栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

Googleの隠された顔

2013-07-31 08:07:00 | 視点
 人は怖い顔をして正面から近づいてくる相手には身構えるが、「微笑みを浮かべながら近づいてくる隣人」には無警戒どころか歓迎すらする。
その隣人がよく知られている有名大手企業の場合、微笑みの裏に別の顔があると想像する者がどれだけいるだろうか。
例えばFaceBookやMicrosoft、Google、Appleなどに対し警戒心を抱く人が。

 Googleは様々なサービスを提供しているが、今春、突然、「プライバシーポリシー(個人情報保護方針)」を変更したのはご存知だろうか。
従来、各サービスごとに管理していた個人情報データを一括管理するようにした

ユーザーがGoogleのどれかのサービスにアップしたコンテンツ(例えばPicasaにアップした写真、Google Driveにアップしたデータ)は
Googleが全世界で使用することができるということ

 クラウドコンピューティングに関して言えば、「Google Drive」の利用は恐ろしい、というのが言い過ぎなら、
このような危険性を十分意識して使うべき



        (以下略)




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危険な隣人は微笑みを浮かべながら近づいてくる。

2013-07-25 12:03:46 | 視点
第一印象が全てを決定づける

 「人は見た目が9割」という本が書店にあった。
昔は「ボロを着てても心は錦」で見た目ではないと教えたものだが、近年はあらゆるものが見た目重視になっている。
「見た目」を非言語的情報と幅広く捕らえれば、人に限らず「見た目が9割」というのは事実だろう。

 それを上手に利用したのはヒットラーである。
ナチスの制服は世界でもっとも美しい制服と言われたし、三島由紀夫も憧れ、
楯の会の制服はナチスのそれを意識して作られたとも言われていた。
敬礼の仕方から演説の演出まで、ヒットラーは徹底的に非言語的情報を重視した。
それ故に、現代の広告宣伝手法はヒットラー(ナチス)に始まると言われるほどである。

 これは裏を返せば、人は見た目に騙されやすいということだ。
怖い顔をした男が近づいてくれば身構えて用心するが、優しい顔の人が笑顔で近づいてくれば、
つい心を許してしまう。なんの根拠もなくに

               (略)

 こうした第一印象の影響は人だけでなく、モノやソフトに対しても言える。
これは使いやすいソフトだと最初に感じると、使いやすいソフト=いいソフトと感じ、いいソフトを提供している会社=(悪意のない)いい会社、と判断してしまう傾向がある。

笑顔の裏の別の顔に注意

 我々が現在生活しているデジタル社会は厄介な社会である。
一方では我々の生活に利便性を提供する「よき隣人」であり、もう一方では微笑みの裏に、
意図するとしないにかかわらず詐欺師の顔を隠し持つ「危険な隣人」でもあるからだ。
この厄介な隣人とどう付き合えばいいのか。
一定の距離を保ちながら、細心の警戒心を持って付き合う必要があるが、
大多数の人はあまりにも無関心、無警戒すぎるように思える。


(以下略)




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腱鞘炎が灸で劇的に回復した。

2013-07-20 12:01:15 | 視点
 博多に暑い夏がやって来た。
7月1日~15日まで博多の街を熱気に包んだ博多祇園山笠は15日早朝の追い山でフィナーレを迎えたが、その間、水法被に締め込み姿の男達が連日1トンもある山笠(やま)を舁き、街中を走り回った。期間の長さといい、締め込み(褌)姿の男がほぼ1日中歩き、ヤマを担いで走り回る祭りは全国的に見ても珍しいだろう。
 この夏祭りに夢中になる男達を博多では「のぼせモン」と言う。私も今年は「流舁き」「追い山ならし」「集団山見せ」と、山笠の写真撮影に連日夕方から出かけたから立派な「のぼせモン」。その写真は順次ブログ「栗野的風景」にアップしているのでご覧下さい。

