Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ボディの加工始めました

2019-04-15 21:08:44 | Ferrari Rossa by pininfarina
本日の山陰は大変良い天気でしたね。
ほぼ快晴と言って良かったんじゃないでしょうか!?
昨日がこの天気なら安来市の伯太町で行なわれたチューリップ祭も大変賑わったのではないかと思いますが生憎昨日は雨の天気でしたからね〜。
この所何年かこのチューリップ祭の日は毎回雨だった様な気がするのは私だけでしょうか?
まあ4月はまだ天気が安定しないですからね。

中庭にスズメ用の餌場が作ってあるのですがこの所頻繁にスズメ達が来ます・・・そろそろヒナが生まれたのかもしれませんね。
ヒナが生まれますとスズメの夫婦は大変忙しく餌を運びます。
自分たちが食べるのは後にして取り敢えず運んでいるみたいですね〜。
私もこの時期になりますと近くのパン工場に電話をしてパンのミミを買ってきてスズメにやります。
普通ならモーニングのサンドイッチで出る食パンのミミをやっているのですが食欲が旺盛になりますので当店のだけでは間に合わないんですね(笑)


さて本日のお仕事です。
ロッサのエンジンフードにつくメッキの部品を作らなければなりません
お客様にはこの作りかけのキットともう一つ新品のキットを送って頂いているのですが、新しいキットから必要な部品だけ抜いて作りますと新しいキットが部品が足らなくなって使えなくなってしまいます。
なので足らない部品は自分で作ります。
このメッキの部品ですが資料写真に依りますとエアクリーナーではなく12気筒エンジンの吸気効率を上げる為のインダクションボックスの様なんですね・・・エンジンルームの画像では両サイドに筒型のエアクリーナーが取り付けられています。
素材は1.0mmの洋白板です。
糸鋸で大体の形に切り出しました。

左右が同じ形状ですので2枚をハンダ付けして重ねて加工します。
機械加工すれば話は別ですが同じ形状にしようと思いますとこの方法しか思いつきません(笑)

形状が決まったら熱したハンダゴテを当てて分解致します
さすがにこんなに厚いと分解するのも時間がかかりますね、特に温調のついたハンダゴテは熱量が少ないのでなかなか分解しません。

余計なハンダを全て削りまして・・・ほんの僅か曲げて下側のエッチングメッシュに合わせてから所定の場所に収めてみましょう・・・

同じ様な画像ですけど・・・
洋白の部品にバフがけをしてピカピカに仕上げてみました。
まだボディカラーがグレーなので冴えないですかね!?(笑)
僕の頭の中では大体完成した時のイメージが出来ているんですけどね〜

次はボディですね
他にも気になる部分がいくつか有りますが・・・
取り敢えずボディです。
このロッサのボディですがキャラクターライン(もちろんプレスラインです)が複雑に交差していますが今一歩角のシャープさが足らない感じがするのです・・・出来るだけシャープにしておかないと赤は下塗りが必要なのでシャープさが不足して来るのです。
そこでいつもの様にラインに沿ってマスキングテープを貼っておきます。

グレージングパテを盛っておきます
硬化するまでにマスキングテープを剥がしてしまいましょう。

そしてパテを研ぎます・・・研ぐのはパテを盛った側の面だけですよ・・・。
どう言う意味かわかりますかね??

今研いだ側に今度はマスキングテープを貼りまして・・・今度はタミヤのポリパテを盛ります・・・そして硬化するまでに剥がしましょう。

グレージングパテはグリーン、タミヤのポリパテは黄色なのですがボディのプレスラインの上下で色が違いますよね。
その色が違う部分を目安にして角が立つ様に研ぎましょう。
色違いのパテを使う事で目印にもなります。

次は・・・フロントのインテークに有りますメッシュですね
キットではここは写真の様に1枚のエッチング板で再現される事になっていますが・・・実車では板を組み合わせて作った奥行きの有る部品なのです。

古くからのブログの読者の方ならもうおわかりと思いますが・・・
この様な場合私は洋白の帯金を組み合わせて実車通りの奥行きの有る部品を作ります。
まずは帯金をカットして実車と同じ枚数ハンダで固定致します。
両端だけをハンダ付けすれば良いのです・・・

