栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

集客できる地方とできない地方、その違いはどこにある。

2010-12-17 14:51:26 | 視点
 地方に行くと思わぬものに出合うことがよくある。
私の場合は花の写真、桜や梅といった代表的なものもそうだが、節分草や彼岸花といった野草の類の花や、神社仏閣の木鼻(きばな、注)を撮るのが趣味だから、必ずしも一般観光客と同じ行動パターンを取っているわけではないが、それでも結構色んなことに気付く。

 例えば有田焼に限ることではないが、かつて賑わっていた産地が観光客の減少に苦しんでいたり、岡山県北から山陰辺りには昔の町並みが随分残っているにもかかわらず、そうした財産が集客に結び付いていなかったり、同じように著名な建築家がプロデュースした美術館がありながら集客できている地方とそうでない地方がある。

それはなぜなのか--。

香川県直島VS岡山県奈義町

 瀬戸内でこの夏最大の話題は「瀬戸内国際芸術祭2010」と名付けられたアートイベントだったのは間違いないだろう。
瀬戸内の小さな、過疎の島々に会期中94万人近い人が訪れたのだ。
期間は7月19日から10月31日。
会場は香川県直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島に岡山県の犬島の7つの島と高松港周辺。
小さな過疎の島々を現代アートの舞台にしたのは初めての試みといえる。

 では、アート作品を展示すれば集客できるのか。
それとも著名人の作品だからか、プロデューサーが著名人だからか。

 そこで似たような条件下にある2つの例を見てみたい。
 1つは建築家、安藤忠雄氏が香川県直島にプロデュース・建築した地中美術館。
もう1つは岡山県奈義町に磯崎新(あらた)氏がプロデュース・建築した奈義町現代美術館である。

           (以下、略)




 ★ 全文は「まぐまぐ」内の「栗野的視点」
    ( http://archive.mag2.com/0000138716/index.html )からお読み下さい。
   

   「まぐまぐ」で購読登録(無料)すれば、
    以後は毎号「栗野的視点」を全文無料で発行日に読むことが出来ます。

 ★過去掲載文はリエゾン九州のHPで見ることができます。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。