Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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もう一台のアストンマーティンDB11です

2019-04-10 21:19:33 | その他
本日の山陰は・・・昨夜からの雨が降り続いています
雨はそう強く降ることはなく降ったり止んだりを繰り返しておりました。
昨日の続きで芝を刈ろうかと思っていましたが雨では無理なので中止ですね。

今日は先日愛媛県にお送りした建機が戻ってきました
どうやら大きな衝撃があったらしくアウトリガーの部品は外れてクレーンのブームを支えるネジもねじ山が飛んでしまったらしくお客様が言われる通りにガタガタしていました。
郵便局員さんの立会いで修理して送り返していただくように手渡しておきました。
アウトリガーには大きな力がかかったらしく部品の塗料がチップしていましたので何らかの力がかかったのは間違いないみたいですね。
そういえば修理代の話は無かったな〜


ホワイトのアストンマーティンはスペーサーを取り付ける部分が壊れていますのでゴムのスペーサーで締付けますとついつい締め過ぎになってストレスがかかりっぱなしになるような気がしましてスペーサーをABS樹脂製のものに交換しました
もちろんピッタリものもは無いので旋盤で挽いて作りました。
タイヤが接地するかしないかギリギリの高さにしております。
浮いてしまっても変ですし・・・

続いて修理です
何のフィギアか聞き忘れましたが、何やら不気味なフィギアですね。
首の部分が細いので折れてしまっています。
このまま接着してほしいということですが・・・
接着面が小さいので強度がなくて壊れやすいのです
やはりここは金属のピンを通しておいたほうがいいですね。

ちなみにこの素材は骨ではなくレジンですので完全に作り物ですから・・・ご心配なく。
真鍮の0.5mmのピンを入れて接着していますが・・・ズレもなく綺麗に着きましたね。
一切の補修塗装はしていませんがつなぎ目は見えませんね。
これなら喜んでいただけるでしょう。

次はシルバーのアストンマーティンDB11です
今日スペーサーを作ったものと色違いですね、構造は全く同じです。

ボディからタイヤホイールを外しました
今回もホイールの塗装をしなければなりません
その上ブレーキのキャリパーをレッドに塗らなければならないのですどうしても外したいのですがブレーキディスクがひっかかりまして外れません・・・
一つだけですがブレーキディスクとホイールが外れました。
この一輪だけはブレーキキャリパーが外れました。

キャビンの中身を外しました
ここは前回も分解しましたので分解の様子は省略します

問題はこのホイールです
ホイールのディスク部分のすぐ後ろあたりでカットしました
ここでカットしますとリムの部分とディスクの部分が分解いたします、そうしますとブレーキキャリパーを取り外すことができます
しかもタイヤをはめてしまうとカットした部分は全く見えなくなります
内側の接着部分はディスクの部分に段がありますのでその陰になって見えなくなります
カットも旋盤に固定しておきまして突っ切りバイトでバッサリと切ってしまいます

ディスクの部分を塗装しますがまだブレーキディスクのマスキングをしなければなりません。
古ハガキをドーナツ状にカットして1箇所だけ切れ込みを入れておきます

マスキングはこのようにしてホイールのディスクとブレーキのディスクの間に入れます

サフも塗っておきました
明日はシルバーの塗装からですね。


2台目なのになかなか終わりませんね〜
もっとサクサク作れないといけないのですけどね〜(笑)

アストンマーティンDB11塗り替え

2019-04-09 17:45:42 | その他
本日の山陰は午前中は晴れ、午後からは曇りの天気でしたね
気温は丁度良い位でしょうかね。
屋外でも防寒は不要でしたよ
今日は朝から芝を刈りましてお昼はビールを飲みました。
余りにも喉が。、乾きましてね〜
半年ぶりの芝刈りはクタクタに疲れますね。

