日曜日にアクセス数が上位10,000位以内に入ったこのブログも、翌日からは何事も無かったかのようにランクから外れた。月曜は85PVで訪問IP数は53、火曜は118PVで71IPである。それでも今週は既に週半ばにしてこれまでに無かったことがいくつか起こった。
火曜日、出勤すると自分が留学していた大学の学生からメールが2本届いていた。就職活動のOB訪問の申し込みだ。昨年1月に帰国したとき、大学の個人データの変更をしておかなかったので、記録上はいまだにロンドンに住んでいることになっている。それで、2月にロンドンへ行く用事があるので、その時に会って欲しいということらしい。今、日本の学生がどのように就職活動をしているのか知らないのだが、少なくとも自分が就職活動をしていた頃は、大学のOBに直接面会を申し込むということは無かったと記憶している。想像するに、私にメールをよこした2人は自分の志望する領域にある企業に勤めている人宛に多くのメールを送っているのだろう。自分の住所をロンドンにしていたのは1年ほどなので、イギリスの大学生の就職活動というのは毎年こうなのか、今年は特に現状が厳しくて藁をも掴む気持ちで肩書きがいかにも組織の中枢から遠い私のようなところへもメールを出しているのか、わからない。人によってはこうした飛び込み営業風の接触を迷惑と感じるかもしれないが、これくらいの意気込みは就職活動に限らず、生きていく上であったほうがいいのだろう。
火曜日は陶芸の年明け最初の教室でもあった。勿論、これは予期しなかったことではなく決まっていたことなのだが、今年最初ということには間違いない。小さな器が3つばかり素焼きから上がっていて、これにヤスリかけをして施釉をした。土灰を選び酸化で焼くことにする。一連の作業が終わった後、1時間強ほど余裕があったので、轆轤を回してもよかったのだが、次につくるもののイメージがまだ無かったのと、買い物の用事があったので、そのままあがってしまった。
今日はかつての同僚からメールが届いた。AERAの記事に出ていたでしょ、というものだ。あの記事に出たことは、このブログに書いた以外には誰にも話していなかった。あれだけでよく私であることがわかったものだと感心する。彼とは近く昼食を共にすることになった。それから、今日は2ヶ月近く旅に出ていた友人が帰国した。ちょっとしたことでも、人と人とのつながりに関することは、その後に大きな展開にならないとも限らない。
「竜馬がゆく」に高杉晋作の辞世の句が紹介されていた。
面白きこともなき世をおもしろく 住みなすものは心なりけり
上の句を高杉が詠み、下の句を考えあぐねていたのを、看病していた野村望東尼が詠んだのだという。昨日から今日にかけての些細な出来事を思い返していたら、ふとこの句のことを思い出した。
火曜日、出勤すると自分が留学していた大学の学生からメールが2本届いていた。就職活動のOB訪問の申し込みだ。昨年1月に帰国したとき、大学の個人データの変更をしておかなかったので、記録上はいまだにロンドンに住んでいることになっている。それで、2月にロンドンへ行く用事があるので、その時に会って欲しいということらしい。今、日本の学生がどのように就職活動をしているのか知らないのだが、少なくとも自分が就職活動をしていた頃は、大学のOBに直接面会を申し込むということは無かったと記憶している。想像するに、私にメールをよこした2人は自分の志望する領域にある企業に勤めている人宛に多くのメールを送っているのだろう。自分の住所をロンドンにしていたのは1年ほどなので、イギリスの大学生の就職活動というのは毎年こうなのか、今年は特に現状が厳しくて藁をも掴む気持ちで肩書きがいかにも組織の中枢から遠い私のようなところへもメールを出しているのか、わからない。人によってはこうした飛び込み営業風の接触を迷惑と感じるかもしれないが、これくらいの意気込みは就職活動に限らず、生きていく上であったほうがいいのだろう。
火曜日は陶芸の年明け最初の教室でもあった。勿論、これは予期しなかったことではなく決まっていたことなのだが、今年最初ということには間違いない。小さな器が3つばかり素焼きから上がっていて、これにヤスリかけをして施釉をした。土灰を選び酸化で焼くことにする。一連の作業が終わった後、1時間強ほど余裕があったので、轆轤を回してもよかったのだが、次につくるもののイメージがまだ無かったのと、買い物の用事があったので、そのままあがってしまった。
今日はかつての同僚からメールが届いた。AERAの記事に出ていたでしょ、というものだ。あの記事に出たことは、このブログに書いた以外には誰にも話していなかった。あれだけでよく私であることがわかったものだと感心する。彼とは近く昼食を共にすることになった。それから、今日は2ヶ月近く旅に出ていた友人が帰国した。ちょっとしたことでも、人と人とのつながりに関することは、その後に大きな展開にならないとも限らない。
「竜馬がゆく」に高杉晋作の辞世の句が紹介されていた。
面白きこともなき世をおもしろく 住みなすものは心なりけり
上の句を高杉が詠み、下の句を考えあぐねていたのを、看病していた野村望東尼が詠んだのだという。昨日から今日にかけての些細な出来事を思い返していたら、ふとこの句のことを思い出した。