熊本熊的日常

日常生活についての雑記

銭湯の日々

2012年01月02日 | Weblog
給湯器が壊れているので内風呂が使えない。昨日は風呂無しで済ませたが、今日は近所の銭湯へ出かけた。日頃の主たる移動手段が徒歩と公共交通機関なので、こういう場合にどこになにがあるということがすぐに思い浮かぶ。週に一回、実家に行くときに埼京線の板橋駅まで歩くのだが、巣鴨から板橋までの旧中山道沿いに2カ所、少し離れて白山通り沿いに1カ所の銭湯があることは把握していた。今日はまだ営業しているかどうか不安があったので、日没後まずは偵察がてら散歩に出かける。住処から一番近いのは旧中山道から庚申塚の交差点を大塚方面に折れたところにある巣鴨湯。これは休み。回れ右をして白山通りに突き当たったところがニュー椿。これは今日のところは朝湯だけの営業で明日から通常営業。白山通りを西巣鴨まで歩いて、明治通りとの交差点で池袋方面に折れる。旧中山道と交わる掘割交差点近くにある柳湯は夜8時までの短縮営業ではあるが営業中であることには違いない。急いで住処へ引き返し、タオルを持って柳湯へ。番台で入浴料のほかにシャンプーとボディソープの小瓶を買って中に入る。けっこう賑わっている。銭湯に入るのは鷺宮の借家に住んでいた頃、やはり給湯器が雪をかぶって故障してしまい、近所の銭湯を利用して以来のことだ。銭湯は衛生上の理由もあって、湯の温度がやや高めになっているが、おかげで身体が芯から温まる。今日は住処まで10分近く寒空の下を歩かなければならないのだが、そういうときでも湯冷めはしない気がする。

それでも念のため、途中にある登久という中華料理屋で店の名前を冠したラーメンである登久麺をいただく。所謂「ラーメン通」が取り上げるようなものではなく、街の中華料理屋のありふれたラーメンだ。私はこういうもののほうが好きだ。この登久麺は何が普通のラーメンと違うかというと、豊富な具材だ。基本はタンメンで、そこに卵とじが施してある。銭湯を出て、少し冷めたところで、ラーメンを食べて再加熱をする、というイメージだ。さらに都電の踏切を越えたところにあるコンビニで、だめ押しの肉まんを買って頬張る。こうして万全の体制で住処へ無事帰還した。明日は巣鴨湯もニュー椿も通常営業なので、どちらを選ぶにしろ今日のように途中で熱補給をしなくても済みそうだ。銭湯通いは今週木曜日まで続く。せいぜい楽しもうと思う。