栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

宮若市・犬鳴川河川公園に咲く彼岸花

2021-09-25 12:30:28 | 雑感

 筑豊の彼岸花観光名所と言えば宮若市役所前の犬鳴川河川敷だろう。

数年前に地域の人達が土手一面に彼岸花を植え、秋になると土手を真っ赤に染めて彼岸花が咲く。

距離約800mに渡って咲く彼岸花は満開の時期ともなると近隣から人々が訪れ、思い思いに赤い景色を堪能している。

今年の開花は例年に比べ1週間前後早く、彼岸の秋分の日には少し満開を過ぎ始めていたが、まだ十分楽しめる。

弁当持参で花を眺めながら食べると彼岸花鑑賞とピクニックの両方を味わえる。

彼岸花が咲いているのは片側の河川敷だけだが、市役所や宮若リコリスがある対岸の河川敷にも植えられると

九州一の彼岸花群生地になるのは間違いない。

あるいは対岸はコスモスにしてもいいと思うが、現在、対岸には何も植えられていないのがモッタイナイ。

 


クローズアップレンズを使う。

2017-05-01 08:48:19 | 雑感


 花を近接撮影するのにマクロレンズは欠かせない。

というわけでタムロンの60mmマクロを愛用している。

ニコンマウントである。

撮影に出かける時はいつもカメラ2台は必ずリュックに入れている。

ニコン2台の時は1台にタムロンのマクロレンズを最初から装着している。

いちいちレンズ交換するのが面倒だからだ。

ところが荷物を軽くしたい、あるいは撮影目的ではなくちょっと出かける時にカメラを持って出る時もある。

そんな時は富士フイルムのコンパクトなミラーレス一眼X-T10だけということがある。

そういうときに限って路傍でかわいい花を見かけ撮りたくなったりする。

マクロレンズのいいところは被写体に寄ることができる点。

被写体に寄ると何がいいかと言えば、余分なものを画面に入れず、写したいものだけを写すことができること。

またバックをボケさせて被写体だけを浮きだせるのもメリットだ。

それ故、富士フイルムのX-T10用にもマクロレンズが欲しくなっていた。

希望はタムロン製。理由は軟らかい写しと手ごろな価格。

ところがタムロンは富士フイルム用にはマクロレンズを出していなかった。

純正レンズは高すぎる。

それならとニコン用レンズにアダプターをかませてX-T10に装着する方法を考えた。

これだと価格は少し抑えられる。

だが、調べてみるとオートフォーカスは使えなくなりマニュアルフォーカスで使うしかないらしい。

そこまでしなくても軽い方のニコンD5300にマクロレンズを付けて持ち出せばいいかと

一度は諦めかけたが、その時ふと思い出した。

以前、まだニコンD50を使っていた時、クローズアップレンズを買っていたことを。

クローズアップレンズはレンズの前に取り付けるフィルターの1種で

マクロレンズに似た効果が得られる。

最大のメリットは価格が安いこと。マクロレンズとは桁が1桁違う。

大体3000円~4000円台。

問題はレンズの口径が合うかどうかだ。

実のところ、このレンズの存在は長年忘れていたが、探してX-T10に付けてみると

レンズの口径は58mmでピッタリ。

まあ口径は色んなサイズのものがあるから買い直せばいいだけだが、手持ちのものが

ピッタリ合ったので4000円程度とはいえ余分な出費をしなくても済んだ。



 さて写りはどうか。

早速ベランダの植物を写してみた(一番上の写真)。

いい感じに写っている。

クローズアップレンズはクローズアップできる倍率によって1~5まであるが、

手持ちのクローズアップレンズはNo3。

5の方がクローズアップ率は大きくなるが、その分レンズの厚みが増してくるのと

ピントが合う範囲がシビアになる。

本格的にマクロで撮る場合はニコンD5300かD7000にマクロレンズを付けて撮るから

ちょっとマクロが欲しいというような時にはこれで充分だ。

マクロレンズのようにレンズ交換しなくてもよく、レンズの前にフィルターを取り付けるだけだから

脱着も持ち運びも楽なのが一番。