その場合はこの様に帯金の端に近い部分をピンセットなどで挟みます
何故かって?ハンダゴテの熱がピンセットの部分までで止まってしまうからですね。
熱が止まればハンダが余分な部分まで流れる事は有りません。
もし懐に余裕が有りましたら放熱クリップというアルミ製のクリップをホームセンターで売っていますからそれをお使いになれば大丈夫でしょう。

次に糸鋸の刃の厚みを測ります
糸鋸は刃の荒さに依って厚みが違うのです
使う洋白板の厚みに丁度良い刃の厚みの物を探す訳ですね・・・今回は0.2mmの様白を使っています。

重ねてハンダ付けをした洋白板をハンドバイスに固定します
私の使っているハンドバイスは持ち手の部分がこの様に分離しますのでバイスの部分だけ使いましてバイスに固定致します。

こんな風に洋白帯金の幅の2/3程を切れ込みを入れて行きます
今加工しているのは横になる板なので実車と同じく縦方向の物は5本必要ですので5本の切れ込みを入れています。

切れ込みが入りましたらここで洋白板を分解致します
これもハンダゴテを当ててやれば簡単ですね
分解したら余分なハンダを落とす為にペーパーで削り落とします。


ここで時間になってしまいました。
明日は格子の組立てからですね・・・お楽しみに〜!

エンジン上部の部品を加工します

2019-04-14 21:39:52 | Ferrari Rossa by pininfarina
本日の山陰は曇り時々雨の天気でしたね。
降るときは結構強く降っていましたね〜
ず〜っと降っているわけでは無いのですけどね・・・昨日はあんなに天気が良かったのにね。

今日はまた辛辣なバラバラの画像から・・・
イグニッションモデルの患者さんですナショナルカラーのサニーと言いますとみなさんよくご存知だと思いますがあのサニーの走り屋番という感じでしょうかね。
このサニーを元どおりの車高でスチールホイールそしてチンスポイラーを取り外して本来の働く車にして欲しいと言われています。
その為にタイヤホイールの適当なサイズを検討する為に分解いたしました。
小さめのスチールホイール(12インチが純正だけど13インチくらいの方がバランスが良いかも)とハイトの高めのタイヤを準備しようかと思っています。


さて検討ばかりしていても前に進みませんからねここからは本来の仕事です
昨日ボディの裏側からフライスで削ってゆきましてボンネットはこんな感じになりました。
ボンネットの厚みは薄いんじゃ無いかと思われるでしょうね、一昔前ならその薄さまで再現とかいってペラペラに削るのが流行っていましたがフェンダーのアーチにしてもこのボンネットの部分にしても折り返しがありますので本当はいくばくか厚みがあるのです。
この折り返しがないと板がヘナヘナして構造上無理があるんですよね。
特にこのボンネットはカーボンなどの樹脂製なのでこの折り返しは強度を上げる為には絶対に必要なのです。
ということであえて厚みを残しています。

エンジンの本体は再現していません。
キットでは上からエンジンの部品を接着するようになっていますが
実車ではエンジンはフードの下にあるのです
ですから実車通りエンジンをフードの下から支えてやろうと言うことです
旋盤で真鍮の丸棒を削ってエンジンの部分を支えるステーを作りました・・・その為にボディの裏側を削ったのですから・・・

送っていただいた資料の中には色々なものがあります
実車と実車でないものを見分けて判断する必要があります。
下の写真は絵ですね・・・
よく書けていますが写真ではありません
エンジンの上側の中央部分にカーボンの部品がありますが、その一番前側の部分の形状が違いますね。

実車の写真はこんな感じです
前側が丸いですよね・・・
両はしの部分もクロームメッキですし・・・
資料をなんでも信じてはいけません(笑)

エンジンの上部はこんな感じでシャーシに接着します

その上にボディを被せますとこのような感じで・・・いかにもボディの内側にエンジンが搭載されているような感じがしませんか?
この部品の周りの隙間がその様に見せてくれるのです。

実車のエンジンの写真をご覧いただきますとエンジンとボディの間は黒いメッシュで塞がれているのがわかりますね
このメッシュを作ってみようとしてエンジンをシャーシ側に固定したわけですね。
そしてボディの開口部の型取りです・・・マスキングテープで型取りしています

