栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

[補足] 金融ホスピタリティを目指す巣鴨信金

2012-02-27 09:43:39 | 視点
 パライムシフトの具体例として巣鴨信用金庫のことを取り上げたが、(株)レセプターの平多教光社長が「4の付く日」の今日24日に早速、同信金に行ってこられたようで、以下のような報告が届いた。
 写真も3枚添付して頂いた。

 また同信金にも記事紹介の連絡メールを入れておきましたが、早速、丁寧な挨拶が返ってきた。
 さすがにホスピタリティバンクを志向するだけのことはある。

       ◇          ◇

栗野さま

2/24に巣鴨信用金庫に行って来ました。
朝10時からのサービス開始で30名ほどお客様が集まっていました。
3階フロアーを全て開放してあり150前後入りそうな部屋でした。
3階では肘湯温泉の観光案内のイベントがありました。
1階は販売も可能な商品発表の場を提供されてありました。
話を聞くと「お客様で商品発表したい人に提供しています」との事。
信用金庫なので「組合員ですか?」と尋ねると「弊社ではすべてお客様です」と
の説明でした。
缶お茶は巣鴨信用金庫のPBでした。

九州から来ました「リエゾン九州会員のレセプターです」と話し、
説明をいただけました。

SuperITコンサルタント 平田
--------
株式会社レセプター

 


       ◇          ◇

栗野 良 様


この度は当金庫WEBサービスデスクへご連絡いただきありがとうございました。
私は、巣鴨信用金庫 常勤理事・創合企画部部長の伊藤と申します。

早速、栗野様のHPを拝見させていただきました。

栗野様にこのような形で数ある企業の中から当金庫の取り組みをご紹介いただき
ましたことに大変恐縮致しますと共に心より感謝申し上げます。
1600名の職員にとりましても大変光栄なことであり、今後の業務の励みとなりま
す。重ねて感謝申し上げます。

当金庫は「喜ばれることに 喜びを」をモットーに、お客様に「巣鴨と取引して
よかった」と思っていただける金融ホスピタリティを目指して参ります。

今後ともご教示・ご指導を賜ります様、宜しくお願い申し上げます。
栗野様をはじめリエゾン九州の皆々様のご健勝と益々のご発展を心よりお祈り申
し上げます。

まずは、御礼まで

パラダイムシフトが起きている(3)~金融ホスピタリティを目指す巣鴨信用金庫

2012-02-22 11:35:12 | 視点
 金融機関はサービス業である、といえば笑われるだろうか。
何をバカな、と怒られるかもしれない。
それほどサービスとは遠い位置にいるのが金融機関である。
そんな中にありながら「金融業はサービス業」と断言し、顧客サービスを実施しているところがある。
東京都豊島区巣鴨に本店を構える巣鴨信用金庫(田村和久理事長)だ。

◆午後3時以降も窓口サービス

 金融機関に最も要求したいサービスは営業時間の延長、と考えているのは私一人ではないだろう。
金融機関の主たる顧客は企業である。
そしてほとんどの企業が平日午後5時まで営業している。
にもかかわらず、顧客の便宜を考えずに、顧客より2時間も先に営業をやめる企業が他にあるだろうか。
 ところが、金融機関はそれを堂々と行なっているのだ(ゆうちょ銀行を除く)。
これで顧客サービス云々はないだろうと思うが、そのことで怒る人はあまりいないのも不思議だ。

 金融機関はかつて大蔵省(当時)により護送船団方式で保護されてきた。
それが崩れたいまもほぼ横並びで進んでいる。
アメリカでは営業時間を延長した銀行が現れたが、その後広がったという話は聞かない。
 やらない、やれない理由は色々あるのだろうが、顧客のことを考えるなら実行すべきだし、どこかが厚い壁に風穴を開けるべきだろうと思っていたら、巣鴨信金は窓口営業時間を延長していた。

          (略)

◆早朝サービスも

          (略)

◆来店者を茶菓でもてなし

          (略)

◆先義後利へパラダイムシフト

          (略)


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   http://archive.mag2.com/0000138716/20120222104933000.html









パラダイムシフトが起きている(シリーズ2)~「常識」破りの対応で、賛辞の嵐が起きた企業

2012-02-13 10:26:48 | 視点
 2月8日の新製品発表以来、賛辞が相次いでいる企業がある。
以下に一部を紹介してみたい。
「新製品の発表に、涙が流れた事は今までありませんでした」
「イマドキ珍しい誠意を感じます」
「最近じゃこういう企業って無いですよ。見直しました、社長! 男気感じたよ」
「売りっぱなしにしない、しっかりとユーザーに目を向けるこの姿勢に心からの賛辞を送りたいです」
「ここまでユーザーの事を考えてくれる企業があるのかな?」

 確かにこの企業の対応は衝撃的だった。

◆常識破り、50万円価格ダウン

 この企業とはレンズメーカーとしてよく知られているシグマである。
同社がデジタル一眼レフカメラの新製品を発表したのだが、それは昨年6月に発売した「SIGMA SD1」の後継機で名称は「SIGMA SD1 Merrill(メリル)」。

 最近、デジタル商品は発売数か月で値下がりすることはよく知られているが、それにしても1年足らずで50万円の値下げというのは聞いたことがない。
 後継機を発売する場合、2通りのパターンがある。

          (略)

 半額の価格設定をした企業でさえ聞いたことがないのに、70%OFFの価格設定だから誰もが度肝を抜かれた。
そして、その後に待っていたのは1年足らず前に「SD1」を買った既存顧客からの激しいブーイング、非難の嵐、のはずだった。

◆40万円分、ポイントで還元

          (略)

◆顧客第一主義に立ち返った企業

          (略)

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日本酒はなぜ売れないのか。(3)~活路をどこに求めるべきか

2012-02-03 22:16:40 | 視点
8.選択肢の少なさが一因にも

 日本酒は単品メニューの店と同じで飲み方のバリエーションが少ない。

燗酒か冷や(常温も含め)ぐらいしかない。しかも度数は決まっている。

焼酎ですら定番の25度に対し20度も出ている時代だが、日本酒は15度のみ。

焼酎のようにお湯や水で割り、度数を自由に変えて飲むこともできない。

氷を入れて飲むロックでさえ、通と称する保守層からは「邪道」な飲み方と否定されるぐらいだから。

 そもそも日本酒がよく飲まれたのは

 結局、日本酒は造る側も飲む側も、この状態から脱しない限り日本酒の販路は広がらないし、

産業としては衰退していくしかないだろう。

9.活路をどこに求めるべきか

 度数の幅がなく、飲み方も限られているアルコール飲料で即座に思い浮かべるのはワインだろう。

日本酒とフランス産ワインは取り巻く環境もよく似ている。

 国外生産清酒が失敗したのは市場を日本国内に求めた点が1つ。

もう1点は飲料業界外の異業種からの参入だったことが大きい。

異業種だから失敗したのではなく

       (以下略)


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