デジタル一眼レフカメラ(以下デジイチ)を使い出して数年になる。
人によって1メーカーのカメラのみを使い続ける人、いろんなメーカーのカメラを使う人と分かれるが、私は後者で、カメラに限らず、いろんなメーカーのものを使ってみたいタイプである。
前者の利点は操作性に精通すること。
後者はメーカーによる特徴、特性がよく分かること。
その中で自分に合うものを選べることだ。
デジイチで最初に買ったのはニコンD50だった。
ついで1年半程前にキャノンEOS KissX2を買った。
ちなみにフィルム用の1眼レフはキャノンとミノルタを持っている。
ところでニコンとキヤノン製を使ってみて大きな特徴に気付いた。
色の仕上がりがニコンは鮮やかなのだ。
対してキャノンの方はソフトで、見た目に近い。
同じ条件で撮った写真を並べてみると、この違いははっきり分かる。
そのことが分かったのもキャノン製を買ってからだが。
最初は比較的初期に発売されたニコンD50だからで、最近発売の機種ではこの仕上がり特性は直されているのではと思い、いくつかの販売店で尋ねてみたが、変更はないとのことだった。
私の場合、被写体は主に花なので、花の撮影には仕上がりが鮮やかなニコン製の方がいいこともあり、交換レンズを買い増すことにした。
その場合、大抵の人が悩むことで私も悩んだ。
ニコンの純正レンズにするか、他社製品の互換レンズにするか。
前者は高くて、後者は前者より安いというのが主な特徴で、販売店で尋ねても「性能の違いはない」という返事だった。
それならなにも高い純正レンズでなく、安い互換レンズでいいことになる。
具体的に言うとシグマのズームレンズを買うことにした。
すると販売員が「同じタイプならタムロン製がいまお安くなっています」と勧めてくれた。
半額になっていたので、これは買い得。
「ちょっと付けてみますか?」
という言葉に誘われ、ニコンに装着。
被写体にピントが合う合焦速度がちょっと遅かった。
そこで今度はシグマレンズを装着して試してみる。
シグマの方が明らかに速かった。
それでも現在持ているニコンレンズよりは少し遅い気がしたので、次にニコンレンズを装着して試した。
速い。
結局、ストレスを感じないニコンの純正ズームレンズを買った。
最近は純正と互換製品ではF値も同じで、専門店に尋ねても「違いはない」という答えが返ってきていたが、こういう違いがあったのだ。
案外こういうことは実際に操作した人間でないと分からないものだし、専門店も最近は知識、経験不足なのかあまり教えてくれない。
<追加>
その後、機会があり、タムロン製のズームレンズをキャノンEOS KissX2用に購入した。
合焦速度はそれまで付けていたキャノンの純正品とほとんど変わらなかった。
結局、レンズも新しく発売されたものはどんどん合焦速度も上がり、レンズもよくなっていると分かったので、上記に書いた純正と非純正は合焦速度が違うという意見は訂正する。
カメラ本体もレンズも日々進歩しているので、そのカメラに最も合ったレンズを選ぶしかない。
<再追加>
近年、サードパーティー製のレンズ性能は一部で純正レンズを凌ぐほど上がってきている。
特にシグマは自社製一眼レフカメラを発売するようになってから、レンズの性能も随分と良くなってきたようだ。
純正レンズの利点はカメラとの相性がいいこと。難点は価格が高いこと。
対してサードパーティー製はコストパフォーマンスが高いこと。
その他にもレンズメーカー毎に特徴があり、最近はそうしたレンズの個性を楽しむためにサードパーティー製のレンズを着けるプロも多い。
以下にタムロンとシグマレンズの一般的に言われている特徴を挙げておく。
タムロン
1.ボケがやわらかい。
一眼レフカメラは背景をぼかし、主役を目立たせて撮れるのが長所で、特に花などの撮影では被写体に近づき、背景を大きくぼかして撮るためにマクロレンズを使うことが多い。
その場合、タムロンのやわらかい写りを好む人は多い。
私はタムロンの60ミリマクロレンズを愛用しているが90ミリが好評。
2.コストパフォーマンスに優れた高倍率ズームがある。
18mm-250mmなどの高倍率ズームレンズは荷物を軽くしたい旅行や、途中でレンズ交換する時間がない時などではとても重宝する。
タムロンには高倍率ズームが多く、純正と比較すて圧倒的にコストパフォーマンスが高いのが特徴。
3.重量が軽い。
実際に使いはじめるとすぐ分かることだが、カメラ本体+レンズが重いと半日持ち歩くだけで随分疲れる。
やがて持ち出すのが億劫になり、やがて使わなくなることも。
プロでない限り、軽いのを選んで後悔することはない。
シグマ
1.カリッとしたシャープな写り。
タムロンのやわらかさに比べ、シグマレンズはシャープな写りというのが一般的な評価だ。
シャープさを好むユーザーはシグマを選ぶといいだろう。
2.レンズが重い。
シグマの難点はレンズが重いことだ。手ぶれ補正機能付きレンズは純正、非純正を問わず重量が重くなっているが、シグマは全般的に重い。
3.広角ズーム、単焦点レンズで純正と同等かそれに並ぶ評価のレンズがある。
人によって1メーカーのカメラのみを使い続ける人、いろんなメーカーのカメラを使う人と分かれるが、私は後者で、カメラに限らず、いろんなメーカーのものを使ってみたいタイプである。
前者の利点は操作性に精通すること。
後者はメーカーによる特徴、特性がよく分かること。