そう言えば・・・
私の父親はカルビーの「かっぱえびせん」が好きだったですね。
夜仕事から帰って来ますとこれでビールを飲んでいました。
今、私は炭水化物ダイエットをしていますからかっぱえびせんを食べる事は無いのですが・・・
たまたま先日の溝掃除でいただいた「かっぱえびせん」が目に留まりましてね。
これでビールを飲んでいて思い出しました。
懐かしいですね〜


さて仕事を始めましょう・・・芝刈りも仕事ですが本業をしない訳にはゆきませんからね(笑)
今日は1/18アストンマーティンDB11の分解からですね
昨日の時点で車体をベースの止めている部分がバラバラに壊れていた(まだ見ていないですが・・・)物ですね。
シャーシの裏の留めビスを6本緩めてシャーシを外しますと・・・予想外の展開でした
なんとこのミニカーはハリボテなんですよ。
コクピットの部分はプラのインジクションで作られていまして最低限の作りです
後はボディの一部に差し込まれて前側は2本のビスで固定されています。
タイヤを支えるのはホイールアーチの内側の幅が3mm程の部分でしてこの省略の仕方には唖然としますね。
まだメイクアップさんやイグニッションモデルの1/43の方が構造的に考えられていますね。
ここから勉強する事はほぼ何も有りません。
省略の方法位かな・・・・ハンドメイドでは余り役に立たないかも・・・。

折れたボディの内側はこれですね
この部分にベースを止める為のビスが刺さるのです。
シャーシにはこれが貫通する様に大きな穴が開けられています。
お客様によりますとヤフオクで買われたらしいですが何も書かれていなかった様です。
私の手元に届いた時にはボディとベースの間には発泡スチロールや布が押し込まれていたのです・・・

お客様もラップが巻かれていたので開けずにそのままだったらしいですよ。
落として破損した物を何も書かずに売ったみたいですね。
これは確信犯ですね。
この部分は大きな力がかかりますので修理は不可能ですが取り敢えず接着だけはしておきましょう。

コクピットの部分を外しまして・・・
室内は荒い仕上がりですね
天井はこんな風に刷毛塗りになっていて仕上がりがよろしくないです。
まあお値段を考えれば妥当なのでしょうか??

コクピットの塗り替えをご希望なのでバシバシと分解致します。
接着は全て瞬間接着剤ですね。
流れていてもはみ出していても一切おかまい無しです。
さすがにこれはね〜無いですよね。

やっとバラバラになりました
驚いたのはその部品の材質の使い方です
前側のシートはソフビを使っています
リアもシートの部分だけソフビです・・・
ここにソフビを使う意味が有るの?って感じですね。
その他の部品は塗り分けを良く考えた分割になっていますが、それでもマスキングがゼロにはなっていないという中途半端な構成です。

このでっかいリアシートがソフビなんですよね
ここって床板と一体でプラで良かったんじゃないかと・・・
まあソフビでなくてもレジンでも良いんじゃないかと・・・

ステアリングのコラムの部分は接着剤がはみ出て流れていましたのでペーパーをかけて均しておきます
こうなりますとサフを塗る所からしないといけないので・・・

ホイールはお客様の要望で
出っ張った部分はシルバー、凹んだ部分はセミグロスブラックのご希望なんです。
白いボディの物はホイールがシルバーだったのでエナメルのセミグロスブラックを塗って出っ張った部分を拭き取り仕上げとしてみました。

グリルも変更点が有ります
横のバーだけシルバーにして欲しいという事なのですが・・・
何とグリルが強力に接着されているので外れないのです。
ここも瞬間接着剤なんでしょう・・・
仕方が無いので付けたままかこうします
横バーだけシルバーでとそうします。

シルバーを塗っただけですと奥行きの部分にもシルバーが付きますので・・・次はフラットブラックのエナメル塗料でざっくりと全体を塗装します。

そして綿棒にエナメルシンナーを含ませて拭き取り仕上げをしました。
スッキリと仕上りますね〜!!