 さて話は変わって腱鞘炎。
私が左手小指の腱鞘炎にかなり悩まされだしたのは、もう10年以上も前になる。最初は小指が痛い程度だったが、症状はどんどん悪化し、もうこの数年、左手は人差し指以外はまっすぐ伸びなくなってしまった。
 整形外科の診断は腱鞘炎。要は使い過ぎだから使わなければ早く治る。指を外側に反らすリハビリを続けるように、とのこと。
 アドバイスはこれだけだ。整形外科というのは本当に役に立たないというか、腰痛でも整形外科で治ったことがない。それでも時々整形外科に行くのは骨に異常があるかどうかをレントゲン撮影で診てもらうためである。

 今年に入って腱鞘炎はかなり悪化し、日常生活にかなりの支障が出始めた。両手を揃えて柏手を打つこともできないし、茶碗さえうまく持てなくなった。なにより困ったのは車のハンドルを握る時で、左手は親指と人差指で挟むような握り方しかできなくなった。キーボードを打つのは非常に苦痛で、メールは手書きのハガキか封書に変えてきた。
 すると今度は右肘までが痛み出し、これはテニス肘だと診断された。結局、打鍵のしわ寄せが右肘にまで出てきたというわけだ。
 もうここまでくると、断筆やむなしと判断し、今秋頃には断筆宣言(正確に言えば断鍵宣言)をする予定にしていた。

「音声入力ソフトを使えば」。そうアドバイスしてくれた人もいた。いくつかのソフトを試してみたが、言うほど簡単ではない。声をきちんと認識させ、ある程度の文字に変換させるまでに忍耐がいる。誤変換をいちいち直していたら話そうとしていた内容を忘れてしまう。大体私の書き方は口述筆記の類に向いていない。
 次に試したのがペン書き文書をデジタル変換する装置だ。こちらの方がまだ使えそうだったので、装置一式は1~2年前に買ったが、やはり常用するほどには至ってない。

 こうした試行錯誤を続けた果ての断筆予定である。なんといっても腱鞘炎は年季が入っている。10数年苦しんでいるのだから、もう治る可能性はない。せいぜいこれ以上傷まないようにするぐらいが関の山だろうと考えていたが、1、2週間ほど前にふと、あることを思い出した。
「アッという間に治すツボ」という本の存在である。昔、この本に書いてある方法で四十肩を治したことがあるので、もしや腱鞘炎についても書かれてないだろうかと思いだしたのだ。
 幸いなことに本棚の奥に、新書サイズのこの本がまだあった。なんといっても昭和60年刷なので、もう古本でしか入手できないようだ。

 この本で説かれている方法はツボにタバコ灸をするという方法で、「タバコ灸」とはタバコの火をツボに近づけたり離したり方法で、タバコでなくても蚊取り線香の火でもいい(蚊取り線香の方が火持ちがよいからいい)と書かれていた。要はツボを温めるための熱源に身近で、安全性の高いものを使えばいいわけで、私は「せんねん灸」という灸を使っていた。
 灸は「もぐさ」を肌に直接盛り、それに火をつけるため熱いし、灸をした後、肌にヤケド痕が残る。「せんねん灸」は灸と肌の間に隙間を作ることで灸が肌に直接触れないようにし、熱さもほとんど感じない。
 この灸を見つけてから、私はタバコや蚊取り線香ではなく「せんねん灸」をツボにしていたのだが、探すとこの「せんねん灸」も家の中から出てきた。

 というわけで、腱鞘炎のツボに「せんねん灸」をしてみたところ、本当に「アッという間に」(1回の処置で)指が伸びた。いままで神社で柏手を打ったり、拍手ができなかったのが、両手を合わせることができるようになったのだから、まさに奇跡。
 とはいえ完全に治ったわけではない。60-70%の回復だが、車のハンドルも普通に持てるようになった。
 恐らくこのままキーボードから離れればほぼ100%回復するに違いないが、とりあえず今秋の断筆宣言はしなくて済みそうだ。
 もし読者の中で腱鞘炎に悩んでいる方がいれば、ツボに「せんねん灸」を試して見ることをお勧めする。
 上記の本があればいいのだが、すでに絶版になっているみたいだ。
ただ「せんねん灸」の中にツボの図解が載っていると思うので、それを参考にしてもらいたいが、私が灸をした場所は、「軽く握りこぶしを作り、そのまま親指を立てると、手の甲側の付け根に深いくぼみができる」。ここが一つのツボだ。その他にもいくつかのツボがあるが、とりあえず、そこに「せんねん灸」をしたところ劇的に回復した。いまテニス肘の方もこの方法を試しているところだ。
 (ツボの箇所はせんねん灸のHPに載っている)