中央部分の凸部分をのこぎりでカットしておきました。
最初はこの凸部分を避ける様な形状でメッシュに穴を開けてかわそうと思っていましたが・・・

穴を開けるとエッチングのメッシュのカット部分がフニャフニャしてしまうんですね〜
一度こうなってしまいますとステンレスのメッシュは修正のしようがないのです。
これを避ける為にはダイヤモンドホイールをリューターに取り付けてカットする方法をとるしか解決の方法がないのです。
それでも絶対に大丈夫とは言えないのでもっと簡単で確実な方法をとったわけですね。

メッシュに穴を開けずに制作する為には中央の突起物を一旦取り外して置いてから少し大きめにカットしたメッシュを先に取り付けてから中央の突起物をメッシュの上に接着します
その両サイドにある低い部分も真鍮板で作り直しましょう

次に両サイドに付くメッキの部品を置いて確認しました・・・
この部品はキットの部品が1個しかないので作り直しになりますね。
大きさや形状を確認する為に所定の位置に置いてみました・・・。


この部品の製作は1.0mmの厚みの洋白板を切って削って作らなければなりませんので時間がかかりそうですね。
ここから先は明日の作業にいたしましょう。

Ferrari Rossa再開しました

2019-04-13 21:02:09 | Ferrari Rossa by pininfarina
本日の山陰はとても良い天気でした。
朝から晴れ渡りまして気温はあまり上がっていないと思いますが、この時期天気が良いと気持ちがいいですね。
本日は厨房のK子さんがお休みなのでお昼は厨房係を拝命しております。
お昼頃にアトリエにお越しのお客様にそのお話をしましたら「なんでもできるんですね〜」って感心されていましたが人間やれば出来ますよね(笑)
ただ思いつくかどうかですね。
少し前にお客様にいただいたカステラをいただきました。
何と金沢名物の金箔をあしらったカステラでした!!
何ともリッチな・・・
味も甘すぎず上品な味でしたね。
今日ばかりはコーヒーよりもお抹茶の方が美味しいかな〜って感じがしましたよ。
Nさん有難うございます。


さて本日の仕事ですが・・・本日から制作に戻ります
と言っても修理の仕事がバッサリと無くなったわけではなく・・・残った仕事も少しあります。
例えば・・・プレートの制作とか・・・
アルミ板にデカールを貼りました

水分が完全に飛んだら次はクリアーラッカーをパラ吹きまします
デカールの定着のためですね

他にもエスパーダのホイールを複製するためにシリコンを流そうと枠を作りました

そして少し前に模型屋さんにシリコンを頂いたのですがそれが半透明だったので丁度いいやと硬化剤を混ぜて・・・グルグルかき混ぜてから真空注型装置で気泡を抜いていましたら途中で固まってしまいました。
使用可能時間は30分と有ったのに・・・15分ほどでこの調子です。
そんなに気温が高いわけではないのにね・・・

使ったのはこれです・・・
皆さんが使われる場合には真空で空気をぬこうなんて思わないでくださいね。

仕方がないのでいつも使うに日進のシリコンを使ってやり直しです
現在は真空注型装置の中で2時脱泡しています

いつも使うのは左側の日進のKE1300Tというシリコンですね、右側は皆さんがよくご存知の模型用品のメーカーさんのシリコンです。
違いですか?
日進の方が透明度が高くて使いやすいかな、慣れもありますが硬化までの時間が短くて使いにくいですね。


ここからが本格的な本日の仕事です
修理を始める前に床下の板だけ作り始めたのはご記憶がありますか?
その後にお客様から資料を送っていただきまして、その資料に基づいて制作を再開いたします。

ボディはこちらです・・・このベースキットは一度製作を始められて途中になっていたものなんですね。
つまりお手つきのキットな訳です。
当方の場合制作に使うキットは新品でないとダメ・・・などという事はありません
例えばお客様がつくられた完成品を元に分解して作り直しなどという事は多々あります。

ただしお客様の希望がどこにあるのかよく考えながらつくらないとお客様の満足は得られないかもしれませんね。
この車で一番目が行くのがこの部分ですよね
まあ間違い無いでしょう

アクの強いデザインですね
イタリアンバルケッタ・・・という感じですね。
ボディは少々大きめですが、なかなか格好がいいじゃ無いですか!!