コクピットを外して気が付きましたリアウインドウの一部が外れています。
再接着の為に外しましたが接着剤がガビガビになっています・・・これじゃあ外れますよね〜。

室内のカラーを塗り直しました
元々はオレンジ色に近い赤なんですが・・・赤の方に振った感じにしました。
写真では同じ色に見えるのは目の錯覚です(笑)
遠くの方に床の部品が見えていますが・・・
ここは元々無塗装だったのでプラスチックそのままなんですね。
普通はここにはカーペットが敷かれていますから艶消しの濃い赤を塗っておきました
ほとんど見えませんが気は心です(笑)
フラットブラックでも良かったかもしれませんがもう一台のシルバーの方も同じ様な赤い内装にして欲しいのでこちらとは違った組み合わせにしておきましょう。

内装を組立ててみますとオレンジ色ではなくちゃんと赤になっているのがよくわかりますね・・・
この後組立てて完成致しました。



明日も休みなんだけど・・・仕事をしちゃいます。
早く修理を終えて制作に戻らなければならないですからね(笑)

本日は1/43のサバンナRX-3からですね

2019-04-08 21:41:08 | その他
本日の山陰は天気が回復しまして春らしい良い天気でした。
気温は少し低めですが寒いとは感じないですね。
昨日からCafeのストーブを焚かずに済んでいます。
山陰は桜/桃/モクレンなどの花が咲き乱れていまして春を感じます。

昨日はイグニッションモデルの1/18のサバンナRX-3の墨消しや車高調整を行ないましたが今日は同じイグニッションモデルの1/43のサバンナRX-3の墨消しと車高調整を行ないます。
まずは分解編からです。
このサバンナで少し気をつけなければならないのがシャーシの取り外しですね
普通はシャーシの止めネジを2個から4個外せばシャーシが外せますが表から見える4本のビスを外してもシャーシは外せません。
無理に外そうとしますとシャーシを折ってしまいますので注意して下さい
後側のパネルを外しますとその奥にもう一対のビスが出てきますのでそれも外しますとやっとシャーシが外れます。

そしてもう一つ・・・
イグニッションモデルのミニカーと言いますとシャコタンでネガティブキャンバーが再現されている物が多いですね。
ホイールを支えているシャフトがアルミのシャフトを使っていまして曲がりやすく出来ています。
この曲がりを利用してネガティブキャンバーを付けているんですね(笑)
サバンナの後輪は固定軸なのでネガティブキャンバーは付きませんのでシャフトを洋白線に替えておきます。

墨消しは1/18と同じです
エンブレムやキーホールのメタルインレットが剥げない様に十分注意をして作業します。
メタルインレットは替えが効きませんからね(笑)

車軸の上側にスペーサーを入れて1mmだけ車高を上げました
たったの1mmと笑ってはいけません実車に換算しますと4.3cmですからね、これだけでも随分違います。
真横からの画像をご覧頂くとその違いがよくわかりますよね〜。
この車高でも当時の実車よりも少し低い位ですからね・・・当時の街道レーサーはこれ位の車高だった様な気がします。

また何かパンチコンパスで切っていますが・・・
中央の貼りで穴が開かない様に中心はプラ板を貼っています。

台座の穴を塞ぐシールになりました。
穴がそのまま見えるよりも良いじゃないかな〜と思いまして。


次はナショナルのサニトラです
この車も私の小さい時にご近所の電器屋さんが使っていましたね〜詳しく見ますとちょっと違うのですけどね。
お客様はこのシャコタンを元の車高に戻してホイールは普通のノーマルホイール(鉄チンホイールですね)に戻してステアリングもノーマルに、そしてチンスポイラーも取り外して欲しいと・・・
部品どりにオートアートのフェアレディ2000を送ってこられました。
ところが・・・シートやコンソールが外れて中で踊ったらしくフェンダーミラーが折れてしまうというアクシデントが起こってしまいました。
今日は運送屋さんが引き取りに来られまして壊れたミニカーはお客様のもとに戻ってゆきました。
開封した時にはこんな感じでした・・・後でもめると嫌なので証拠写真を撮っておきました。

ちなみにタイヤだけ外してサニトラに当ててみますと・・・タイヤがこんなに大きいのです
まあそれはそうでしょう・・・フェアレディは14インチですしサニトラは13インチだったはず・・・12でしたっけ??
同年代のパブリカは12インチだったかな?

