1月7日は、その年の健康を願って七草粥を食べますが、爪切りの日でも
あります。摘んできた七草を水洗いして刻み、お粥に炊いていただきます
が、七草を浸した水に指先をつけてから爪を切ると、その年は風邪を引か
ないと言う伝えがあります(日本の72候を楽しむ・・より)。
今年は寒気が早くやってきて例年にない寒さが続いています。ために、畑の
野菜の育ちが悪く、中々大きくなりまん。今朝、前の田んぼの七草の様子を
見回りましたが、小さいままでした。稲刈のあとばらまいたレンゲは順調に
大きく育っていました。レンゲは寒さに強いのでしょう。
レシピは「あり合せ野菜の丼」と「野菜とラーメンのなべ」です。どちらも
野菜たっぷりな健康食です。「丼」はサラダ野菜の残りをつかいました。
「なべ」は元旦の、全員集合のメイン料理に・・麺は「サッポロ塩ラーメン」を
使いましたがおいしいなべになり、孫たちにも好評でした。
おせち料理作りは、3年前に廃止しましたが元に戻り、13品を作りました。
今回は、圧力鍋とスロークッカーを駆使したので、時間と手数がかからず、
ラクなおせち作りでした。圧力鍋はともかく、スロークッカーはなじみが薄い
ので、近いうちにレシピでご紹介します。
この7日は七草粥に代え、野菜と七草で作る「あり合せ野菜の丼」にしよう
と思います。私は人一倍風邪引きに弱いので、「爪切り」も作法通りに
しないといけません。レシピ№は程なく500になりますが、1000までの
通過点として頑張ります。どうぞ引き続きお付き合いください。
冷蔵庫の野菜室に、干からび寸前の野菜をみることは多々あります。冷蔵室にも使い残りの半端ものが、捨てられ
寸前になっている・・そんな食材を集めて作った丼めしなので「あり合せ野菜の丼」としました。材料はなんでも良くは
ありませんが、大抵の食材なら組合せの工夫で何とかなります。昆布や若布も良いし、竹の子などもよろしいですね。
材 料 ごはん 2杯 300g
にんじん 4cm 60g 薄切り、5ミリの短冊切り
しめじ 1/2パック 50g 5ミリ巾、斜めにスライス
白ねぎ 中 1/4本 40g 3ミリの小口切り
はくさい 2枚 80g 軸は短冊に、葉は5cm角に切る
ホウレンソウ 4本 50g そのまま
青ねぎ 3本 30g 3ミリの小口切り
戻したきくらげ 1枚 20g 細切り
油揚げ 1枚 10g よこ半分に切り、1cmの短冊切り
ちくわ 2本 26g 1cmの斜め切り
調味料 つけ出汁 1.5カップ 270cc
鰹まる 大さじ 1 10cc
淡口 小さじ 1 5cc
片栗粉 小さじ 1 5g 大さじ2杯の水で溶く
作り方 つけ出汁1.5カップを鍋に入れ火にかける。
沸き立ったら、にんじん、しめじ、油揚げ、
白菜の軸を入れて4~5分煮る。
鰹まるを加えて、ちくわ、白菜の葉を加える。
淡口を加え、刻んだ青ネギをたっぷり入れる。
全体をザックリかき回し、味見をする。
水溶きの片栗粉を加え、強火にする。
煮汁にとろみがついたらできあがり。
温かいごはんにたっぷりかけて食べます。
残菜が材料とは思えないほどおいしい丼です。
料理は、工夫次第で如何様にもできる見本です。