このようなモチーフも良いですね

製作を再開するにあたって少しリハビリが必要ですね
忘れた部分もあるし・・・考えがまとまっていない部分もありますからね。
このエンジンの部分ですがキットの構造では表現が十分では無いかもしれませんね。

エンジンの部分の構造を変更する為にシャーシとボディを止めるネジの位置を変更する必要がありますね
前側の止めビスの位置を左右に分けて小さなビスを使うことにいたしました。

ボディとシャーシの止めビスの位置は変更になりましたので最初に作っておいた止めビスの穴はメタルで塞いでおきました。

ボディはフライスを使って掘っておきました(笑)

完成したらこんな感じになりました
機会で全てを行うのはなかなか難しいのでここから先は手作業で修正いたします


明日もこの続きでフェラーリロッサを進めましょう

アストンマーティンDB11の修理完成です!

2019-04-12 20:57:13 | その他
本日の山陰は大変天気が良かったですね。
こんな時に芝を刈りたい所なんですが、明日は厨房のK子さんがお休みなのでお昼前後は厨房にお呼びがかかるから仕事が進まないだろうと考えて今日は仕事中心でスケジュールを組みました。

まずは途中になっていたアストンマーティンDB4Zagatoの木製の展示ベースに交換の仕事です
同級生のN君が頑張って早く仕上げてくれたのに塗装で少し時間がかかってしまいましたね。
でも塗装だけは硬化するまで触れないし触らない方が良い訳です。・・・凄く言い訳しています(笑)
しっかり硬化した所で作業再開です。
元のケースと同じ場所に穴を開けてミニカーを留めました。
プレート等を取付けて完成です。
しっとりとした良い感じになりましたね。

そしてエンジン付きのミウラも同様ですね
このミウラはエンジン付きなのでエンジンのスタンドも取付けておきます。
エンジンの接着剤が硬化するまでマスキングテープで仮留めしておきましょう。


そして次の患者さんは・・・
お客様のNさんから私の所に加工の為に送られて来たミニカーが破損してしまいました。
輸送中の衝撃でシートが外れて箱の中で暴れたらしいです・・・ついでにあの細いフェンダーミラーが折れてしまった様です。
まだ皮一枚つながっていますけど・・・下を向いてしまっています。
(下の写真は送られて来て開けた時に撮った写真です)

破損している事をお客様に連絡して運送屋さんに連絡して頂きましたら、すぐに取りに来られましてそのままの姿でお客様の所にかえって行きました。
お客様としては私の所で修理をして欲しいと言われた様ですが保険を使う関係上送り主や送り先での修理は認められないらしい。
まあそれはそうですよね、ヤラセでぼったくりと言う構図が運送屋さんからは見えますでしょうから・・・。
じゃあ運送屋さんの知っている所で修理して下さいという話しになりますが修理を受けてくれる所が無いのです。
結局運送屋さんから私の方に連絡が来まして修理して欲しいと・・・(笑)
また余計な仕事が増えました。
悪態をついても仕事は一生懸命行ないます。
シートとコンソールの外れはエポキシ接着剤で接着すれば良いとして問題はミラーの折れた部分です。
足を貼りあわせるだけでは強度が全く無いのです。
仕方なく0.3mmの穴をミラーの足に開けてピンを植えます。
ドリルは0.3mmですがミラーの足がどれだけ細いかよくわかりますね写真で見えている前後方向には、まだ寸法が大きい方でして厚みは2/3くらいかな・・・さすがにルーペを使いましたよ(笑)

取付け部分も同じ位置になる様に穴を開けました。
この同じ位置に開けるというのがなかなか至難の業ですね。
同じ位置に開けないとピンを刺した時に足の取り付けがズレてしまうのです。