フロント側などホイールアーチの前後方向にも余裕がないですね〜。

これじゃあ使えないので
少し保留にいたします・・・使えるホイールとタイヤを探さないといけませんね。

昨日のブログをご覧になって墨消しや車高アップした姿を見たくてお客様がご来店されました。
昨日直した1/18のRX-3を箱から出してご覧いただきましたが一つだけ気になった事があります。
どうやら車体を留めるビスを締めると斜体を押せつける力がかかってリアタイヤがネガティブキャンバーになってしまう様です。
スペーサーがゴム製であることも原因の一つの様ですね。
ビスを締めれば締めるほどゴムが縮んでしまうんですね。

そこでスペーサーをABS樹脂で作って交換しました
もちろん車高が少し上がっていますからその分少しだけスペーサーを長くしてあります。


次は1/18のアストンマーチンです
このアストンマーチンは白とシルバーの2台が届いておりましてそれぞれ内装を塗り直して欲しいらしいです
まずは・・・ベース板からミニカーを取り外さなければなりませんが・・・まだ外した事がないらしく穴がありません。
仕方がないからカッターを使ってビスの部分だけカットしています

アレコレしていたらベース板の下側の板がはがれてしまいました・・・
最初からこれが取れてくれたら穴を開けなくても良かったのに・・・


しかしながらこのベース板がはがれたのには理由があったのです。
ミニカーの裏側には大きめの穴が有りましてそこに固定用の穴があるのですがこの部分が4箇所中3箇所折れていたんです。
つまりミニカーは穴一つでベース板に固定されていたことになります。
通りでミニカーとベース板の間に発泡スチロールや布が押し込んであったはずです・・・どうにもならなくてそんなことをしたんですね。


まあ詳しくは明日続きを公開できると思います。
お楽しみに〜!

MRコレクションのムルシエラゴ完成次はイグニッションモデルMAZDAサバンナRX-3

2019-04-07 23:13:37 | その他
本日の山陰は朝から雲の多い天気でしたね。
午後からは雨の降る予想でしたが・・・何とか夜までは雨が降らずに持ちこたえた感じでした。
この所雨が降っていませんので少し位降っても良いかな〜などと勝手な事を書いております。
今日で恐らく花見の桜も終わりでしょうからね・・・
皆さん花見をされましたか?
私はアトリエのまわりに色々な花が咲きますからこれで十分ですね。
もし可能なら今度のお休みにアトリエの外に出てテラスでお昼ご飯の時に一人で花見でもしようかと思っています(笑)


さて昨日から直していましたムルシエラゴですが
フロントのウインドウを仮止めしていたマスキングテープを剥がしました
そしてウインドウの掃除をしまして・・・ただいまこんな状態です
なるべくウインドウには触らないようにしておりますけど絶対に触らないというのは無理なお話です、さわれば必ず汚れがつきますから掃除は必要なんですよ。

続きましてワイパーの取り付けです
エッチングの部品を折ってブレードとアームの再現をしてあります
なかなか上手く作っていますが、塗装をしてから折り曲げたらしく折った部分は金属色だったのは昨日書きましたね
その部分をタッチアップして取り付けています。
金属色の折り目の部分が見えないだけでも感じが良いですね。
もし量産の中でこれをやりたいなら作業手順を変える必要があります
エッチングの縁についた状態でブレードを折り曲げましてその後に塗装をしたら折り目は見えないでしょう。
手順を変える事で精度が上がりますし同じ手間でいいものが作れると思うのだけど・・・まあ僕が書くくらいで中国の工場の手順が変わる事はないのでしょうけどね(笑)
細かなことの積み上げで良い物が出来る様になるのは間違い無いと思います。

