左端で踊っている若者の踊りがエネルギッシュで
阿波おどりの範疇を超えているのではないかと思わせるぐらいに
宙を飛び、床を蹴り、跳ねていた。
四国・香川が讃岐うどんなら、徳島は阿波おどり。
讃岐うどんは季節を問わずいつ行っても食べられるが、阿波踊りが観られるのはお盆の時のみ。
そう思っていたが、観光客用に阿波おどり会館で午前と午後に実演が開催されていた。
時間を調べて行けば本場の阿波おどりが楽しめる。
といっても出演者の人数は限られているから8月のイベント時のような醍醐味は味わえないが。
だが、その代わりに身近で観賞することができるし、阿波おどりの手ほどきもしてもらえる。
阿波おどりがこんなに色っぽいとはこの時初めて知った。
えらいやっちゃった、えらいやっちゃった、よい、よい、よい
と踊り狂うのとはまた別のしっとりとした踊りを魅せられた。