栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

日本社会はなぜ「忖度」が好きなのか

2017-09-30 12:00:00 | 視点
 言葉は生き物だから使わなければどんどん忘れ去られ表舞台から消えていく。
辛うじて時代小説や文学の中に時折顔を出すものはまだいい方で、辞書の中だけが存在場所になっている言葉も結構ある。
 ところが、ある時思わぬ形で脚光を浴び、年末恒例の「流行語大賞」候補に躍り出たりすることもあるから面白い。
「忖度」は間違いなくそんな言葉の一つだろう。

 「忖度」にしろ「空気を読む」ことにしろ、そのこと自体は悪いことではない。むしろ物事を円滑に進めたり、場の雰囲気を和ませる役割がある。控えめで、他と違うことをしたがらない日本人の性格が生んだ生き方と言ってもいいだろう。横並びが好きで、というか、他と違うことをすると目立ち、他のやっかみを買い、「出る釘は打たれる」のを嫌うからだ。

 それにしても、なぜ日本人は横並びしたがるのか。

 森友学園・加計学園問題の裏にはこうした構造があった。


 全文は「まぐまぐ」内の「栗野的視点」

 「リエゾン九州」HP内の「栗野的視点」にも収録していきますが、「まぐまぐ」よりは遅れます。




当てる!ロト6

山口市・小鯖八幡宮の彼岸花

2017-09-27 17:50:03 | 視点

 この日は迷っていた。

山陽道を走って美作(みまさか)まで行くか、中国道を走るか。

美東SAで休憩した時、インフォメーションで彼岸花の開花情報を

尋ねると、近くでは山口市の小鯖(おさば)八幡宮参道の彼岸花が有名と

教えられた。しかも見頃と言う。

それで中国道を走ることに決めた。


 山口は紅葉を見るため何度か立ち寄ったことはあるが

彼岸花は初めてだった。

もちろん小鯖八幡宮の名前も存在も知らなかった。

海沿いでもないのに、なぜ地名に魚の名前が付いているのか

不思議だったが、小鯖八幡宮の正式名称は鰐鳴八幡宮と言い

鰐が別れを惜しんで鳴いたことから付いたらしい。

鰐が海にいるわけはないので鰐と言われているものは

イルカのことではないだろうかなどと考えを巡らしながら

通称、小鯖八幡宮に着いた。


 参道はすでに多くの観光客で賑わっていたし、

中にはバスツアーで来た人達もいた。

クラブツーリズムのバッジを付けていたので

どういうコースを巡るのか尋ねると、ミステリーツアーだから

どこにいくのか分からないとの返事。

こんな所を巡るならクラブツーリズムのツアーも面白いかなと思った次第。













赤い彼岸花と白い蕎麦の花と列車

2017-09-26 18:29:17 | 視点

 真っ赤に咲いた彼岸花と白く咲いた蕎麦の花を

見ながらJRの気動車が警笛を鳴らしながら走る。

まるでここが見どころと言わんばかりに

運転士が警笛を鳴らして乗客の注意を喚起する。

「数日前なら蕎麦の花が白かったんですがね。

ちょっと枯れかけているでしょ」

線路脇の家の主人と立ち話をしながら

「ここは撮影の絶好のポイントですよ」と

地元の人にこちらが逆に教えていると、

そう言われて少し気の毒がられた。




 180&度視線を反対側に向けると国道脇の土手を

彼岸花が赤く染めている光景も見られる。

ここは美作市の隠れた絶好ポイント。

場所は美作市川北




岡山・児島の彼岸花群生地

2017-09-25 20:38:03 | 視点

 この時期、岡山県、特に県北は至るところで真っ赤に咲いた

彼岸花を見ることができるが、群生地となると中々難しい。

県内で群生地と言えば有名なのは真庭市・川東公園ぐらいで

ほかにはないと思っていたが県南の児島に群生地があるらしい。

それも期間限定でオープンしていると聞き、冗談かと思った。

彼岸花の群生地で期間限定オープン、しかも期間中は入場無料なんて

いままで聞いたことがなかったからだ。

でとりあえず行ってみた。


 実はこの日、兵庫県多可町か鳥取県米子市淀江町に行こうと考えていた。

淀江町は昨年か1昨年行ったので今年は兵庫県にするかなどと

迷っていたが、児島の期間限定に引かれた。

行って分かったが、ここは自生地ではなく植裁地。

それでもというか、それだからこそというか彼岸花の数は

真庭の自生地に負けてはいなかった。

花回廊というだけあり花数と規模ではこちらの方がはるかに勝っていた。




 向こうに見えるのは阿部池。(下の写真)

その奥には岡南飛行場がある。






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交差点に咲いた黄、白の彼岸花

2017-09-17 15:32:17 | 視点


 ここ数日の気温の低下で一気に彼岸花が咲き始めたが、

福岡市南区長住3丁目交差点角の小さな花壇では

黄色と白色の彼岸花が咲いていた。

昨年まで見たことがないから今年植えられたのだろう。

 黄色い彼岸花は正式には鍾馗水仙(ショウキスイセン)。

一応、ヒガンバナ科に属するから黄花彼岸花といっても間違いではないが

鍾馗水仙、鍾馗蘭、リコリスなどと呼ばれる。

四国から九州・沖縄にかけて自生するらしいが、

一般的に街中や住宅地で見かけるのは観賞用に栽培されたもの。

赤い彼岸花よりちょっと前に咲くようだが、

最近は白い花と同じく結構見かけるようになった。






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やっと咲き始めた彼岸花

2017-09-15 22:28:17 | 視点


 例年ならもう咲いている彼岸花だが、今年はやっと咲き始めたというところ。

今年は残暑、それとも異常気象の影響なのかいつもより遅い咲き始め。

彼岸花は気温が25度まで下がると咲き出すというから

日中はもちろん夜間温度もあまり下がらなかったと言える。

それでもお彼岸の頃にはきっちり帳尻を合わせるように咲く。





 撮影場所:福岡市南区桧原
 撮影日:9月14日