雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

日本海側の冬の天候事情

2012年11月18日 | 天体写真よろず話
5年ほど前に星空をデジタルコンパクトカメラでためしに撮った結果が
想像以上に高感度であったため天体写真を30年ぶりに再開しました。
20代の頃に購入し、ビニール袋でしまわれていた高橋のsys90S赤道儀
を取り出し、デジタル一眼(CanonEOSkissDX)を購入してスタートしました。

やがてこの趣味を続けていく上で、機材・技術の問題の他に大きな障害が
ある事を思い知らされました。
それは日本海側の冬の天候事情。
私の住んでいる新潟県上越市では11月から3月頃まで殆ど雲におおわれて
星を見ることができません。
そういえば30年前に天体写真をやめたのも、当時長時間露出でないと
写ってくれないフイルムだった事の他に、星空が見える日が少ない事でした。
そこでどのくらい夜晴れているのかを以前調べた事があります。

(注1) データは「gooの過去の天気」から午後晴れおよび翌日午前も晴れを夜間晴天としました。
(注2) 「gooの過去の天気」には上越市はなかったので「新潟市」「富山市」の中間(平均)としました。
やはり冬期間は絶望的なことがわかります。

ついでにこんな天気は上越市だけなのだろうか?調べてみました。
(母は大雪が降ったりすると「おらったりばっか!」とよくぼやいていました。)

データは2001~2010の10年間の平均です。
また関東などの太平洋側都市が無いのは結果がわかっており、きっと「おらったりばっか」となる事がわかっているからです。
徳島が入っているのは私が良く閲覧する「ポンコツじじいのピンぼけ写真館」さん所在地だから。
グラフでも上越市より晴天日数の少ないところもあります。
ここよりもっと星が見えにくいところでも(見えないからこそ?)頑張っている人もきっといるでしょう。

今日のブログは字数が多くなりました。
気分転換に先月10月に撮った写真(その2)をご覧ください。
今回からサムネイルで掲載します。クリックで拡大してご覧ください。
天体アルバム2012 **************************************************************
現行の機材、スキルから自己満足できるレベルの写真には、データラベルをつけてお見せしています。

        
    NGC7293            M42           NGC253           NGC891
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コメント (2)
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