早速、散歩に持ち出し撮ってみたのが2番目と3番目の写真。

マクロレンズほどバックはボケないが、ちょっと見にはマクロレンズで撮ったのと変わりはない。

これからマクロレンズを欲しいと思っている人はまずクローズアップレンズを試してみるのがいいだろう。

それでもやっぱりマクロレンズが欲しいとなれば、それからマクロを買っても遅くはない。





Kenko レンズフィルター AC クローズアップレンズ No.5 52mm 近接撮影用 352069
クリエーター情報なし
ケンコー


Kenko レンズフィルター MC クローズアップレンズ No.3 62mm 近接撮影用 362730
クリエーター情報なし
ケンコー


HAKUBA MCクローズアップレンズ No.4 67mm CF-CU467
クリエーター情報なし
ハクバ


意外に多い若い女性の運転中メール

2008-05-12 18:47:59 | 雑感
運転中にメール観光バスと衝突 長崎・平戸 9人重軽傷(西日本新聞) - goo ニュース

 「運転中にメールをしていた」のは24歳の女性ということだ。
道交法で運転中の携帯電話の操作、メールが禁止になって以後も、携帯電話を掛けながら片手運転をしている人をよく見かける。
それも案外女性が多い。

 それでなくても女性の運転は危ない。
 まず止まらない。
離合しにくい場所で、一般的には相手の車が通り過ぎるまで待つのが当たり前のような時でも、女性ドライバーの場合は突っ込んでくる。
とにかくブレーキペダルを踏むことを知らないようだ。

 次いで多いのが信号無視。
正確に言えば信号、標識の類を見ていない。
ただ、前の車について走っているだけだ。
だから前の車が進めば、すでに信号が赤になっていても止まらない。
踏むのはアクセルだけだ。
かといってしっかり踏むわけではない。
トロトロと、ただ前の車について走るだけだ。

 トロトロと走るといえば、これは比較的中年女性ドライバーに多いが、同乗者とおしゃべりをしている時は、ほぼ例外なくトロトロ走る。
だから危なくて仕方ない。

 危ないといえば、ウィンカーを出さずに突然曲がるのも女性に多い。
そんな風に女性ドライバーの多くは注意散漫なところにもってきて、運転しながら携帯電話をしたり、メールをするのだから事故が起きない方がおかしい。

 今回の事故の場合、女性が運転していた車の種類が書かれてないので分からないが、案外多いのがダンプや4駆などの大型自動車の運転をしながら携帯電話・メールをしている女性だ。
 これらの車で事故を起こした場合、相手に与える被害はかなり大きいものになる可能性がある。
 飲酒運転同様、この種の事故には厳罰で臨む必要があるだろう。


花にあふれるヨーロピアンリゾート【ハウステンボス】



女は顔に生活が表れる

2007-09-25 00:54:02 | 雑感
 2週間程前、ビックカメラでパソコン雑誌を立ち読みをしながら、なにげなく通路の方に目をやると通り過ぎかけていた女が立ち止まって、こちらを見た。
なんとなく見覚えのあるような顔だったが思い出せなかった。
すると女は一瞬困ったような顔をして、私の名前を呼んだ、ように聞こえた。
どうやら向こうはこちらを知っているらしい。
というか、こちらと目が合ったので仕方なく立ち止まって挨拶したという風だった。
それなのに、こちらが知らん顔をしているので、立ち去ろうかどうしようかと困っているようだった。

 女が再び何かを言った時にやっと気付いた。
昔何度か飲みに行ったことがあるバーのママだった。
足が遠のいて2年近くになるが、すっかり変わっていた。
黒木瞳似の口元が締まらない、どこか現実感の乏しい顔をしていたが、それが魅力で通う男は結構多かったようだ。
年齢はまだ40歳そこそこだと思うが、化粧が当時とは違っていた。
どこがどうというわけではないが、化粧の仕方に下品さが加わったというか、社会ズレした化粧になっていた。
一目で生活が荒れていると分かった。
荒れているといってもずさんな生活をしているという意味ではない。
物質的ではなく精神的にだ。
女の顔は生活リトマス試験紙みたいなもので、何も聞かなくてもその時の生活態度や精神的なものがすぐ顔に表れる。





