ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

庭に咲いた馬酔木

2014年02月27日 | 日記
庭に馬酔木の白い花が咲きました。
40数年前に小さな建売住宅を買ったとき、田舎の山から
採って庭に植えた小さな株が成長しました。
それは5月の連休のときで、山で一番目立った赤茶けた若葉
の茂る木の根から出た株を抜いてきました。





それが有毒成分を含んだ馬酔木(あしび、またはあせび)
とわかったのは数年後でした。
毎年元気な枝が出て強く剪定するので花が咲くことは滅多に
ありませんでした。
10数年前から花の管理人が剪定を手加減したら、白い花が
咲くようになりました。
40数年の歳月がたって樹勢が落ち着いたのかも知れません。

馬酔木の花は万葉人に好かれたようで、万葉集に10数首
詠まれています。
わが背子にわが恋ふらくは奥山の
あしびの花の今盛りなり 詠み人知らず

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。