ピンを刺して接着しました・・・
こんな感じです・・・もうこれ以上は難しいですね。

これで完了です・・・
が、保険の仕事というのはこれで終わりじゃないのですよ。
直した物を確認して頂かなければなりません。
誰に?ってことになりますが普通は発送人のNさんなのですが運送屋さんにその事を言ったら福山の営業所に確認したけどお客さんは確認すると言われなかったらしい・・・。
でも普通ならもう一度送り返して確認頂いてOKが出たら修理が完了だと思うのですよね。
それからまたこちらに送り返すのが普通でしょう。
仕方なく隣町にある窓口になっている方の所まで持って行って確認して頂きました。
そして請求書や写真を渡して説明しておきました、これで後でとやかく言われる事は無い筈です。
普通は修理完了したら運送屋さんが確認に来るべきだと思うのだけどね・・・
修理前にヤラセでボッタクリって言うなら修理後の確認は必要だと思うのだけどどう?
このシステムは訳がわかりません(笑)


さて本業の修理です
アストンマーティンDB11のホイールを組立てました
あの輪切りになっていたホイールですよ・・・如何でしょうタイヤを填めたらもうわかりませんね。

そしてもう一つ困り事が・・・
内装を塗り替えた時にメーターの部分にデカールが貼られていますのでマスキングテープを貼ったら・・・デカールの密着が良くなくて剥げてしまいました。
ウ〜ンホワイトのボディの時は良かったのに・・・何て言う事だ!!
仕方が無いのでマスキング無しで内装塗り替えました。

さすがに良く見える所なので・・・
ネットの画像でアストンマーティンDB11のメーターを検索しましたら画像が出てきました
拾った画像を元にデカールを作りました
多少か加工はしましたけど・・・普通に写真モードで印刷しましたが元のデカールよりも雰囲気が良い様な気がしますね(笑)
怪我の巧妙というヤツでしょうか(笑)

表面にデカールの保護剤を塗って乾かしてからデカールを貼ってみました。
デカールを印刷する時に下地にホワイトを印刷していますから暗い色の上に貼っても発色が良いですね。
しっかりメーターが見えます。
最近の車は液晶の文字盤なので再現するのは楽ですね。

そして組立てました
どうもお客様が早く確認したかったらしくご連絡を頂きましたのでいつもよりも多めの写真です。
GWくらいには引き取りにおこしになると思います。

こちらがブレーキキャリパーを塗り替えた方のシルバーのボディカラーの物です

こちらはキャリパーが最初からレッドだったホワイトのボディカラーの物です

斜め後からリアのウインドウから見える内装の色は微妙に違うのがわかりますかね??

こちらは内装の赤が明るめの物です

フロントグリルも横向きのルーバーだけシルバーに塗っています

こちらも同様です。

そしてついでの仕事です・・・
BBRの1/43のフェラーリ365GT4 2+2ですが木製の台座に交換したのですがプレートを脱着してびっくりです
何と樹脂製の安っぽい(失礼!)な物が付いているんですね。
しかも車名も何もは入っていません・・・お客様も気が付いておられたらしく・・・車名だけでもデカールを作って入れてくれという追加の注文が来ました
まあ頼まれたらやりますが・・・樹脂のプレートの上にデカールを貼っても剥げやすくなりますよね。
しかもクリアーコートは出来ないでしょうしね。
と言う事で雰囲気はそのままに作り直す事になりました。
元々のモチーフはそのままで・・・と言うのが良いですね。
早速スキャンしました

文字を入れてデータを加工しています

こんな感じにデカールが出来ました!!
元々のモチーフは変わらないのでなかなか良いじゃないですか?


明日は制作に戻りますよ・・・この修理生活は長かったですね(笑)

修理ラストスパートです!!

2019-04-11 20:57:30 | その他
本日の山陰は曇りながらも一時的に日も射して天気はまずまずだったですね。
ただ昨夜は雨が降っていましたので中庭の芝はずぶ濡れでした、よって残った芝を刈ろうかと思ったのですが止めておきました。
この辺りから気温が高くなりますと一斉に芝が芽吹いて来る筈なんですけどね。
その前に一度刈っておきたいのです。
そう言えば家内が先日面白い物を見つけてきました。
ロシアの人形(マトリョーシカって言うんでしたっけ??)の様に重ねて収納出来るのですが人形じゃないのです・・・何と鯉のぼりなんですよね。
なかなか可愛いですね〜
先日全快祝いに米子市の本屋さんである今井書店の雑貨の所に有ったらしい・・・
欲しくて値段を聞いたのですがその時にわからず・・・後日近所の同系列の本屋さんに回して頂いてやっと買えたと言う・・・(笑)
そこまでして欲しかったのか!?って笑ってしまいました。
でも可愛いわ!