このミニカーのベースにはレザーを止めている様なピンの頭が取り付けられているのですが・・・
このピンは頭の部分をレザーに接着してあるだけで実際には何も役に立っていません。
荷物を開封した時に右前側のこの部品が半分はげて取れかかっていましたので一旦外しまして再接着しておきました。
接着が取れたのではなくレザーの表面ごとはげていますので場所が少しでもずれますと剥げた部分が見えてしまうので・・・場所をキッチリ合わせておきました。

元どおりに箱に収めれば作業完了ですね。
これでまた何年か楽しんでいただけるはずです。

次の患者さんはこちらです
イグニッションモデルのマツダサバンナGTですね
RX-7が出る前のモデルなので昭和51年くらいかな・・・懐かしいですね。

このモデルは何の問題もないのですが・・・このモデルの車高を上げることボディの筋彫りに入れられた墨入れを消す事が仕事になります。
まずは墨消しの作業をします
イグニッションモデルのミニカーには墨入れがかなり強めに入っていますのでこれを嫌われる方も多いかと思います。
特にボディカラーが白系の明るいものですとかなり気になるのです。
さて墨を消してゆきますが
問題はこの墨の塗料の種類ですね・・・使うシンナーも違ってきますしあまり強いものを使いますとボディの塗装を痛めかねないのです
まずはエナメルシンナーで試します・・・
どうやらエナメル塗料で間違い無いみたいですね使い捨ての小筆につけて筋彫りを掃除します、下側にはティッシュを受けておきまして流れ落ちるシンナーを受け止めましょう。

例えば給油口の蓋ですが墨入れがある場合にはこんな感じです
かなり筋彫りが強調されていますね・・・
まあ好みが色々ですから私の考えを押し付けるわけではありませんがちょっと線が強すぎるかもしれませんね。

こちらが墨消し後の同じ部分ですね
筋彫りが強調されずナチュラルな感じですね
これで十分な気がするのは私だけでしょうか?
これでも完全に墨を取り去れたわけではなく薄墨は残っています・・・。

ボディ全体の墨を消したところです・・・
いかがでしょう・・・?
全体にず〜っとナチュラルな仕上がりになったと思いませんか?

次は車高の調整です
車高を上げるという普通の作業と全く逆な作業(普通は落として格好良くしてくれと言われる方が多いです)をすることになるのですが・・・
シャーシを分解するためにビスを外そうと探しましたらこんなリーフスプリングの奥にありました
リーフスプリングをはずさなければ取れません・・・
また気がついたのはこのリーフスプリングの付け根の部分に細い糸の様な物が付いています・・・これはあのグルーじゃ無いでしょうか?
取り付けにグルーガンを使ったんですね〜。
イグニッションモデルさんは得意だからな〜(笑)

リアのタイヤはこんな感じで取り付けられています
ネガティブキャンバーを付けるための特別製の足回りですね
一本のシャフトじゃ無いんだ・・・・

この足回りの構造で2mm程度車高を上げるためにこんなスペーサーを作りました
オマケにネガティブキャンバーを補正するために片側だけ厚みを変えています。
このRX-3ですが実車はリアは固定軸でして普通にデフのホーシングがついていますので絶対にハの字はかかないのです。
実車の構造を知っていたら絶対のこんな作り方はしないでしょうね・・・(笑)

フロント側は一本の車軸が左右貫通していますので2.0mmのスペーサーを作りまして車軸が付く部分に取り付けています
このままで普通にタイヤを取り付けてバランスを確認致します

バランスを見たところもう少しフロントが高い方がバランスがいいのでもう0.5mm上げるためにプラ板を追加しました
こんな感じですね〜。

まだシャーシは取り付けていませんが前後のバランスを確認させていただいています。
少し前が上を向いている様に見えますが実物を見る限りこれでちょうどいい感じですね。

シャーシを取り付けてみました
なかなかいい感じじゃないかと・・・・


この車高でも実車と比べますとまだ少し低い感じですね
しかしこれくらいが一番格好が良いのではないかと思いますね。

Nさんこれで如何でしょう?
車高は上がって格好が良くなったでしょ??

明日も続き行います!

