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熊本熊的日常

日常生活についての雑記

年賀状を書いたり

2012年01月03日 | Weblog
年賀状は手書きで書くと宣言したのは一昨年の暮れだった。昨年は年賀状を書かなかった。あまり迷うこともなく、止めることにした。心静かにペンを握って、というような気になれなかったのである。この正月三が日は、元旦の夜に実家へ顔を出したのと銭湯に出かけた以外は住処に籠って片付けものに精を出している。文字通り散らかっているものを片付けるということもあるが、長い間冷蔵庫の隅に放置されていた大豆を煮るとか、戸棚に使いかけのまま置かれていた強力粉でパン生地を作るというようなこともあれば、読み終えて付箋を貼ったまま積んである本の付箋のところを読み直すということもした。そうやって身の回りの整理整頓をするなかで、頂いた年賀状に返事をしたためた。年賀切手がまだ売られていればそれを貼ろうと、発送は郵便事業会社が年明けの営業を再開する明日まで待っている。

今のところ、頂いた年賀状は巣鴨の住処と埼玉の実家に届いたものを合わせて20通だ。手書きをしようと思えばできない量ではないが、パソコンで一枚一枚に応じて文章を作ってプリンターで印刷した。ここ数年は、長々と下手な文章で一杯にするのが私の年賀状だったが、今年は半分をWordのテンプレートに入っている既成の絵にして、文章は3センテンス前後で短くまとめた。年賀状はおそらく読むものではなく見るものなのではないかと考えたのである。それなら一覧性を持たせることが読者に対する配慮だろうと思い、上記のような量でまとめることにした。文末にこのブログを紹介して、当方の近況はこちらに委ねたつもりだ。

ところで銭湯だが、今日は昨日の柳湯より近いところにあるニュー椿へ行った。料金も内装も紛れも無い銭湯なのだが、建屋の見た目はスーパー銭湯のようだ。たまたま銭湯の前のガードレール代わりの柱に黒塗りの年代物のアメ車が突っ込んで警察が現場検証をしている最中だった。警官はパトカーではなく自転車で現場に来ていたが、いろいろ問題があるのか、通常これくらいの時間がかかるのか知らないが、銭湯を出るときにまだそこにいた。このあたりは銭湯を利用する人が多いらしく、ニュー椿もなかなかの賑わいだ。しかも、こちらには立派な彫り物をしたおじさま方も何人かおられる。その土地がどのような場所なのかを知る一助として、そこにある銭湯を訪れてみるというのは貴重な情報獲得手段になるかもしれないと思った。

昨日に続いて今日も夕食は外食にした。巣鴨地蔵通りでは有名な定食屋で「ときわ食堂」というのが2店舗あるのだが、年明けは今日から営業だ。特別変わったところのある定食屋とも思わないのだが、たいへんな人気店でいつ覗いても満席に近い。今日は銭湯に行く途中、庚申塚のときわ食堂の前を通ったが、店の前で席が空くのを待っている人がいた。その前を通り過ぎ、都電の踏切を越えてインド料理屋のコルカタキッチンを訪れる。ここは逆にいつも空いていて、自分以外に客が居るということが滅多にない。それでいて開業してからもう1年半くらいにはなるのではなかろうか。いったいどのようにして経営が成り立っているのか素朴に謎に満ちた店なのである。このインド料理屋も客がいないということ以外は特に変わったところのない店だ。特に旨いわけでもなければ不味いわけでもない。値段が高いわけでもないし安いわけでもない。今日はベジタブルカレー、ナン、サモサ2個を頂いた。そう頻繁に訪れるわけではないが、他に客がいないということもあり、落ち着いて食事を楽しむことができるので、私はこの店が好きだ。今日は住処を出るときからここに来ると決めていたので、スパイスの匂いに晒され、手にもカレーの香りが染み込むインド料理屋を先に訪れてから、銭湯へ行った。明日は水曜日なので生協の宅配で食材が補給されるため、それを見てから夕食を外にするか内にするか決めるつもりだ。外だとすると、席が空いていれば庚申塚のときわ食堂にしようかと思う。