さて今日は仕事をバリバリ進めないといけませんね。
早速朝からサフを塗っています。
このシートはシルバーのアストンマーティンの物ですね。
他の内装にも塗っておきました。

一方昨日サフを塗っておいたホイールの方は本日はシルバーからですね
メッキ調の物とどちらにしようか迷ったのですが側面をセミグロスブラックで仕上げる事を考えてシルバーにしておきました。
クローム系の物ってコントラストを強く出す場合には余るよろしくないのですよね。

次はホイールにウレタンクリアーを塗っています。
セミグロスブラックをこの上から塗って拭き取りで仕上げたいのでシルバーが溶けない様にウレタンのクリアーを塗っておくのです。

そして続いてセミグロスブラックです。
当然ながらウレタンクリアーが完全硬化してから塗らなければなりませんので乾燥機に入れて加温して3時間くらいでしょうか・・・まあ温度の条件も有りますから時間だけではないのですけどね。

室内の塗り替えを始めました
シルバーのボディの方は渋い赤に仕上げて欲しいと言う事なので少し濃いめのエンジにしてみました。

丁度クレオスのレッドが無くなったので・・・ピンチヒッターでタミヤのレッドを使おうと思ったのですが・・・
何か変なんです・・・
少しオレンジが強過ぎますね・・・ピュアレッドなんですが朱色みたいでこれに黒やブルーを混ぜてもエンジにはなり得ない・・・

仕方が無いので近所の模型屋さんに走って塗料を買ってきました。
安来市内の模型屋さんは有るのですが少しレアな物は売っていません、でもクレオスの塗料ならいつでも揃います
右側はクレオスのレッド、左側はタミヤのレッドです
レッドの質が全く違います・・・タミヤのは使えないですね。

エンジを作る前にレッドだけで塗らなければならない部品が有りました、それがブレーキキャリパーですね。
タミヤのとクレオスのレッドの両方を塗ってみましたがタミヤのはやはり朱色になってしまい使えなかったので即塗り替えました。

ダッシュボードの下側の部分ですがここは部品が別になっています
折角なのでここは一層暗いエンジにしてツートンのダッシュボードにしてみました
ほとんど見えませんが・・・ツートンだとお洒落なんですよね〜

ブレーキキャリパーを塗りましたのでアストンマーティンというロゴが消えてしまいました
なのでデカールを作ります。
ミニカーでは真っすぐな文字だったのですがこのキャリパーの形状では文字も円形に並んでいないと収まらないのです。
仕方が無いのでその大きさを検討中です
直径が20mmくらいの円周上に文字を配置すれば良いですね。

こんな感じかな??
文字の幅がもう少し短い方が良いですね・・・少し短い物を作ります
何種類か作って良い物を使いましょうかね・・・。

印刷してみました
ボディカラーがホワイトの方は白文字なのでそれに合わせて白文字で作ってみました。

何種類か作った中で一番小さい物でも大きかったのでこの後やり直しですね・・・
この後何度もやり直しをしてしまったのは内緒です!(し〜っ!!)

セミグロスブラックが硬化しましたので拭き取りして仕上げましょう
綿棒にシンナーを付けまして拭き取ります。

何度か作り直してやっとキャリパーの上に収まったデカールです(笑)

デカールの上にはラッカークリアーをパラ吹きして行きます
何度か重ねて塗ってからクリアーを艶が出るまで塗ってキャリパーの塗装を完了します。

シートベルトを作り直しましょう
ミニカーの物は幅がバラバラで出来が良くなかったので100円均一で買った補修布をカットして使っています
この素材ですが先日から活躍していますね

さてシートベルトを作りますとこんな感じになります。
元のビニールよりもず〜っと良いですね。

ステアリングも組立てましょう
外したのは金属のリングとセンターのエンブレムのエッチングですね
これもなかなか良い感じだわ!!


明日は修理が一旦終わるかな〜。
明後日から制作に戻りましょう。