MRコレクションのムルシエラゴ・・・他

2019-04-06 20:48:35 | その他
本日の山陰は昨日に続いて天気が良かったですね。
折角の天気なので隣りのガレージの周りの草を少しだけ刈りました。
刈らなければいけない部分の半分位は刈れたかな〜!?
まだ半分有りますが・・・次はいつ刈れるでしょう。

少し前に塗装してお送りした建機ですが・・・どうも様子が変です。
連絡に依ればクレーンのブームがガタガタしているらしい・・・最初は修理は自分でやってみると言う事だったので、対応を話していますと・・・アウトリガーの部分も壊れていたらしい・・・そして先日タッチアップしておいた反射板も赤い塗料が剥げていたらしい・・・これだけ異常が有るのは変だと気が付きました。
さては途中で落としたんじゃないかな?外箱には大きな傷は無さそうなんですが・・・。
まあ現物を見ていないので何とも言え無いですが取り敢えず一報を郵便局に入れておきました。
地元の郵便局は電話に誰も出なかったので届けてくれた郵便局の方にいれました。
ここまでやって気が付きました・・・また修理の仕事が増えた??(超滝汗!!)

さて本日の仕事はここからです・・・
MRコレクションの1/18のムルシエラゴです。
フロントのウインドウの一部が浮いていますね〜
こう言う場合は早めの対応が良いですね
ウインドウに癖がついてしまいますとウインドウを作り直しする必要が出てきます。

上の写真はルームに上側なんですが・・・
ワイパーを外してみましたら下側も浮いていました
まあ外れて浮いてくれますからウインドのパーツには負担がかからないのですけどね
上下が浮いていますから外すのは簡単です(笑)

遠目で見ると何にも問題が無い様に見えますけど・・・
まあこれだけ大きいモデルだと1%縮んでも大きいですからね仕方が無いかな〜

まあぼやいてもし方が無いのでさっさとウインドウを外しました。
両サイドの部分は結構強力についていましたが上下は接着剤が少なくて接着が弱かったんですね〜。

ウインドウを外したボディの部分をクリーニングして接着剤を取り除きました
窓枠の部分のフラットブラックはエナメル塗料で塗られていましたが私はラッカーの方でフラットブラックをタッチアップしておきます。エナメルよりも密着が良い様な気がします。
ついでにワイパーのエッチングなんですが・・・折り曲げた部分は金属色が見えていますのでここもついでにタッチアップしておきます。
この一手間で見栄えが変わります。
頼まれた事じゃないので余計なお世話かもしれませんがそれでも綺麗な方が良いですからね。

ウインドウの裏側に付いた接着剤も掃除をしておきましょう
この接着剤を綺麗に取っておかないと接着剤の厚みが大きくなりましてボディの面よりもウインドウが出っ張ってしまいます。

ほら〜!
綺麗になりましたね。
傷が入ってしまった部分はタッチアップしておきます。裏からのタッチアップなので表から見ますと全くわからなくなります。

そしてウインドウを接着しておきます
押さえはマスキングテープですね。
これはいつもの事です・・・・

実はなんどか外したガラスをボディに当ててみましたが、どうもボディの収縮が有る様なのでウインドウの両サイドを0.2mm位ずつカットしておきました。
切ったウインドウはこんな感じですね。
ほんの僅かですよ。

接着剤が硬化するまで他の作業をしておきます
ヴィジョンのポルシェのホイールですが中心のディスク部分をフラットブラックにして欲しいといういつものオーダーですね。
このお客様の中ではディスクの部分はフラットブラックなのでしょうね。
マスキングして塗るよりも外して塗った方が断然に綺麗なので外します。

塗りました!!
サフを塗ると塗膜の厚みが邪魔をしてホイールに収まらなくなると困りますのでミッチャクロンを軽く塗ってからフラットブラックで仕上げました。
これでこちらも乾燥待ちになってしまいました。



明日もほぼ確実に修理ですよ
誰かミニカーの修理自分で始めませんか?(笑)