また書きかけのブロが消えてしまった。

2007-07-08 12:39:54 | 雑感
 これで何度目だろう、書きかけのブログの内容が一瞬にして消えてしまったのは。
今回は比較的長い文章だっただけに、即座に書き直す気力は失せた。
いままで何度も同じ失敗をしているので、gooのブログ用原稿は別に書いてから、書き終わった内容をコピーするようにしている。
 しかし、最初から長くなると分かっているときはそれでいいが、ちょっと書きかけて結果としてある程度の長さになることはよくある。
そんな時は直接書いているから、あっと思った時は後の祭りで、いままで書いたものが跡形もなく消えている。

 たしかに新規投稿の画面には「記事編集中に別の画面(他のメニュー/プレビュー画面からのテキスト・画像リンクなど)にジャンプすると記事の内容が失われます。ご注意ください」と表示されている。
何度も同じ失敗をしているから分かってもいる。
それでも書いている途中でちょっと他のことに気を取られて、そちらの画面を見たりということはよくある。
この不注意な行動が悪いのだが、分かっていてもついやってしまう。

 それにしても長文の時には悔やまれる。
なんとか復元できる方法はないのか?
そう思っていろいろ探していたら、なんと方法があったのだ。

 ブラウザーによってはこうしたミスに備えて、復元機能を備えたものがあるのだ。
Lunascape(ルナスケープ)
という国産のブラウザーで、早稲田大学などが中心になって開発したものらしい。
使い勝手はIEによく似ているからブラウザーを乗り換えても操作性に何ら違和感がない。
 しかもエンジンにIEで採用されているエンジンの他にFirefoxなどで採用されているGeckoエンジンも搭載し、2つを切り替えられるので便利だ。
さらに使いやすいタブ型ブラウザーだから、いくつものHPを開き、タブで画面の切り替えが出来るから、他のページを参照しながらブログの原稿を書くときなどにはとても重宝する。
 まだルナスケープ
を知らない人は一度試してみるといいだろう。





7月下旬オープンのボンラパス花畑店

2007-06-22 17:14:06 | 雑感
 ボンラパス花畑店が福岡市南区花畑にオープンすることは数カ月前に当「栗野的視点」でも紹介したが、現地を覗いてみるとかなり外観が出来上がっていた。

ボンラパス花畑店は1年前、オーナー企業が福岡地所グループからハローデイに代わって初めての出店(正確に言えば西新店の閉店・移転になるかも)である。

オープン日は7月25日予定。

写真右端に見えるのは併設されるドラッグストアのマツモトキヨシだ。

場所は福岡自動車試験場南口。

 「ハローデイ、ボンラパスを福岡市花畑に出店」(4月9日の当ブログ)も参考に


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スカイプはヘッドホンよりハンディホンが便利

2007-03-23 18:28:32 | 雑感
 旅行に出る時、私が必ず持って行くものの中にノートパソコン、デジカメ、カードリーダー、スカイプ用のハンディホンがある。
デジカメは荷物に余裕があるときはニコンの一眼デジカメD50。リュック一つで出かける時はニコンクールピクス5700かペンタックスのコンパクトデジカメ330GSだ。
大きさと性能で一番活躍しているのはクールピクス5700だ
光学8倍ズームでレンズがf2.8-4.2と明るい。なぜ、このカメラを本格的な一眼レフ仕様にしなかったのかと思う。ファインダーで覗いている先が液晶画面なので戸外の明るい場所ではどうしても見にくいのが唯一の欠点といえる。

 カメラのことはさておき、旅先のホテル、特に海外で威力を発揮するのがスカイプだ。
国際電話のように通話料を気にすることなく話せるのがいい。
ただヘッドホンは荷物になるので、海外に出かける時以外は旅先でスカイプを使うことはほとんどなかったが、スカイプ用のハンディホンを買ってからは必ずハンディホンを持ち歩くようになった。なんといってもコンパクトで嵩張らないのがいい。
写真を見てもらえば分かるが携帯電話のような大きさなので持ちやすいし、操作も携帯電話とほとんど同じだ。
 ヘッドホンを使っていた時はコールが鳴ってからヘッドホンを装着して、と時間もかかっていたが、ハンディホンにしてからはその辺のタイムロスもなくなった。
 あとは携帯電話にスカイプを組み込んで欲しいが、いずれどこかの電話会社が組み込むに違いない。





