000kmを後にしてきました。
家内を乗せて一度アトリエに出勤して荷物を降ろしまして家内に灯火類を確認してもらいます。
ウインカー/ハザート/ヘッドライト/スモールライト/バックランプなどなど・・・
そしてガレージの方にまわって室内を掃除、タイヤの空気圧も再びチェック・・・
したところで家内から電話がかかって来ました・・・何だろう?と電話に出てみますとCafeから様子を見ていたら右のブレーキランプが点いていないらしい・・・さっきまで点いていたのに・・・?
仕方なくリアのランプを2本のボルトを緩めて外しました。
そう!アルトは一度ランプ本体を外さないと電球の交換が出来ないのです。
しかし外した電球を見ても切れていないんです!?
ダッシュボードにの中を探すと以前に2個組を買って1個使った物残りが出て来ましたが球は有っても電球が切れていないんだから役に立たないですね。
電球の接点の接触不良を疑って電極をペーパーで軽く磨いたら簡単に復活しました。
車検の直前にこんなトラブルが出るのは心臓に良く無いよね・・・(笑)
後でいつもお世話になっている整備士のKさんに聞くとけっこう良く有る話らしい・・・。

コチラが軽自動車検査協会松江支部(だったかな!?)
11月と有って比較的暇そうですね・・・

いろいろ有りましたが何とか車検を合格!しました。
松江に出たのでついでにいつもの模型屋さんに行って塗料を仕入れ、調金屋さんに行って頼んでいた工具を受け取り、帰りにホームセンターで針ヤスリを購入!
散財して来ました。

さて今日も製作にかかりましょう
昨日型枠を組んでシリコンを流しましたが本日はまず型枠を分解致しました・・・こんな風にいっぱい余分なシリコンが付いたまま固まっています。

角の部分に付いている余分なシリコンを鋏を使ってカットします。
四角な形状ですから12辺全てのシリコンをカットしますよ。
この作業は実は大変重要な作業でしてこの後P.Pテープで周りを囲んでからレジンを流すのですが角のバリが残っていますとそのバリとテープの隙間からレジンが下側に漏れてしまうのです。
レジンの深さが浅くなりますと大気を開放した時に空気に押されてレジンが流れ込むのですがレジンの深さが浅いと空気を噛み込みやすくなってしまうのです。
だからなにげに大切な作業なのですね。

次の画像はkamasaさんからご質問の有った部分ですね。
一発取りの場合ホイルとかタイヤの中央の部分はどうするのかと言う事でしたね。
タイヤの場合はもっと簡単なんですが今日はホイールで説明致します。
ホイールの原型の外側を2/3程カットしてからシリコン型を強引に開いておきますとホイールの穴の空いている部分にはこの様にシリコンが固まっていますので引っぱられて伸びているのがわかりますね。
ここをデザインナイフでカットします。
なるべく細い部分でカットするのがコツですね。

カットして原型のホイールをがしますとこんな感じですね。
穴の部分にはキッチリとシリコンが残っていますので型を元通りにすると穴の部分のシリコンは元通りになるのです。
まあ厳密にはいくばくかは隙間が有るのですがそこにレジンが流れて固まっても厚みが薄いので爪楊枝を使って固まったレジンを取り除く事はいとも簡単な事ですね。

ホイールのシリコン型を横絡みますとこんな感じです。穴の部分のシリコンは肉眼ではみえますがデジカメでは判断がつかないですね。

今回シリコン型を作った物は全て原型を取り出す事が出来ました。

レジンを流しました。
真空注型装置の中で脱泡し混合してから流し込み大気開放をしますと型にレジンが流れます。
最初は型自体の温度が低いので硬化に時間がかかりますから乾燥機で加温します、何度かキャストを繰り返しますとシリコン型の温度が上がって来ますのでとてつもなく早く硬化する様になります(笑)
これもまたシリコンが付かない様に新聞紙を敷いておきましょう、後で塗装の乾燥に使う場合に必ず問題が出ると思うのです。

これがキャストしたホイールです。
キャストしただけなので多少のバリが見えますね、これは掃除をしないといけません。

コチラが内装ですね、こんな大物も一発取りでキャスト出来ます。
もしも粘土に埋めてシリコン型を作っていれば型を作るだけでシリコン型の硬化に1回1日掛かりますから最低2日間はかかってしまいます。
つまりレジンで複製が出来るのは3日後という事になりますね、プロにとって時間は大切ですからシリコンをちょっと透明な良いものを使うだけで時間短縮が出来るならそれを使うべきでしょう。

シリコン型から脱型したらすぐにシリコンオフで脱脂します。
この部品にもシリコンが付いていますから余りあちらこちらに置かない様にします、つまり直ぐに脱脂してしまえば良い訳です。

これが4台分の部品です。
ちょっと多い様な気がしますが・・・本当は全て6回複製しましたから6台分有るのです。
まあ予備部品という事ですね・・・

中にはこんな風になってしまう部品も有りますから・・・予備です(笑)

そうだ!この部品もキャストして置かないといけませんね~。
すっかりと忘れていました・・・。


ウォーターポンプの製作

2015-11-23 22:13:53 | Bugatti Type57SC Atlantic
Oscaの方はシリコン型を作る為にシリコンを流しましたから後は硬化を待つだけですね。

夕方まで時間が有りますのでここからはブガッティのウォーターポンプを作ります。
このウォーターポンプですが1/18のCMCのエンジン完成品を見ても余り綺麗なモールドでは無いのです、何となくこんな形状か?程度なんですがそれらしい形状に作らなくてはなりません。
実車のこの部分のクローズアップはなかなか写真がないのです。
いきなりですが1.0mmの洋白線をリューターで削っています

この先の部分を丸く曲げておきまして・・・旋盤で削り出したウォーターポンプのセンター部分を嵌め込みます。

4台分の部品を作りました
残り1台分は忘れていました(笑)
この後作っておきましたから大丈夫ですよ・・・4台作るのはOscaでしたね。

エンジンに組み込みますとこんな感じになります。
ポンプから出て来たパイプはエンジンマウントの内側でオイルパンのフランジの部分を通ってラジエターにつながるはずです・・・この先にいくつか部品が有りましてその先に発電機が取り付けられています。


明日はOscaのキャスティングと発電機までの部品を作りたいですね~
あ~そうそう。
明日は足車の車検でしたね、車検場に持ち込んでユーザー車検をします!