煙のでないお灸 せんねん灸の奇跡 レギュラー 50点入
せんねん灸の奇跡
せんねん灸

せんねん灸オフ レギュラーきゅう 伊吹 80点入
せんねん灸オフ
せんねん灸


そんなに人気がないのか、民主党

2013-07-15 23:00:04 | 視点

 7月10日午後1時前、福岡市中央区天神・警固公園を通りかかるとマイクを通してなにやら声が。
旗も立っていたからなんだろうと近寄ってみると、民主党の枝野氏が選挙演説を行なっていた。
聴衆はどこにいるんだ、と見回すと、選挙カーの前で熱心にメモを取っている人達がいた。
熱心な支持者もいるのだ、と感心した。
それも若い人達だったから、民主党は人気がないとはいえ、まだまだこういう人達に支えられている間は大丈夫だろうと思う。
それにしても10人足らずとは人数が少なすぎる。
と思い、よく見ると「熱心な支持者」と思ったのはメディアの記者達だった。
彼らは帰社後、原稿を書かなければいけないのでメモを取っていたのだ。
一般聴衆はいないのかと思いつつ周囲をぐるりと見回すといた、いた。
道路の向こう側、ビルの前で陽射しを避けながら聞いている人達が。

 だがその数、数十人。
あまりにも少なすぎる。
これでは演説する方も力が入らないだろう、とつい枝野氏に同情してしまう。

 選挙カーの側で旗を持って立っている民主党員らしき人物に近づき「聴衆があまりにも少なすぎますね」と、そっと話しかけると
「これが今の民主党の現実を表しています。そのことを私達も厳しく受け止めなければと考えています」と自嘲気味に答えてくれた。
 今回の選挙、民主党は厳しいとメディアは伝えていたが、ここまでだとは想像していなかった。

 聴衆のあまりの少なさに、通り過ぎるのも少し気の毒になり、しばし足を止めて枝野氏の顔は見ずに、話だけ聞いていた。
すると選挙区で立候補している民主党の候補がタスキをかけた姿で現れた。
枝野氏と同じ選挙カーの上に立つのかと思っていると、そうではなく、選挙カーの前に立ち、数分枝野氏の演説を聞いていたかと思うと、やおら体を左右に捻りはじめた。柔軟体操である。
これには驚いた。
少なくとも党の幹部が応援演説に来ているのだ。
第一、聴衆に対しても失礼ではないか、と不快な気持ちになる。
さらに数分後、彼はその場を立ち去った。
枝野氏の演説が続いているにもかかわらず、だ。
私の前を通る時、握手を求めることもなく。
ああ、この人は落選する。
そう感じてしまった。

 民主党の落ち目とは反対に勢いを感じるのは共産党候補。
選挙区で民主党候補の背中がすぐ前に見えてきた、と言っていた。

 それにしても3年前、国民が熱狂的に支持した政権交代は何だったのだろうか。
政権交代に失望したからまた先祖返りをする。それでいいのか。

ボンラパス花畑店の近況

2013-07-10 07:30:00 | 視点
 先日、ボンラパス花畑店に買い物に行き、おやっと思うことがあった。またまた、よせばいいのに店長を呼んでもらった。
 買い物カゴを持った、見るからに怪しげ男が「店長を呼んで欲しい。いなければ副店長でもいい」と言えば、大抵はロクな話ではない。なんらかの苦情か、その類と考えるのが普通だろう。よけいなことはやめて、レジで支払いを済ませて帰った方がよかったか、と思い始めた頃に店長が現れた。