その中で自分に合うものを選べることだ。
デジイチで最初に買ったのはニコンD50だった。
ついで1年半程前にキャノンEOS KissX2を買った。
ちなみにフィルム用の1眼レフはキャノンとミノルタを持っている。
ところでニコンとキヤノン製を使ってみて大きな特徴に気付いた。
色の仕上がりがニコンは鮮やかなのだ。
対してキャノンの方はソフトで、見た目に近い。
同じ条件で撮った写真を並べてみると、この違いははっきり分かる。
そのことが分かったのもキャノン製を買ってからだが。
最初は比較的初期に発売されたニコンD50だからで、最近発売の機種ではこの仕上がり特性は直されているのではと思い、いくつかの販売店で尋ねてみたが、変更はないとのことだった。
私の場合、被写体は主に花なので、花の撮影には仕上がりが鮮やかなニコン製の方がいいこともあり、交換レンズを買い増すことにした。
その場合、大抵の人が悩むことで私も悩んだ。
ニコンの純正レンズにするか、他社製品の互換レンズにするか。
前者は高くて、後者は前者より安いというのが主な特徴で、販売店で尋ねても「性能の違いはない」という返事だった。
それならなにも高い純正レンズでなく、安い互換レンズでいいことになる。
具体的に言うとシグマのズームレンズを買うことにした。
すると販売員が「同じタイプならタムロン製がいまお安くなっています」と勧めてくれた。
半額になっていたので、これは買い得。
「ちょっと付けてみますか?」
という言葉に誘われ、ニコンに装着。
被写体にピントが合う合焦速度がちょっと遅かった。
そこで今度はシグマレンズを装着して試してみる。
シグマの方が明らかに速かった。
それでも現在持ているニコンレンズよりは少し遅い気がしたので、次にニコンレンズを装着して試した。
速い。
結局、ストレスを感じないニコンの純正ズームレンズを買った。
最近は純正と互換製品ではF値も同じで、専門店に尋ねても「違いはない」という答えが返ってきていたが、こういう違いがあったのだ。
案外こういうことは実際に操作した人間でないと分からないものだし、専門店も最近は知識、経験不足なのかあまり教えてくれない。
<追加>
その後、機会があり、タムロン製のズームレンズをキャノンEOS KissX2用に購入した。
合焦速度はそれまで付けていたキャノンの純正品とほとんど変わらなかった。
結局、レンズも新しく発売されたものはどんどん合焦速度も上がり、レンズもよくなっていると分かったので、上記に書いた純正と非純正は合焦速度が違うという意見は訂正する。
カメラ本体もレンズも日々進歩しているので、そのカメラに最も合ったレンズを選ぶしかない。
<再追加>
近年、サードパーティー製のレンズ性能は一部で純正レンズを凌ぐほど上がってきている。
特にシグマは自社製一眼レフカメラを発売するようになってから、レンズの性能も随分と良くなってきたようだ。
純正レンズの利点はカメラとの相性がいいこと。難点は価格が高いこと。
対してサードパーティー製はコストパフォーマンスが高いこと。
その他にもレンズメーカー毎に特徴があり、最近はそうしたレンズの個性を楽しむためにサードパーティー製のレンズを着けるプロも多い。
以下にタムロンとシグマレンズの一般的に言われている特徴を挙げておく。
タムロン
1.ボケがやわらかい。
一眼レフカメラは背景をぼかし、主役を目立たせて撮れるのが長所で、特に花などの撮影では被写体に近づき、背景を大きくぼかして撮るためにマクロレンズを使うことが多い。
その場合、タムロンのやわらかい写りを好む人は多い。
私はタムロンの60ミリマクロレンズを愛用しているが90ミリが好評。
2.コストパフォーマンスに優れた高倍率ズームがある。
18mm-250mmなどの高倍率ズームレンズは荷物を軽くしたい旅行や、途中でレンズ交換する時間がない時などではとても重宝する。
タムロンには高倍率ズームが多く、純正と比較すて圧倒的にコストパフォーマンスが高いのが特徴。
3.重量が軽い。
実際に使いはじめるとすぐ分かることだが、カメラ本体+レンズが重いと半日持ち歩くだけで随分疲れる。
やがて持ち出すのが億劫になり、やがて使わなくなることも。
プロでない限り、軽いのを選んで後悔することはない。
シグマ
1.カリッとしたシャープな写り。
タムロンのやわらかさに比べ、シグマレンズはシャープな写りというのが一般的な評価だ。
シャープさを好むユーザーはシグマを選ぶといいだろう。
2.レンズが重い。
シグマの難点はレンズが重いことだ。手ぶれ補正機能付きレンズは純正、非純正を問わず重量が重くなっているが、シグマは全般的に重い。
3.広角ズーム、単焦点レンズで純正と同等かそれに並ぶ評価のレンズがある。
TAMRON 高倍率ズームレンズ AF18-200mm F3.5-6.3 XR DiII キヤノン用 APS-C専用 A14E | |
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シグマ 18-200mm F3.5-6.3IIDC OS HSM ニコン用 高倍率ズームレンズ 手ブレ補正 超音波モーター搭載 18-200mm F3.5-6.3IIDC OS HSM NA | |
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