大寒桜が満開

2007-02-25 23:20:57 | 雑感
 最初ちらっと見たときは梅の花だと思っていた。
まさか桜が今ごろ咲いているとは思わないものだから。
それにしては桜によく似ているなと思いつつ、いつも車で素通りしていた。
ちょうどカーブの場所ということもあり、花の上半分ぐらいしか見られなかったからである。
しかし、今日は日曜日なので思い切って確かめてみることにした。
なんとまごうことなき桜。
しかも、いまが満開だった。

 大寒桜(オオカンザクラ)というらしい。
寒桜の1種で、ソメイヨシノに比べると咲く時期がはるかに早い。
それにしても今年は暖冬の影響で例年より随分早く咲いたようだ。
大寒桜の特徴は花に密が多いこと。
そのため野鳥が蜜を吸いに群がってくる。
この写真の枝にもよく見ると鳥がとまっているのが見えるはずだが、アップしたサイズが小さいから見えないかもしれない。
場所は福岡市・小笹北公園。

 オオカンザクラの写真は「栗野的風景」にもアップしている。写真も大きく、数も多いので、そちらもご覧下さい。

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中国自動車道で事故相次ぐ

2006-12-29 23:56:19 | 雑感
 今回の帰省ではギリギリまで迷っていた。
迷ったのは交通機関である。
車で帰るか列車にするか、と。
持って帰る荷物のことを考えると車の方が便利なのだが、一人で車を7時間近くも運転するのはやはり疲れる。
列車だと読書をしながら帰れるのが一番だ。
それでも前日まで車での帰省の方に傾いていた。

 ところが昨夜、なんとなく自動車事故への巻き添えを心配した、というか、突然頭の中に、それこそ不意にそんな情景が浮かんだので、朝になって車を取り止め、新幹線で帰ることにした。
 その直後に母から電話で、朝になって雪が降り始め7cmも積もっていると連絡があった。

 新幹線が山口県に入った途端に雪景色が目に飛び込んできた。
車で帰っていると中国自動車道を走ることになる。
特に山口県側は中国山脈の尾根の辺りを通っているので標高も高い。
車だったら途中で立ち往生になっていたかも思ったが、やはり雪のため中国自動車道では事故が多発していた。

 午前9時過ぎ、山口市小郡真名の中国自動車道上り線で、トラックや乗用車など計12台が次々に衝突事故を起こしている。
また夜7時頃には中国自動車道の美作インターと作東インター間が衝突事故で交通止めになった。
 もし、車で走っていればいずれも巻き添えになっていたかもしれない。

 写真は津山線の車窓から撮ったもの。




酒も女もイモは嫌い。

2006-12-14 15:32:58 | 雑感
 寒くなると鍋料理が外でも家庭でも恋しくなる。
そして鍋にはなぜか日本酒。
焼酎もいいけどやはり日本酒が欲しくなる。
冬に燗をした日本酒を頂くのは本当においしい。
といいながら、私は最近外ではほとんど日本酒を飲まない。

 以前は日本酒党を自認していたが、もう5、6年前から「隠れ日本酒党」に変わった。
理由はいくつかあるが、居酒屋あたりで日本酒を頼むと冷やしたのしか持って来ないからだ。
ビールではないのだから、何でもかんでも冷やすなと言いたい。
持ってきた純米酒を「ぬる燗にしてくれ」というと「これは冷やして呑むんですから」という。
それなら燗酒、と言えば、今度は本醸造の大衆酒を持ってくる。

 ことほど左様に最近は日本酒のことをよく知らない人間が増えてきた。
一緒に呑む相手にしてからがそうだ。
日本酒は辛口がおいしい、と思い込み、バカの一つ覚えのように「辛口」と言う。
早い話がおいしい日本酒をおいしく呑めないのだ。
しかも、そこそこの値段で。
この、そこそこの値段というところが重要だ。
 だから、外では焼酎を呑むことにしている。
焼酎なら無難だ。
お湯割りか、水割りか、ロックだ。
関東方面では梅干しを入れて飲むのが流行ったそうだが、あれは邪道だ。
種類もイモ、麦、米といった材料による区別が中心だ。
以前、バーボンウィスキーを真似てトウモロコシを原料にした焼酎もあったが、最近は姿をほとんど見なない。