「店内のレイアウトを変えられましたね。いつ頃から変えられました?」
「入り口の所でしょ。2カ月程前から変えております」
 店に向かって右側の入り口から入るとすぐ野菜や果物などが並んでいるコーナーがある。以前はごちゃごちゃと売台が並んでいたが、それらが整理されたため、スッキリとし、また見通しもよくなったので、随分変わった印象になった。
 さらに左手、ベーカリー売り場の奥の惣菜コーナーも売台が一つの島を形作っていたが、それも取り払われ、売り場全体がスッキリとした印象になった。
 見た目がスッキリしただけでなく、その分スペースが広くなったので移動も楽だし、ゆっくりと買い物が出来る雰囲気で、ボンラパスが本来持っていた、少しアッパー層を狙った店の本来のステイタスを取り戻していた。
 垢抜けたセンスの女(男)性だったのに、いつの間にやらドン臭い女(男)に変わってしまっていた、と言えば例えが悪すぎるか。
 それはさておき、レイアウトの変更が客に好印象を与えたということを一言告げておきたかったのだ。苦情を言う客は多くても、よかったことを言う客は少ない。それに反応は直接伝えられた方がうれしいだろう。私だって無反応より読者から反応がある方がうれしいから。

 話をして分かったのは、少し前に店長が替わったこと。しかし、売場レイアウトの変更まで少し時間がかかった。それは物を沢山置けば売れるという考え方から脱却できない人達がいたからで、最終的には人員配置替えまで行わなければならなかったということだった。
 この話を聞きながら、いつの時代、どの業種でも、売れない人間は売れない理由を取り扱い商品の点数のせいにするという話を思い出していた。

 ともあれ、レイアウトの変更に好印象を受けたということを告げ、当初の目的は達成したが、ついでに少し立ち話を。
 小売業の場合、出店地域の購買層により大きく売り上げが左右されるので、そのあたりのことをそれとなく聞いてみたが、ほぼ想定した層が来ているようだった。エリア名までここで言及するのは避けるが、立地と購買層は同心円的に第1次、2次という距離による分け方では測れないと感じた。当たり前のことではあるが。自店のターゲット層がいる方向はどの辺りで、その層に向けた情報発信をいかに続けていくかということのようだ。

 最近、ハローデイ色を以前より強く打ち出しているが、そのことも功を奏しているようだ。たしかに買い物をしていて感じるのは以前より価格帯を下げた商品が増えてきたこと。共同仕入れのメリットが反映され、商品の価格帯にも幅が出てきた。以前は同じ商品でもボンラパスで買えば高かったが、最近は商品が同じならボンラパスで買ってもハローデイで買ってもほぼ同じ価格になっている。一時期、客数が減少していたように見えたが、最近は客数も増えてきたように感じる。まあ、これは私の感想で、そのことを店長に質したわけではないが。
 その一方で「薬院店をいま閉店しているから、薬院店時代のお客様もこちらに来られています」と言うように、当初からのボンラパスの固定客も離れずにしっかり掴んでいるようだ。
 以上、立ち話を通して見たボンラパス花畑店の近況(?)








6月に配信した「栗野的視点」

2013-07-09 11:13:26 | 視点
 「栗野的視点」は基本的に「まぐまぐ」から配信しています。

その内の一部をHPや本ブログに収納していますが、「まぐまぐ」配信より数日~1週間遅れます。

6月に発信した「栗野的視点」は以下の通り。

栗野的視点(No.442):中小企業はアイリスオーヤマを見習え。

  ・短期開発の秘密は現場への権限

  ・パソコンの利用は1回45分まで

  ・ユーザーの声を反映させる仕組み

栗野的視点(No.443):ネット利用を制限する企業が増えている

  ・ベンツを日本一売る男

  ・勤務中のメールを禁止したIT企業

  ・モノ言わぬコミュニケーション

栗野的視点(NO.444):立ち話から得た、イズミ、ゆめタウン健闘の情報

栗野的視点(No.445):米ヤフーの在宅勤務制限に関連して

栗野的視点(No.446):エネミー・オブ・アメリカの世界が現実に

  ・盗聴社会の怖さ

  ・番号制はアイデンティティーの否定

  ・国家による情報操作



パソコン買ったらまず入れる10のアプリ




国家による情報操作

2013-07-05 12:10:13 | 視点

 IT社会は記録社会であり、利便性の提供と同時に、あるいはそれ以上にリスクも高いが、それにはあまり注意が払われていないようだ。

 最も怖いのは大きな組織(その最たるものは国家だが)によって、収集、記録された情報がある意図で利用されることだ。

情報操作が行われていることを本人達に知らされないままに。

デジタル社会になって質量共に大きく変わった。

名簿はコンピューターの中に記録されており、それらはUSBなどの小さなメモリーの中に移すことがいとも簡単にできる。

かくして一度に何万、何十万件という情報が漏洩することになった。

漏洩とは表現を抑えた(犯罪性を押し隠した)言い方で、本来は盗難、窃盗などと言うべきだ


 人は小さな嘘は見抜くが、大きな嘘には騙される、というようなことを言ったのはヒットラーだが、

「国民は大きな犯罪は見抜けない」と言い換えた方がいいだろう。

危険なのは国家による情報操作で、ウィキーリークスや元CIA職員のエドワード・スノーデン氏の暴露により、

大規模な盗聴、情報操作が自国内だけでなく国境を超えて行われている(過去形ではなく、現在進行形)

ことが白日の下にさらされた。しかもそれは過去のことではなく、いまも行われている

            (以上 抜粋)


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「エネミー・オブ・アメリカ」の世界が現実に(1)~盗聴社会の怖さ

2013-07-03 12:00:00 | 視点
 事実は小説より奇なりというか、小説は現実を一歩先取りしていると言った方がいいか、「エネミー・オブ・アメリカ(原題:Enemy of the State)」の世界が現実になってきた。
米国家安全保障局(NSA)により電話や電子メール(以下メール)が傍受されていたのだ。
デジタル社会はこの危険性が高いと分かってはいたが・・・。

盗聴社会の怖さ

 「エネミー・オブ・アメリカ」が封切られたのは1998年である。
今から15年近く前にこの映画が作られたということをまず記憶に留めて欲しい。
そして現在。今年6月、米中央情報局(CIA)の元職員エドワード・スノーデン氏が暴露した国家による個人の通信監視。
この二つの出来事があまりにも似通っていることに気付くだろう。
違うのは映画ではなく「映画のようなこと」が今現実に起きているということだ。

 それも今回が初めてではない。
1970年代初頭のウォーターゲート事件を記憶している方も多いだろう。
野党民主党本部(ウォーターゲート・ビル)へ盗聴器を仕掛けるため侵入した犯人が逮捕され、ホワイトハウスとの関係が疑われ、ついにはニクソン大統領(当時)が辞任に追い込まれた、「大統領の陰謀」として有名な事件である。

 以後、アメリカ政府はこうした不法なやり方をやめ、情報のオープン化を行うようになった。
とはいえ、盗聴などをやめたわけではない。その逆だ。

 2000年頃にしきりに話題になった「エシュロン」という巨大盗聴システムの存在もある


            (以下 略)


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モノ言わぬコミュニケーション ~ ネット利用を制限する企業が増えている(3)

2013-07-02 12:07:15 | 視点
 ブルトン氏が指摘するようにメールは「会話の代わりにはならない」。

会話とはコミュニケーションの一つの方法であり、それは一方的な伝達ではなく、双方向に伝達し合うものだからだ。

 ところが、メールで同時間的会話を試みる者が最近増えている。特に日本では、ケータイ世代を中心に。

これをPCメールでも同じような感覚でする者もいるものだから、そんな相手に捕まるとムダに長い時間を取られることになる。

 そこまで行かなくても、近年オフィスに増殖しているのが「モノ言わぬ社員」だ。

彼らは同じ部署・課、場合によっては隣の席にいる社員にまでメールで送り、「会話」をしている

 異常なのは、こうした「モノ言わぬコミュニケーション」を、当の彼ら自身が異常だと気付かなくなっている

       (以 下 略)


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