 ところで、最近ブームのイモ焼酎はずっと好きになれなかったし、いまでもほとんど飲まない。
20年以上も昔に飲んだイモの強烈な臭いと味の印象が残っていて、イモだけはいまもダメだ。
 ところが、この1、2か月イモを毎晩のように飲んでいる。
といっても自分で買って飲むわけではなく、もらい物だから飲んでいるのだが。
 飲んで分かったが、昔に比べて随分イモ臭さがなくなっている。
昔から、美人は3日で飽きるが、ブスには3日で馴れる、といわれるが本当だ。
いつの間にかイモにも馴らされている。
まあ、それはさておき、ここまでイモ臭さがなくなると女性でも好んで飲むのがよく分かる。
それとも同類相哀れむで、イモ同士仲良くしているのか。

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IHI元社長、稲葉興作氏の思い出

2006-12-03 01:15:49 | 雑感
 11月26日午前1時46分、石川島播磨重工業(IHI)の元社長、稲葉興作氏が亡くなられた。
マスコミに発表されたのは限られた身内だけで行われた密葬が終わった29日だった。
82歳。入院中とは耳にしていたが、まだ逝くには少し早いし、もう少し活躍して頂きたかった。

 私が稲葉さんにお会いしたのは1993年。もう13年も前になる。
当時、私はリクルート九州支社が発行していたトップインタビューマガジン「FACE ONE」の編集長をしていた。
 「九州経済の明日を語る」という企画で、九経連の会長や鹿児島・佐賀商工会議所会頭、九州経済同友会代表委員、JR九州社長など、各県、各界を代表する人達を取材して回ったが、どうしても九州外から九州はどう見られているのかを取材したいという欲求にかられてきた。

 そんな時、私の知人の中に稲葉さんの親戚筋に当たる人がいて、「稲葉なら九州にも時々来ているから、事前にスケジュールさえ分かれば、その時に会えますよ」と教えてくれた。
 ただ、この雑誌は九州の経営者を対象にしたものだったので、過去、九州外の人を取り上げたことがなかったので、いい申し出だったがIHIの社長ではちょっと企画内容と関係が薄いかな感じていた。
 ところがその後、東京商工会議所の会頭になられ、日本商工会議所の会頭をも兼務されたので、それなら日商の会頭という立場で話をしてもらおうと取材を申し込んだ。

 できれば福岡に来られた時に合わせて取材をしたいと思いIHI九州支社に取材依頼をすると、東京本社に申し込んでくれということになった。
それで東京本社に申し込んだのだが、知人から稲葉さんの方に事前に連絡が行っていたようで、東京に来るならいいよ、とすんなりOKになった。
 ただ稲葉さんは知人も一緒に来るものと思い、直接知人に電話をして、今度来るんでしょ、楽しみにしているよ、とその日の内に連絡されたから、取材に知人を同行する羽目にはなったが。

 お会いした印象は偉ぶったところがなく、とても気さくな方で、九州の財界にはいないタイプだった。
 九州についてお聞きすると、九州のポテンシャルを高く評価しつつも、東北は自由な雰囲気があるが、九州は「背広を着ないでいけるような雰囲気」に少し欠ける。「九州には人を受け入れる温かさがあるが、一方、お殿様とか地元の偉い人がいたりとエスタブリッシュメントもあるから」と話されたことがいまでも印象に残っている。
 もう一度何か機会をとらえてお会いしたいと思っていたが、いまとなってはそれもかなわぬこととなった。
 心から哀悼の意を表します

新福岡市長相手にとんだ恥さらしを。

2006-11-30 12:31:28 | 雑感
 人は時々勘違いをする。
でも、私に限っていえばとんでもない勘違いというのはまずなかった。
しかし、それも昨日までだ。
昨夜、ある人物を勘違いしたまま、好き勝手なことを喋ってしまった。

 時間は夜6時過ぎ。
ボールセミコンダクターの仲野さん達とお会いし、食事をするために今泉に向かっ
ていた時のことである。
警固神社の向かい側辺りで前から歩いてきた吉田新市長を見かけたので、「やあ」
という風に手を挙げて立ち止まった。

 彼は歩きながら携帯電話で話をしていたが、立ち止まったまま、それでもしばら
く相手と話をしていた。
そして電話を切り終わったのを待って
「栗野です。おめでとうございます」
 と話しかけた。
「以前お会いしてるでしょ。吉田さんがまだ経済部の部長だった頃、私が流通の講
演をした時に聞きに来られたじゃないですか」
 だが相手の反応が鈍かった。
「お会いしていますか」と思い出せない風なのだ。

 おいおい、よせよ。私と会ったのを忘れているのか、と少し落胆したが、まあ、
こちらもそれほど有名人ではないから仕方ないかと思い直し、話を続けた。
 「今後の市政運営をどうするのか」
 「メルマガは発行しないのか」
 「新市長のメルマガを待っている人もいるようだよ」
 「当選したからといって、あまり奢らないように」
 「議会対策も大変でしょうが、いずれにしても市民を味方に付けてやるしかない
でしょう」
 と、好き勝手なことを喋り、最後に「メルマガを発行したら私のアドレスにも送
って下さい。応援しますから頑張ってください」と挨拶して別れた。

 市長になってからの吉田氏と話すのは初めてだったが、私の記憶では以前一度会
っているはずだった。
 しかし、選挙中からずっと気になっていたことがあった。
顔が少し違うような気がしないでもなかったのだ。
だが、以前会ったのはもう5年も前のことだから、多少顔が変わっていても不思議
でもない。
名前はたしかに吉田だった、と記憶している。
でも、相手は私を覚えていないといった・・・。

 そこで、この疑問を解くべく、今朝、吉田氏を私に紹介してくれた人物に電話を
して確認することにした。
 結果は私の思い違いで、紹介されたのは経済部のK氏だったのだ。
K氏と吉田氏では全然名字が違う。
なぜ、いつ、混同したのだろうか。
とんだ恥さらしをしたものだ。
電話の相手からは大笑いされた。
「栗野さんでもそんな恥を掻くことがあるのね」だって。
まあ、これも老人力が付いてきた証し。
老人力が付いてくると臆することなく人に話しかけられるようになる。
ただ、相手にとってはとんだ迷惑だったかも分からないが。

2000億円市場を作った男の

すごいビジネスモデルをご紹介!



やはり安心できるNTT系サーバー

2006-11-28 16:38:51 | 雑感
 少し前にサーバーが突然一杯になり、一切のメールを受け付けないトラブルに見舞われたが、原因はウェブメールだった。
レンタルサーバーはNTTグループのWebARENA Suite2
を使っているが、同サーバーはウェブメールの利用も無料でできるようになっているので、それを利用する設定にしていた。

 ウェブメールを利用すればメールサーバーに届いたメールをインターネット上で読むことができる。
つまり、わざわざ携帯電話に転送したりしなくても、携帯電話でインターネットに接続すれば、自分に届いたメールを読むことができるのだ。
携帯電話だとちょっと長いメールはサイズオーバーで読めないが、ウェブメールの場合は全文読むことができるから非常に便利だ。

 ところが、このウェブメールのゴミ箱の中から完全にメールを削除する設定をしていなかったため、受信メールがどんどん増え容量を目一杯使ったため、新規メールの受信が不能になったのだ。
 通常のメールはサーバーから受信後3、4日で自動的に削除する設定にしていたから、ウェブメールもそれで削除されると思っていたのが勘違いで、ウェブメールの削除は別に設定する仕様になっていた。
まあ、こちらがマニュアルをしっかり見てなかったミスだ。

 それにしても感心したのはNTTPCの対応だ。
同社の場合、問い合わせはすべてメールでしか受け付けないのだが、朝問い合わせると確実に夕方までに対処法を紹介したメールが届くのだ。
 最初に容量一杯で受信不能になって4日後に再び同じ症状で容量が一杯になった原因は、受信できなかった間のメールを4回ほどサーバーが受信しにいくらしく、その間のメールがまるでスパムメールのように繰り返し受信され、あっという間に再び容量が一杯になったのだった。

 しかし、この時はサーバーの容量を一時的に150Mから一気に2000Mまで開放してくれたので、問題なく処理することができた。
この辺りの対応はサスガと感心した。

 プロバイダーやサーバーは問題が起こった時の対処方法や対処能力で善し悪しがはっきり分かれる。
料金的にはWebARENA Suite2よりはるかに安いところはいくらでもあるが、やはりNTTPCを選んでよかったと、いまさらながらに思った。
お勧めのホスティングサーバーである。

解約率1%のレンタルサーバー WebARENA Suite2